徐州戰線より(開戰第二日)(二)
- AI summary (β)
- 要約: 地上部隊に向かって進んでくる敵に対し、我が戦闘機が攻撃を開始しました。空中戦が展開され、激しい戦闘の末、敵機が次々と撃墜されました。約15分間の戦闘の後、我が地上部隊は敵を破り、拠点を占領しました。戦闘の成功により、地上部隊は歓声を上げ、万歳の声が戦場に響き渡りました。
- pid
- 3573513
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-58, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
- year
- 0
- genre
- 文学作品以外の朗読、解説
- creators
- 日本放送協會 河西アナウンサー
- duration
- 180
- persName
- 日本放送協會 河西アナウンサー
- publisher
- コロムビア
さらに急に地上○○部隊に向かって進んできます。
これに対峙する地上部隊の丁度中間。
この上空、我が戦闘機は軽々に雪の海に乗りました。
その角度は50度内、60度。
震災決めたこの一時、我が戦闘部隊調子は、
攻撃耐性十分と見るや、攻撃対策を愛じ、左右の両翼がブルブルっと震え始めました。
そう見る間に、第1編隊長の両翼もまたブルブルっと左右に揺れ始めます。
そうしたまま間もなく、我が攻撃部隊は、各自敵の編隊に分けまして背後を襲いかかりました。
見る間に敵もそれと知りや、ここに大空いっぱいと思われるほど、
敵味方ゆうゆう数値が入り乱れても、大空中戦が展開されていきます。
彼と俺、もちろん機関銃の煙が糸を引きます。
この方法とし、あるいは逆転、引き返りと引き尽くすまはもちろんありません。
引き蓋を引いてから、わずか3分、わずか3分、3つの飛行士が火を吹き、
黒煙をあげて、機場を目上げて、めっさかさまに落ちていきます。
約3,000mの高度は、いつの間にか約1,000mに降りております。
もう、オンツーオアレスの倒裂戦です。
落とされたのは味方は敵か、見極める余裕は全然ありません。
飛行機より、いつだって命中しない弾が、地上に散ってまいります。
地上の弾、あれよあれよと、手に汗を握る。
さらに一匹、また一匹。
パラシュートが、ぱっとあちこちに開きます。
地上にあるものは、垂れ一人として声を上げるものはありません。
猛烈な火炎と、めいろっと燃え上がる赤い炎が、目につきます。
落ちていく飛行士を見つめます。
さらに、大空を見つめます。
約10分間の戦い、約10分間の戦い。
ただ、無休の観戦といえるでしょう。
やがて、大空にはいつの間にか、2機集まり、あるいは3機集まり、10機集まり、
猶予たる戦隊飛行を聞いてて、我が丸々、地上部隊の上へ旋回しつつ、仕方を決めていきました。
この間の戦闘は、わずかに15分、わずか15分。
我が地上部隊の全員は、思わず我を忘れて拍手喝采。
救い大いに上がり、万歳の声が戦場に轟き渡りました。
かくて苦しい勢いに降ちた、地上部隊は、全面の敵を破って、
乱空を占拠、人形拠点を占領しましたことは、既に、通信をもって皆様、ご承知のとおりと存じます。