講談;赤穂義士銘々傳「吉良邸討入」(七)

AI summary (β)
菅野家藩の女王が大石殿からの公約を受け取り、軍中での功績を称えられた。堀部やべえ金丸は74歳で討ち入りに参加し、若者に負けない勇気を見せたが、足が悪くて転倒。堀部やすべえが父を助けようとしたが、父は自分で対処しようとした。最終的に堀部金丸は大石とともに細川邸に預けられ、細川家から手厚い待遇を受けた。
pid
1325948
note
商品番号 : AK-816A, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講談
genre
講談
creators
一龍斎 貞山
duration
172
persName
一龍斎 貞山
publisher
コロムビア(NHK)
わずかなれど方から流れる地を 菅野家藩の女王は吹き取り 大石殿より渡りし公約 気づぐすり軍中功 即名功とも唱える それを唐七に張ってやりました 一礼して竹林は奥へ この時 堀部やべえ金丸は 廊下へかかりし時 助人の一人 新谷七郎 うん おいぼれ ほい やうぬ おいぼれとは 罵ったりきたれ 七十四歳にして きらていに討ち入る やべえ金丸 年寄りと言うてもしなたで 孫の面倒を見ている おじいさんとは ちょっと違います 若き者をしのぐ勇気 ぼつぼつたるものです えい 八郎が己の足を払ってきた やべえ金丸 ひらっと飛んだんですが 心持ちはひらっと飛んだつもりでも 七十四歳身が重く 飛びそぐないました 足が悪かったです さあ 縁から落ちたとこ えたりと侵害が きらんと成した 後ろに来たる者は 堀部やすべえ 敵を後ろから斬ることは 至強だと言うていれば 目の前に己の父は撃たれます 至強未練は 言うておられませんわ 父が落ちた 侵害が斬ろうとした後ろより えい 責のまごろく ただ人たちに 父上 お危ないとこでした やすべえか 何を余計なことをする 何がお危ない こんな若いやつは相手に ただ斬ったんでは ひょうがない 落ちたと見せて下から 救い上げてくれてやろうと思った 己は己の相手を探せ 何で人の相手を取る それは悪いことをいたしました ありがとよか 何か一言礼でも 言いそうなものが このおじいさん なかなかそんな 弱い気ではありませんわ 敵を討って敷き上げ 敷の大名へ分けて預けられた 大石とともに 堀辺金丸は細川邸へ預けられました 細川の屋敷があこう岸への待遇は 実に痛めりつくせりだったと申します