帰還に当たりて同胞に告ぐ(一)
- AI summary (β)
- 松井です。昨年8月に大名を廃してから半年間、昆南の各地を転々としていましたが、今回天命により帝都に帰還することになりました。春23日に相模関に上陸し、懐かしい地に足を踏み入れました。上陸後、各地で熱烈な歓迎を受け、特に東京駅では官民からの熱意ある歓迎を受けました。26日には早間御用邸での行事もあり、すべてが歓迎一色でした。 大元帥陛下からは、私が軍司令官として国際関係の複雑さと困難な選挙区の中で軍の義務を果たすことができるようにとのお言葉をいただき、将兵の忠誠を深く感じました。中志方面の勝利は私個人のものではなく、全勝志の努力の結果です。私は直ちに中志方面での勝利を新司令官方大将に伝達するよう依頼しました。以上です。
- pid
- 1324458
- date
- 1938-05
- note
- 商品番号 : J-54320, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 講演
- year
- 1938
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- (陸軍大将)松井 石根 閣下
- duration
- 138
- persName
- (陸軍大将)松井 石根 閣下
- publisher
- ビクター
私、松井でございます。
昨年8月、大名を廃して以来、半歳、
昆南の各地に転遷いたしておりましたが、
このたび天命に接し、帝都に帰還いたすことにない。
春23日、相模関に上陸し、
懐かしの遭遇に第一歩を引きました。
上陸以来、遠藤各地において熱烈なる歓迎をかたじけのし、
なお、東京駅等においては、官民の熱意こもる歓迎、後帯、
さらに26日、早間御用邸に施行、選挙、草状を含めいたしまして、
すべてが歓迎そのもののほかありません。
ことに、大元帥陛下には、特に弱くなる直後をかしせられ、
新松井が軍司令官として、
錯綜せる国際関係と困難なる選挙区とのあいだりさし、
欲好軍の義務を強がりに専用することを可能あらせられ、
なお、特に将兵の忠烈を思い、深くこれを読みするのを思う気も伝えせたまえ。
わたくしは、ただただ強く歓迎いたしました。
けだし、中志方面の勝利は決して松井一個人のものでなく、
全勝志の優等の結果であるからであります。
となりまして、わたくしは直ちに中志方面において、
なお、軍戦中の勝志に対し、
これが伝達方を新司令官方大将に依頼いたした次第であります。
以上で終わります。