落語 二十四孝(上)

AI summary (β)
この文章は、複数の登場人物が混乱した会話を繰り広げる場面を描いています。内容は、猫が魚を盗んだことに対する怒りや、親孝行の話、そしてそれにまつわる逸話が混ざり合っています。特に、猫が魚を盗んだことに対する怒りが中心となり、その後、親孝行の話に移り、氷を溶かして鯉を捕まえる話や、竹の子を探す話が続きます。全体的に、登場人物たちの会話は混乱しており、具体的な結論には至っていません。
pid
2915025
note
商品番号 : 71897_65328-A, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 落語
genre
落語
creators
柳家 小さん
duration
195
persName
柳家 小さん
publisher
リーガル
さあ、泥棒猫ごちそうさ。ほい来て尋常に勝負しろ。 おいおい、何を騒いでるんだ。 ま、ま、まちなってことよ。 え、わしだ。 うーん、サハイ人だよ。俺だ。 ああ、サハイだ。 なんて、サハイのつぼやきめ。 なんたつぼやきとは。 ま、ま、静かにしろ。 どうしたってんだ、クマ子。 ねえ、ま、きつくねえ。 さっき、味を十三買ったんだ。 から、これは魚に一杯飲もうと思って、 湯からいって、ケイチしてみると言うと、 十三の味は影も形もねえ。 から、かかわに聞いたら、 隣の猫が来て食われてったって言うからね、 魚は十三あるんだと。 ねえ、一匹ずつ食われてきては十三たびだ。 二匹ずつ食われてったって、 六たび半くらいだ。 てめえたちは、かかわとババアと 二匹で頑張ってやって、 一人の猫が持ってくのがわからねえかってんだ。 おい、人間は二匹で猫は一人とは何だ。 猫にも取るからと言ったんだ。 百人差あるから、かかわ張り倒したらね。 ほんだ、ちょうちんババアが口を出しやがって、 ちょうちんババアとは何だ。 この頃は縦にしわになってきあって、 からがさババアだ。 なんてことを言うんだ、存在の。 お前のところみたいに、 三日にあげず喧嘩をするな。 そんなことはねえやね。 三日にあげずなんていうことはねえ。 最低、毎日やらかしがしてね。 昨日やらねえと、 今日固めて二つやるようにして、 そんなに喧嘩をされてたまるか。 高校をしなさい。 校は百校のもと、 無二校や万能校の利き目より、 親校、校は何につけても。 しびしもやけ赤切れの妙薬と、 熊の公薬じゃない。 高校のしたい自分に親はなし、 さらばとて石に布団も着せられず。 ああ、そうかね。 高校をつける自分になすはなしと、 さらばとてきゅうりは縄でかじられず。 まるで違ってるわ。 もろこしには二重志向というものがあってな。 ええ、そうですね。 二重志向で。 知ってなさるか。 ええ、知んなさらね。 なんだかな。 その中に王将という方が、 けいぼていからママ母につかえて、 体操高校を尽くした。 寒中のことで、 おっかさんが鯉が食べたいというので、 うらの池へ来てみると、 一面の厚氷。 素裸になって、 腹の温かまりで氷を溶かした。 腹で氷を溶かそうと、 氷の上、素裸で寝ていた。 へえ、どうしようして。 氷が溶けると、 中から鯉が跳ね上がったな。 冗談言っちゃいけないんや。 氷の上へ転がって済ましてんだら、 白熊にわざわらひばわりで、 ふむん死んじまわない。 いや、それが間違いがないというのは、 親高校の徳によって天の感ずるところだ。 へえ、天の感ずるかね。 まだ不思議なことにはな、 妄想という方があってな。 じゃあ、それでおしまいだな。 なぜ? へえ、妄想はないと。 何を馬鹿なことを言うのだ。 この人もやはりおっかさんがあったな。 へえ、もろこしてところは、 おふくろばかりで、 ばばばかりで、 心臓のいねえ国がねえ。 いや、そんなことはない。 やはり寒中のことでな、 かけのこが食べたいというので、 裏の高谷部へ来て漁ってみたが、 折しも降り積もる雪の中、 なかなか竹の子が見当たらん。 竹の子がなくては高校ができないとな、 天をにらんで立ってた。 へえ、天をにらんで竹の子が出ねえんだから、 やぶにらめそうなもんじゃねえか。 見当が違ってんな。 それから始まったんだな。 へえ、やぶにらめの妄想だ。 無稽なことを言うな。