落語:妾通い(上)

AI summary (β)
この文章は、ある人物が世の中の不道徳や欲望について語り、特に男性の行動や態度について批判的に述べています。具体的には、男性が家庭を顧みずに外で遊び回る様子や、女性がその影響で苦労する様子が描かれています。また、登場人物が夜遅くに帰宅し、食事を取って休む場面も含まれています。全体として、社会の不道徳や個人の行動に対する風刺が込められた内容です。
pid
8269296
note
商品番号 : 2474, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
genre
落語
creators
立花家 花橘
duration
204
persName
立花家 花橘
publisher
オリエント
さて、相変わらずお笑いを一石申し上げます。 世の中は色と欲との不の世界とか申します。 当今新聞記事などを見ましても、 最低7億の出来事が多いようにもなりますが、 執事無敵は色の道とか申します。 個人は、固定位置が決まりますと、 生涯ミサオを固く守っていかんなら、 そこへ行きますと男というのはそろっぺえなもんです。 かかわとすさみは新しいのがいい、勝手なネット維新。 男の解除次第、手掻き置こうと目掻き置こうと足掻き置こうと勝手のまま、 そこへ行きますとご夫人はかわいそうにごらいます。 しかしご本才にも満足さち、おめかけにも満足さちとなりますと、 ずいぶん融資が下ごうと。 お宅で一晩お休みになりますと、明けの晩はお正宅。 お正宅と本宅と一晩交代にしておられますが、 こういう間に使われている鉄筒さんこと偉い才なん。 あかあか。 なあ、もう鉄筒手の商売は終わらしだしてきた。 もう鉄筒小僧廃業したのかしらん。 今頃まで待たじゃがって、また話が残ったる境もう先帰る。 もう十日回ったるがな。 止まるその身は面白いか知らんけども、 会議になってきたらええねん。 うち帰りゃおいで犯人、おかしい顔のひとつも出られん。 いやなことも言われんがな。 あおらになってきた。 ちょっとあげ。 ああ、どなた。 そら聞けます。 ああ、さだか。 今あけますぜ。 ちょっと待とう、こりゃ。 そこへ行きます。 ええと、待ちかたはおかたいもん。 なんぼよがふけましても、 旦那様がお会議になりまして、 ご挨拶が済んでからやないって、 お水もといてお休みになることはできません。 がらがらがら。 ああ、さだ。 大きにご苦労だ。 けらい遅おましたな。 お前一人帰って、 あの旦那さんな、 今晩もあのお仕事宅でお泊いでもらいますので。 まあ、そうか。 昨日もあっちで泊まって、 今夜もまたあっちでお泊いか。 ええ。 まあ、遅いよってね。 そんなこっちゃろ、そう思ってましたの。 えらい夜が明けて、 気のどってやったな。 お腹が空いてやろ。 さあ、ここにお前のもろさんがあるさかい。 これ食べて、さあ、お休み。 ええ。 いやあ、私、お腹大きいもらいますので。 なんぞ呼ばれてやったんかい。 ええ。 今度のお出かけさん、 なかなかよう気のつく方でございましてな。 行きますたんびに、 お寿司食べ、うなぎ食べ、 そら、うどん食べ、 よう気にしててくれありますので。 ああ、そうか。 えらいお腹が大きいの知らんもんやけど、 私が空気化してすんまえなんだな。 おまえみたいなつまらんものさしかげまして、 えらい気のどってやったな。 そら、おめでけさんはよう気がつきまさいな。 私は田舎もんで気がつきまへん。 さあ、おやすみ。