敵機爆音集:カーチスP40戦闘機に就いて
- AI summary (β)
- カーチスP-40戦闘機(トマホーク)は、アメリカ陸空軍が大東亜戦争前に威嚇的な宣伝を行っていたが、実際には日本の陸海空軍に多く撃ち落とされ、その脆さが露呈した機体です。しかし、現在も改良されて性能が向上し、第一線で活躍しています。この戦闘機の爆音は、液冷式発動機特有の鋭い響きと重みのある音が特徴で、高度によって音の特徴が変わります。高度1000mでは高周波音が明瞭に聞こえ、3000mでは弾続音と唸りが加わり、5000mでは軽く澄んだ唸り音になります。これらの音の特徴を理解し、研究することが重要です。
- pid
- 8275805
- note
- 商品番号 : 100733, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 敵機爆音集
- genre
- 自然音・効果音
- creators
- 千葉陸軍防空学校∥監修, 浅沼 博[解説]
- duration
- 181
- persName
- 千葉陸軍防空学校∥監修, 浅沼 博
- publisher
- ニッチク
カーチスP-40戦闘機
本機は駅名トマホークと称し、発動機は駅令式で、単発定翼単座戦闘機であります。
大東亜戦争の前、アメリカ陸空軍が我にカーチスP-40戦闘機ありと、成り物入りで彼一流の威嚇的宣伝を行っていたものでありますが、
いざ船艦を開いて見参してみると、聞くと見るとは大違い。
我が陸海空軍部隊及び防空部隊にバタバタ撃ち落とされて、その案外な脆さを暴露した広者でありますが、
現在もなおグラマン戦闘機とともに第一戦に盛んに出現し、またその後改良されてだいぶ性能も良くなりつつあると申しますから、
我々もその外形の特徴を見知るとともに、耳でもその爆音の特徴を知っておくことが必要であります。
この音盤は露隔したカーチスP-40一機を巡航速度をもって高度1000m、3000m、5000mの各種高度で飛行せひめ、その爆音を録音したものであります。
爆音の全般的な特徴を挙げますと、液霊式発動機独特の鋭い響き及び重みのある特徴音を持っています。
なお高度1000m及び3000mにおいては、高低角おおむね45度より直上90度程度において約3種類の合成音を感知することができ、
かつ1000mにおいては直上に近づくにしたがい、カーッというような高周波音に似た音を明瞭に掴むことができます。
しかし高度3000mになると、このカーッという音はほとんどなくなり、その代わりに弾続音とビューンというような感じの唸りを少し加えてきます。
高度5000mに達すると、ほとんど一つのような音だけになりまして、しかも軽くそして響くゴーン、あるいはグーンというような澄んだ柔らかい唸りを感じてきます。
なおこのほか、聴く人々の音感の程度により、様々な特徴音を掴むことができると思いますが、まず以上申し上げたような点を参考としてご研究願いたいのであります。