政治講演:政治の倫理化(三)
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 後藤 新平
- Label
- ニッポノホン
- Genre
- 講義、講演、演説
- Category (AI-assigned)
- 法律
- Keywords (AI-assigned)
- 社会生活, 自発的, 自治, 社会奉仕, 無私
- Notes
- 商品番号 : 15393, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講演
しかし、法律の追求するところは、いよいよ、天時、天晴の社会生活に傾きます。
全然自分を疎外しておるわけではないが、
ややもすれば、人類の法律的生活における最強、最低の機能を調整するのが優勝です。
真に全般の人類生活を円満にし、工場を引き締めるためには、
法理の迷途よりももっと広い、もっと豊かな自発的な事務と奉仕が必要であるが、
これはどうしても人々の人類的実生活の発動に混ざればなりません。
私は、この法理と人類の方面が混ぜるという申した自治政権を宣言する証拠として、
正々人に対し、第一、人のお世話にならぬよう、すなわち自主的自治の生活であります。
第二、人のお世話をするよう、すなわち社会奉仕の生活であります。
第三、そして無遂を求めぬよう、すなわち広報者の生活であります。
これを自主三欠と唱えておるが、この無遂を求めざるの愛と奉仕の生活が自治政権の拠地であります。
ここに至れば、もはや法理も人理もない、天理学の観念を超越した神業の境界、
神、人、自、そのものを表して、たとえば親がこのために過ごす子が、
親のために勤める家族生活はこの青春の最も麗しい発言であります。
こうして、かかる家族的生活の延長、拡大したものが我が公式と特定の関係で、
身においては君主に、行においては不主は、
実に我が特化家族主義の国体を確保せられたる権限でありますまいか。