義太夫:伊賀越道中双六(十六)(平作内の段)
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 近松 半二[作詞], 近松 加作[作詞], 近松 半二[作曲], 近松 加作[作曲], 竹本 津太夫, 鶴澤 友次郎[三味線]
- Label
- コロムビア(戦前)
- Genre
- 三味線楽(浄瑠璃)
- Publication date
- 1930
- Category (AI-assigned)
- 家族
- Keywords (AI-assigned)
- 母親, 子供, 再会, 縁, 記憶
- Notes
- 商品番号 : 35094, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
姉をさらばとばかりにて心にしもつ
荷物は先へ道をはやめて急いで
あとに親子は顔見合わせ金取りあげる
自分大事にかけておきゃ夜明けまでは間もあり
そなたも休みゃと水揺らし見まわす傍に落ちたり
これは今のお店の屋台へさらめて訪ねてごらんである
というにお嫁が手にとってこの色はどうやら覚えのある模様
手が手の床のそれかこれかとよくよく眺め
本にするよこれこれさは今頃が常々持ちし覚えのいる
さて不思議なと政策も金取りだよく見れば
九数三十六この書き付けは鎌倉八万五十一丸
おさな名はヘナブロ母の名はおどよ
これはこれ我が子につけておいた書き付き
そんなら今のお方は私がためにはありさんか
我が子のヘナであったか
そんなら最善からの親切はおいやい
それとは言わずこの金を見ついてくれた人はない
不思議の縁とやとこはしばし
あちびていとおりし