短歌朗読:石川 啄木集

AI summary (β)
この詩は、故郷や青春の思い出、そして現在の孤独や悲しみを描いています。友人との思い出や言いそびれた言葉が胸に残り、命の儚さを感じています。少年時代の純粋な心や自然の美しさを懐かしみつつ、都会での孤独な日々を過ごしています。最後に、都会の白砂の磯で泣きながら蟹と戯れる姿が描かれ、孤独と悲しみが強調されています。
pid
3571315
date
1936-06
note
商品番号 : 33289, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 短歌朗読
year
1936
genre
文学作品の朗読、解説
creators
石川 啄木[作詞], 照井 瀴三
duration
218
persName
石川 啄木, 照井 瀴三
publisher
コロムビア(戦前)
箱立ての青ヤギ蝶こそ悲しけれ 友の恋唄やぐるまの花 かの時に言いそびれたる 大切の言葉は今も胸に残れど 命なき砂の悲しさよ さらさらと握れば 指の間よりおつ 小塚田のお城の草に寝ころびて 空にすわれし十五の心 憂いある少年の目にうらやみき 小鳥のとぶを飛びて唄う ふるさとの山に向かいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな と泣く我に歩み寄り手を握り またいつとなく去りゆく人々 日のごとしきょうの心をわくひなり 目に青空のけむり悲しもう とぞれど心に浮ぶ何もなし 淋しくもまた目をあけるかな 都会の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹と戯る