浪花節:大高源吾(四)

Lyricist / composer / arranger / performer
吉田 大和之丞(二代目吉田 奈良丸)
Label
コロムビア(戦前)
Genre
浪曲
Publication date
1930-05
Category (AI-assigned)
文学
Keywords (AI-assigned)
対話, 挨拶, 再会, 懐かしさ, 古風
Notes
商品番号 : 25871, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
これは、間違いがしたらごめんなされじゃが、司用殿ではござらぬかの? いやあ、これはしたり。 かやば町の総省。 お伝えてご無沙汰をつかまつりましたが、相変わらずでおめでとうご存じまするて。 いやいや、司用殿にも相変わらずでおめでとう。 出たいとは申し上げたいが、変わったお姿におなりでござるの。 ああ、花も実もこうなるものか、というこだつ。 と呼ばれてみれば、大鷹もだまってわかるるわけにはまいらず。 花もこうなるあかつきのしも。 ほう、ほう、やはりほうがわ、お忘れでないとみえましたの。 忘れねばこそ、つんざくいおなかでの中、たたずむあしはくにこぼり、 いとがでよもの風景をみとれておりましたて。 ああ、わかりました。司用殿、お待ちくだされよ。 と対しをいだしてやたての筆、つらつらとわきこをおねがい申す。 とさしいだされたで、大鷹は手に取りあげてみれば、 としんのせいや、水のながれも人のみもとある。 ああ、ありがとうぞんずる。筆をはいしゃくつかまつる。 つらつらつらとわきこをつけて、双子をお笑いくだされたいとかやしたから、 きかく取りあげよくみれば、あしたまたある。 るんその宝船、 ちらりびました宝岩。 元御殿、何度来でもおいでくだされよ。 三百国や五百国なら、きっとお取り持ちをしましょうぞ。 互いに別れたちがいる。 雪の夜うちの対面は、 かせちゅうの空。