一谷嫩軍記 三段目之切(熊谷陣屋の段)(六)
- AI summary (β)
- この文章は、戦場での出来事を描写しています。戦士たちが夜明け前に戦いを始め、熊谷という人物が敵と激しく戦っています。熊谷は敵の若武者を捕らえようとし、その若武者の親も戦場にいることが示唆されています。戦いの中で、熊谷は自分の子供のことを思い出し、その悲しみが強調されています。
- pid
- 3579058
- date
- 1952-10
- note
- 商品番号 : NH-2038, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
- year
- 1952
- genre
- 三味線楽(浄瑠璃)
- creators
- 豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵[三味線]
- duration
- 292
- persName
- 豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵
- publisher
- ビクター
さても、さぬるむ床のよう、はや、しのうの目と分かる頃、
いちにぼうあらそいぬけがけのひらやま、くまがえうとれと、
ちっていでたるせいけのぐんぜい、
のぐにひとき、
よそ見し、
ひよどし、
さしものひらやま、あしらいかね、はがべむ、
しろあして、
にんどす、
てけのげのわかむしゃや、にがるてきにめのぼけそ、
くまがえ、これにしかえたり、かえせ、もどせ、
おにをもって、うちもねけを、
くまのがしがをたてなおし、
がみのうちものふたおちみくち、
いでやくまんと、わりょうながら、
まんずとくに、りょうばんあいに、どうとぼつ、
ようやわなんと、そのわかむしゃを、くみして、
いかしょうれいも、うんかおやくみとてもつれも、
かねくろろと、ふすまように、
としをいろはよう、わがこのとしぼう、
そだめてふたをやまし、
こそ、そのおなげきはいかばかりと、
こうもたるみのおもいのあまり、