浪花節;天保六花撰(三)
- Lyricist / composer / arranger / performer
- (二代目)松林 伯円∥原作, 木村 重友
- Label
- コロムビア(戦前)
- Genre
- 浪曲
- Publication date
- 1929
- Category (AI-assigned)
- ミステリー
- Keywords (AI-assigned)
- 嵐, 逃げ出す, 片岡, 白巾, 品物
- Notes
- 商品番号 : 25496, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
役目を離れて本敏に、扱わぬと思えばこそかく、
やさしぶをせばよい気になり。
これ、大内郎からの願所によれば、
昨夜の嵐を幸いに八百里後のみの白巾を背負い、
道とせなる者を門はかしむ。
最前篠出湯の二階にて確かにその方の的を、
おめしちりめん沖縄越しの土寺に、
腕にはめたる黒広土の腕守りに、
二品は昨夜まで確かに道とせが身につけおったる品と、
めぐの場の三十郎しかとそれをは突き止めてり、
差し出したる願所のおもむきみ、
心病に申し上げぬとあるからばに、
石の上ばり、体に飛ぶざる。
何を言おうんて。
ほらまた出し抜けに、こんなところへ引っ張りあがって、
何事だろうと思ったら、
夕べの嵐に道とせが、
古場抜けしたその門はかしは片岡だというの。
これ、来ているおめしちりめん沖縄越しの土寺もな。
てめえがそう言うなら話をするが、
折り元でこれが一貫しかできねえ品ならとにかく、
何百何十匹できるんだかわからねえ。
まだこの片岡は道とせの、
もと一道をあげて通っているじぶん。
わちきが北がたいそうに、
いおにやいんすからぬしも言ったる。
わちきと同じにこしらえて、
来てくんなましと言われて、
これこれこれこれ、
そこをいずくとふくれやがて、
神よくに持ちこるもいたすが、
まあ話せ、聞いとけ。
ゆうて二人が一匹を、
一体ずつ分けてこしらえたところだ。
からむしなものも一つはきまったはなし、
うでまもりとてもそのとおり。
一人でこしらえたうでまもり、
もんをしおくにつけるかい。
しろいとで花びしとききょうを、
しおくにしたのは二人のもり。
よくもてんかのごけにんを、
不条約所にしちゃったな。
がいであったるたばこばに、
ぽんときかげて、
あっとあがったはいかんだ。
わっとそんばにたちあがる、
せいこぞのじょうめんも、
ておかれんでかたおかに、
なわおば、
うっとん、
うううう、
とくると、
うううう、
とくると、
うううう、
とくると、
うううう、
とくると、
うううう、
おもてのかたのひとだかり、
くろやなおばかきわけて、
だれが、
しらんしてきたものか、
ぼうずあたん、
うううう、
うううう、
こぎる、
うううう、
うま。