落語;義太夫息子(上)

Lyricist / composer / arranger / performer
桂 文治
Label
コロムビア(戦前)
Genre
落語
Publication date
1928-02
Category (AI-assigned)
社会問題
Keywords (AI-assigned)
騒音, コミュニケーション, 精神的異常, 近所トラブル, 警察介入
Notes
商品番号 : 25285, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
えぇー、ものにこりました。 お方のお笑いを申し上げまして、こってはしわんにあたわずなんてことを申しますが、 夢中になって打ち方のしようを悪くするや何か、よくありますようですが、 打っちゃっておきなよ、しようのねえやつだ。 どこ行っても行け! お父さん行くとこはないんです、私が。 開けてくれなきゃしかたんせんから、 夜通し小手持って大きな声で義大語ってます。 なんでもやれ。 うるさくてねえ、あんねえからかんぷつかやまんな。 弱いねえ、吹くんじゃねえ。 いくらでもやれ。 とぼたたくにもたたかれぬ、 ふこうのむくい、 このかきひとえが、 くろがねえの。 そら見ろ、そのとおりだ。 親のありがていのがすこしわかったか。 むいおり。 おい、ほら、おい、何を言うとるかい。 なんで大きな声ってなっとるかい。 君はいったいどこの人ですか。 私はこのうちのせがりだ。 いや、ここのうちのせがりだりは、なじうちへはいらん。 はいたいんですけど、親父におこってあげてください。 やけくそできないかたってやん。 いや、君はやけくそじゃろうが、近所の者が迷惑を知らす。 あげてくれんければ、本職あげてもらってやる。 となっていかん。 おい、くら、おい。 ちょっとあげよう、おい。 ほら。 このやろう。 ばあさん、聞いたかい。 あれだよ、ふざけやがって親をつかまえて、 おい、くら、ちょいとあげろって言いますか。 知らばっくりやって、知られたことをのがちあった。 頭からニーをあびせるぞ。 いや、本職は軽感じゃよ。 おい、じゅんさを連れてきたよ、じゅんさを。 苦し紛れに交番かなんか言って頼んできや。 何をして。 ひいひい、ただいま。 じゅんさだけにだわけねえわけに行きませんよ。 ひいひい、ひいと。 こんばんは。 君ですか。 今、本職の頭からニーをあびせると言うとったのは。 間違いでございます。どうぞあしからず。 まあ、間違いになれば仕方がないが、 巡回中異様な声を発して、 病人化しておるんじゃねえかしらと思って、 来てみると君のうちのせがりだそう。 人をこの村から精神に異常化してやるから、 交際注意してやらないといけない。 どうも、いろいろお手数をわずかしましたが。 ひいひい、ありがとうぞうに。 もうはおきんどん。 じゃあ、失礼をいたします。ごめん。 ひい、ごめんください。 はい、ばあさん、後の始まりをしな。 こっちにして座れ。 なさてねえやったら、 今、巡回の言ってることをなんと聞いた。 病人化、人殺しじゃねえかと思って、 早く来たってや。 なさてねえ、そんな声を出して、 議題なんて語って歩くな。 お姉だも、田中さんのさえで貴様が出るて、 親ばかちゃんびん立ち行きに来ました。 ちょうどその時の貴様の語り者が坪坂。 出し者は大きすぎると思った。 夢が浮きよかあった時に、 俺はどうなることかと思った。 それもいいが、 何だあの里のさわりで真面目な面しやがって。 四つ違いの兄さんと、 お客が気がついて年が一つ多いたら、 戸籍係が間違えました。