落語:生貝(下)

AI summary (β)
内容を要約します。 ある人が若旦那の結婚祝いに魚を買おうと市場に行きます。彼は50円しか持っておらず、何とかその金額で魚を買おうと交渉します。最終的に、魚屋が特別に50円で魚を売ってくれます。彼はその魚を持って若旦那の家に行き、丁寧に挨拶をして結婚祝いを渡します。全体的に、ユーモラスなやり取りが繰り広げられます。
pid
8269205
note
商品番号 : 1784, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
genre
落語
creators
立花家 花橘
duration
195
persName
立花家 花橘
publisher
オリエント
家で食べるのやりへんねやがって。おもやの若旦那さんが今度お嫁さんもらやはったの。 つやよってにそれでお魚こうてお祝いにもっていたら、さっさん張りてやはかい。 一円の五十円でも入れてくれてみなはれや。そしたら五十千円やんとこに返してあとの残りで。 お米のごんごうとお漬物でもかや。今日半日ぐらいあんたとは定食さあにはどうにかこうにかいけるやないか。 あ、そのほうか。ありがたい。今いてくるわ。いっておいで。 おい魚や。ごめんなあれや。え、おいでや。 この金魚のおやかたなんぼえ。金魚のおやかたとはどうでや。 そらあんた財でやがん。あ、財か。 これなんぼえ。そら三円六十円や。これ五十円にまからんか。 そんな手洗いことほんわすかいな。 今こっちのこのうなぎのおやかたなんぼえ。なんでもあんたおやかたやな。 そらあんた刃もでやがん。あ、刃もか。 これなんぼえ。そら二円五十円や。これ五十円にまからんか。 そんな無茶は言うたらどうならんな。 そうか。今こっちのこの青いしなべたんなんぼえ。そらあんた青いしなべたんで塩鯖や。 あ、塩鯖か。 これなんぼえ。そら三十円や。これ五十円にまからんか。 おもろいってやなあんた。 どこの世界に三十円のもん五十円にねぎる人おんわすかいな。 そうかい。けどわいとにかくなんでもかまへんさかい。 五十円にまけてもらわんてえとわい腹てこてこやに。 うっち帰ったらままがない米がないねえ。 せいってにげんやんとこで五十円買っておまいとこで魚こうて。 よそいお祝いにもっていくねえ。 でおため入れてもろたらそのおためでままたべようとこういうわけやねえ。 どうぞ助けると思って五十円にまけて。 おもろいなあ。うっちならみな言うてしまいなあ。 なよろしこうしなよ。 そこになまがいが三倍のこってやんに。 そいつはいっぱい二十二三千円にうってたんだけどもそれにしてしまいちゃったがい。 でそれをそんだけ五十円にまけててあげますわ。 それもっておかえり。 そうか。大きなありがとう。 おいかが。 こうできたでこれなまがい三倍五十円って安いやろ。 まあ安かったしな。 まけてくれはったんか。 まけてくれて。 おい腹てこてこの一軒からげんやんとこで五十円買った一軒話したらそしたらまけてくれて。 まあそんなこと言いながんないな。みっともない。 さあこれをもやはにもっていって丁寧にあいさつしながれや。 今日もけっこうなお天気さんでございます。 うけたまありますればお宅の若旦那様にもお嫁子でおもらいあそばしたそうでおめでとう存じます。 これはまことにおそますにございますけれども長屋の津波のほかでございます。 おめにかけます。 さあ早よもっていといながれ。 そんなむったちことごちゃごちゃ言えるかいなおい。 そんなこと言わんと先祖父父親さんのとこ行ったときの工場で行かんか。 なんていうね。 やんばり風が変わりましたんと。 放置が早かったもんであったかい。 ひたびになりまってまあ大丈夫でやん。 それ何を言うねん。 嫁さんもらいあったとこ行って勝ちんまいが言えるかいなこのアホが。 急いながれ。 大騒ぎ。 お馴染みのお笑い。 おじさんがよろしいようでございますから。 どうもありがとうございました。