浪花節;駕篭幽霊(四)
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 国枝 史郎[作詞], 酒井 雲
- Label
- コロムビア(戦前)
- Genre
- 浪曲
- Publication date
- 1932-07
- Category (AI-assigned)
- アート
- Keywords (AI-assigned)
- 葛飾北斎, 幽霊画, 恐ろしい, 雪の夕暮れ, 印象
- Notes
- 商品番号 : 26999, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
ふえんきってぶんごのかみ
しゅぜん、むそとともしをちこうせよや
つるべおとしのあきのゆごり
てんかのめいじんほくさい、いかなるものをかいてくれたのかしら。
しゅぜんがさしだすほかげに、みればびっくりかごゆうれい。
ぶんごのかみとしゅぜんのこえがどうじにつつぬけた。
それもそのはずほくさいがいっしんこめてかきあげたるは、
はくがいがいたるゆきのゆうぐれいちょうのかごがすてられてあった。
かごのなかにはろうじんがいるろしゅつしたはらわたとびちったちしを、
うらみにもゆるがんこうはがたのつぎたくちびる、
これこそまさにしんのゆうれいゆうれいそのままのにんげん、
かのうほうげんさいごのひさんじであった。
みるみるうちにぶんごのかみ、
ごたいがしだじにふるえてきた。
おのれとかたなのつかにてはかけたが、
はやすでにぬくだけのきりょくがない。
ころのはくかいにうずまかれつつちにみつ、
ほかげをのんでものすごく、
ゆうせんさいごのすがたこそ、
おそろしうもあろうきみもあるかろう、
ふではなにをほくさいの、
ししょうのむねんこついに、
たせしままおいがきたる、
かのゆうめいなかごゆうれい、
しばくろはつみのあだうちだ。