落語:餅つき(二)
- AI summary (β)
- 親父さんが寝てしまったが、嫁が一生懸命起こそうとしている。しかし、親父さんはなかなか起きない。親父さんは夢の中で祭りの行列を見ているようだ。周囲の人々は親父さんを起こそうとするが、なかなかうまくいかない。結局、親父さんはまだ起きず、周囲の人々は困惑している。
- pid
- 8269230
- note
- 商品番号 : 1912, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
- genre
- 落語
- creators
- 笑福亭 枝鶴
- duration
- 212
- persName
- 笑福亭 枝鶴
- publisher
- オリエント
親父さんは寝てしまいましたが、嫁は父八丁、父八丁、足筋掛けでせえらい起こしている。
これ、親父さん起きながらんか。
おいやの。
まあ、この親父さんの顔、裏顔もてかわかれへんがな。
出雲の神さんもわけがわからん、こんな親父さんと縁結ぶなんて。
ちょっと結んどいてくれたら、チャリほどけなとすんやけど、くそ結びに結んだりとことけへんがな。
おいや、花から承珍がしてるわ。
祭りの夢でもみてんやろかな。
ああ、承珍できてやった。
おお、あそい城が流れてる。
おお、またこっちからとぼってくるわ。
でんぐりでんぐり、あそいとぼってくる。
承珍行列の夢でもみてんやろかな。
これ、親父さん起きながらんか。
これ、親父さんいな。
これ、親父さん。
おお、おお。
ささ、かじか。
かじやらしなやがな。
ああ、親父さん起きながらんか。
これ、親父さんすんの忘れてんや。
忘れてんやらやがな。
早よ起きながらん。
おお、たぶいな。
もうひとばんのばしてもらやろか。
何をてんねん。
片づきごちゃついてきまやな。
片づきごちゃなんて。
はっ、はっ、はっ、はっ。
けんてんとおもてでよ。
おもてに突き刺されました。
たぶい自分ての遺族が始まったぞ。
おほほほほほほ。
おお、たぶいなあ。
おお、こたえよるなあ。
おお、あいた。
ちょっとたまうたしやがったね。
ええ、長屋のドア小屋。
かんのき入りやがった。
何があったのに、こんなぐらいかんのき入りに。
次のこのぐらいにぬっと入ったことあるかいな。
このうらからきゅうきゅうぬっとなっておんねん。
かんのきやったらおもてから入れとかんない。
いらんことかい。
かれきあがってからに。
おお、たぶいなあ。
おお、こたえよるで。
かめきっと、畳の原さんこっちにもってきとくまれや。
ゆうしかえとくまれ、てんじょううきまんね。
ああ、横町の竹をふさえ。
若いもんにふさえさしてきて、
こうなきょうがくをむかえるとこもあれわ。
もうちがうけんちよだかにおって、
かかのけつやさんなんとこもあるし。
かんがえてみると、てけんはいろいろや。
ああ、これいかんかぜへ行く。
かようやったろ、こら。
ええ、おたのみます。
ええ、おたのみます。
すずきさんちのこのうらにもへんが。
おたのみます。
すずきさんちのこのうらにもへんが。
すずきはひとつはそろえた。
おりや。
あほ、どことのせかいか。
あおもやさんがおりや。
ちゅうすとあるか。
ほら、うっかりつけ。
うっかりきなあれ。
ああ、よこちゃになあれ。
おお、われ横町とな。
いのうやへんへ行け。
いのうやへんからおだへんへ行けな。
なかむらのあたりでたいにあるやろし。
こうのぼってがいたらこっちまいってくれよ。
だれとおつれがあんのか。
おれひとりや。
なにをせん。
そうりゃ、おれひとりでつかまがんにほんでるさ。
つかまのうさじでしてんの。
なかむらのせんと、はよこっちへはいきなあれやな。