謹話 神宮御親拜の儀を拜承し奉りて(三)
- AI summary (β)
- この文章は、国家の総力戦を妨げる要因が存在する場合、日本人としての義務と忠誠心を持ってそれを排除し、国家のために協力し合うべきだという主張を述べています。個人や家庭においても、義理や情愛によって支えられているように、国家もまた公室と国民の強い結びつきによって繁栄するという考えが示されています。
- pid
- 3574024
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-761, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 謹話
- year
- 0
- genre
- 文学作品以外の朗読、解説
- creators
- 大政翼賛會副總裁 安藤 紀三郎
- duration
- 177
- persName
- 大政翼賛會副總裁 安藤 紀三郎
- publisher
- ニッチク
もし今日、国家の総力戦増強結集を阻害し、あるいはこれを集大せしむるがごとき、いわゆる国家の内容となるべき過言が今なお存在するといたしますならば、
いやしくも高温の熱きを知り、大義の重きをわきまえ、血あり何だある日本人たる以上、今日この全く恩仙礼のない神宮御神廃の正義を敗将いたし、
帝都の舗道を貸し込み建祭りまするとき、たれか何だをたれて陛下の御前に比例すし、過去の日をあらため、たとえ官民、その分を事にし所を別にするとも、
しなば諸共の覚悟を極めて互いに同心協力、せめては国内のことだけなりとも、親近を悩まし建祭りがごとき、不幸の赤子、不忠の神たる組織を受けざることを恋願わぬ者はないであろうと存ずる次第であります。
わたくしども一心一家のわたくしごとについてみましても、
神宮の大事がありまするごとに、
憎しんの親子兄弟夫婦、方友は申すもさらなり、
親戚、故郷、銀人相より愛はかり、愛いましめ、
その間に流露する麗しき義人情によりまして、
苦しみの中にもなお感謝の楽しみを味わい、悲しみのうちにもなお同情の情けを喜び、楽しみのうちにもまた深く忌むるところあって、明るく生き甲斐のある人生の一面を支えておるのでございます。
かように、一心一家のわたくしごとにおいてすら、義人情の絆によって人は生きてゆくのであります。
いわんや一心一家のもといである国家においては、
公室の御人事と万民の忠誠心の強い結合があってこそ、
公国の有縁なる流昌を記しうるのであります。