歌舞伎劇;河内山宗俊(三)

Lyricist / composer / arranger / performer
河竹 黙阿弥[作詞], 中村 吉右衛門, 中村 吉之丞
Label
ニッポノホン
Genre
歌舞伎
Publication date
1925-07
Category (AI-assigned)
文学
Keywords (AI-assigned)
人物, 厳しい状況, お城, 覚悟, 選択
Notes
商品番号 : 15809, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 歌舞伎劇
疲れ者の子もたとやら、飾りの示し上からは、縛りくくって首打ちを落とし、家庭のてらみを見せてくれるわ。 そいつはそうはゆくめぬ。 なぜと? たとえ飾りの名はあるとも、若年よりも知恵を受け、お城を務める和紙屋坊主。 おい、和紙屋はごじきさんだぜ。 国宿であろうがて。 お城を務めに大器を受ける覚えはねえ。 それとも、自由にこの国が落とされるなら落としてみろと。 容易に国は落とされねえがな。 それからも、飾りの次第を言い立て、このまま神へ差し出し、なんじら首をはねてくれるわ。 それを組織の了解して、飾りといって差し出せば、常然命にかかわる症状。 地獄へ行ってぬかれても、この山津のひた先で、俺がしゃべったことなれば、そこはもち命上張りの、鏡にかけて現象の。 おい、十八万億に気ぬがすぜ。 それも承知でいるならば、な、片身を落として俺を差し出せ。 それとも、無難にこのままで、落つ形相で俺を蹴るか、片身を落として差し出すか、このまま蹴るか。 さあ、俺、きなみじっけで早くしねえがな。 うおっ、このままか。 大賢殿、しばらくお待ちなされ。 お前は、何があってお留めだ? おととめ桃すはこうにしの、ないめい子を残しそうへ、甘人桃さま失礼。 なんと? またしてもまたしても、おやくめあいつの上からは、どうかいど飲みわくのままに、何とぞお立ち下さる。 あいつ、気分もご存じあるまいが、彼は語りの壊し山。