講談;太閤記の内「大徳寺焼香の場」(六)
- AI summary (β)
- この文章は、柴田滝川の景色や人物、出来事について描写しています。具体的には、金字岩流や日式の風景、立井鶴や黒御医者の仕立て、菊や桜の冠、菱鶴織りの石材、大谷の玉の帯などが描かれています。また、秀吉や他の有名な人物たちの行動や姿勢についても言及されています。最終的に、秀吉が三坊志丸を抱きまいらせ、長谷川田後の神にしごかせ、その身もつき添い立てまつり、神教院を封印する場面が描かれています。
- pid
- 1325939
- note
- 商品番号 : AK-811B, デジタル変換後ノイズ除去 : 無
- genre
- 講談
- creators
- 一龍斎 貞山
- duration
- 200
- persName
- 一龍斎 貞山
- publisher
- コロムビア(NHK)
柴田滝川景色を変えてみてあれば、
こなたなる金字岩流二十尾し日式のまんまぐさっと巻き上げ、
立井鶴を見れば黒御医者の仕立てでいそこを抱かき、
菊の数かしゃ花桜の冠ががといただき、
菱鶴織りの石材にあわさぎやつ富士形の差し抜け、
大谷には玉の帯ごしくみーと爽やかに、
裾はるかに敷立てられ毛糸を打ったる羅伝の立ち縄きばさみ、
ゆんでに三本をしまる秀の武功を抱きまぎらせ、
右の手に軽釈をもって立ち入れたるは、
おたけ最高の出見、
三義に三陽三海道の説当し、
中国の丹代京都の諸次第を兼ね、
売衆しめじの大社橋場をこぎえ賞賞、
仏禅の神平の秀吉、
やってたけからず恩慮利奉献の三つを守り、
知事義勇の三徳を顕微して太刀裂ぐ大脇ばさみ、
北海をもしとまたぎに虎猿の意気を威風、
とうとうとあらわるれば、
おぬそばには藤戸越えの大門、
三本をしまるが月びた長谷川、
丹後の神月そぎ立てまつる、
うしろをみれば当時天下に有名の荒御所、
加藤虎之助、福島一松、脇坂陣内、
堀尾之助、桜井佐吉、
のしめ朝神下にて物立ち律しく取り上げ、
いかものづくりの大脇ざしを横たや八方越え真中を配り、
本日こそ死人蓄善の神へ無礼な奴、
つかみ殺してクレンズと大徳寺の本堂をよろり、
よろりと睨みまわす。
中にも睨みのきく清まさが、
身の丈七尺五寸、顔の長さ一尺三寸、
したがって目玉もでかく、これは睨みがききました。
秀吉再び大恩に、
いかに信を信たかの不保護者、
柴田滝川の府中府に、
かたじけなくも天下の御家徳三坊志丸秀信公、
御証拠をすまざるうちに死に、
近づかんなぞとはかなわぬ望み、
控えめされといやってたけく。
抱きまいらせし三坊志丸をおりやく、
長谷川田後の神にしごいたさせ、
その身もつき添い立てまつり、
蒼穹陰伝の礼禅にすすめば、
神教院を封印。
白木の台の三坊へ、
細文をのせて秀吉の前に直す。