一谷嫩軍記 三段目之切(熊谷陣屋の段)(十六)

AI summary (β)
その昔、母と共に雪の中で困っていたところを助けられたことがありました。その時の恩を忘れず、感謝の気持ちを持ち続けています。私は当時三歳で、その出来事は鮮明に覚えています。後に、しげもりが行方不明になり、よしつねがそのことを知って動揺しました。よしつねは、むねきよが自分を助けるために行動していることを知り、感謝の気持ちを抱きました。むねきよは、へいけの一族を助けるために尽力し、よしつねとよりともを支えました。最終的に、よしつねとよりともは、せいけの一族を滅ぼすことに成功しました。
pid
3579068
date
1952-10
note
商品番号 : NH-2043, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
year
1952
genre
三味線楽(浄瑠璃)
creators
豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵[三味線]
duration
326
persName
豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵
publisher
ビクター
そのむかし、母ときわのふところにんだかり、 くしみんのさとにてゆきにこいえしを、 なんにがなさけをもって、 おやこよにんがたすかり、 しうれしさ。 そのときはわれさんさいなりの おむかげはめさじにのこり、 みおぼやわるみけんのほころが、 がぐじでもさかくされまじ。 しげもりそっきょののったゆくえしれず、 とききしんをてっけんまでいたの、 まんぞくよときくよりみだろく、 つかつかとたちより、 よしつねのがおはなのうちながみ、 でもおそろしがってきたよの、 ろうしはまれながらにさとく、 そうしはみつにしてにんそうをしる、 とききしんをかくやへいびょうに むねきよとにられたうえは、 たびよしつねどの、 そのときこなたをみのもさずんば、 いまへいけのたてこもるてっかじがみに、 ひよどりごやもせむおとしたいしょうは、 ざるまいもの、 また、いけどのといいあわせ、 よりともをたすけるのは、 へいけはいまにさがやむもの、 むねきよがいっしょうのふか、 むねにつけても、 ごまつどのごり、 めいごのごりから、 へいげのむねに、 すいおいをし、 なんじむもんののがれみをかくし、 いしもんのわととむらげと、 もろこし、 ようざいに、 しるぶきんといつわり、 さんぜんりょうのうごんと、 わすれがたみのひめぎみ、 みかげのさとにみしりづき、 へいけのいちも、 さぎだしたもんかたがたのせきし、 ばんしゅいっこくなちこうや、 きんごくたこくにたてごきし、 せいしゅうのしれむせきと、 わみなこれ、 やへいびょうげむねきよが、 なんだのためと、 なんじしらずりよ、 こんどあつもれのせきと、 わつれいにみえすときも、 ごようしょうにて、 おんなかれむうせしゆえ、 おんかおわみおぼえねども、 こころへのふうぞくは、 ひやようしのぶ、 へいけのごきんだちならむとおもうより、 かからやくうけゆいしが、 さてはいのちにかわりし、 こじるうがぶたいのため、 このはまのせきとは、 あつもりのこころざしんでありけるか、 ちいごにてめいきすればとて、 わがたすけしよりともよしつね、 このりょうにんのぐんぱいにて、 せいけのいつもごきんだち、 いったかにほろぼるとあち、