詩朗讀 汐首岬・邪宗門秘曲
- AI summary (β)
- この文章は、詩的な表現が多く含まれており、具体的な内容を一言で要約するのは難しいですが、以下のように要約できます。 この詩は、自然の美しさや歴史、神秘的な存在、そして人々の心の動きや信仰について描かれています。波や風、雲などの自然現象が鮮やかに描写され、古代のアイヌ文化や神々の存在が感じられます。また、信仰や祈り、芸術的な要素も含まれており、全体としては深い感情と美しさが表現されています。
- pid
- 2914981
- note
- 商品番号 : 203020_33449-A, デジタル変換後ノイズ除去 : なし
- genre
- 不明
- creators
- 北原 白秋
- duration
- 185
- persName
- 北原 白秋
- publisher
- コロムビア
塩首咲き
唐々と波さやぐ塩首咲き
鮮やけし荒草の草さみどり
わげにいにしえのあいぬもしり
くととえよいまにしてへのさきさき
あじがものうきなずむ海こえきて
ふきあがるたて雲のほうあおげば
なつよげに声はありかむゆから
その声はかぜとみちけりひびけり
ふがらかやすがし波の大ひろ波の
ふきの波のひたつびと黒ぽくくる
よびよげに神はありおいなかむり
さながらにたつかげのすのはだかを
こうすぎてかんながらみはあたらし
こうすぎてわがいぶきよみがえらん
ひとよげにした心すぐなる神
しらくものふきあがる国おもえや
とうとうとうなみさやぐしをくびざき
あざやけし荒草の草さみどり
わげにいにしえのあいぬもしり
くととえよいまにしてへのさきさき
じゃしゅうもんきょく
われはおもうまっせのじゃしゅう
きりしたんじゅうすのまほ
くろうふねのかひたんを
こうもうのふかし国を
いろあかきびどろをにおいとき
あんじゃべいる
たんぱんのさんとめいじまを
はたあらきちんたのさけを
まみあおきどみにかびとは
だらにずしめにもかたる
きんせいのしゅうもんしゅんを
あるはまたちにそむくろす
けしつぶをりんごのごとくみす
というきれんのうつら
あらいそのすらをものぞく
のびちじむきなるめがねを
いはまたいしもてつくり
なめいしのしろきちおは
じやまんのつぼにもられて
よとなればひともるという
かのはしきえれきのいめは
びろほどのくゆりにまじり
めずらなるつきのせかいの
とりけものうつすときけり
あるはきくけはいのしろは
どくそうのはなよりしぼり
くされたるいしのあぶらに
えがくちょうまりやのぞうよ
またらてんほるとがらの
よこつりあおなるかなは
うつくしきさいえ
かなしきかんらくのねにかもみつ
いざさらばわれらにたまえ
げんわくのばてれんそんじゃ
ものとしをせつなにちじめ
ちのはりきちにちしすともおしからし
にごはごくいかのくしきくれないのいめ
ぜんすまろきょうをいのりに
みもたまもくゆりこがる