新内;膝栗毛 赤坂並木の段(五)

Lyricist / composer / arranger / performer
富士松 魯中[作詞], 富士松 魯中[作曲], 冨士松 加賀太夫, 吾妻路 宮古太夫
Label
コロムビア(戦前)
Genre
三味線楽(浄瑠璃)
Publication date
1927-10
Category (AI-assigned)
自己啓発
Keywords (AI-assigned)
強さ, 勇敢さ, 威圧, 経験, 恐怖心
Notes
商品番号 : 25400, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 新内
さあ、やりたいと言われるぞ。 言われてくれ、言われてくれ。 よし。さあ、羊の種を出てこいと言ってんだ。 俺を誰だと思ってやんで。 俺は神田の八丁堀で、 とじめんやの野獣老兵を来だしていって、 九石にけんに上下構え、 一家十二門で組ました水づみで、 足のつま先から頭の脳天まで、 おきゅきゅんのキューッと、 みやけんへと来たはったんで。 よし、俺は御庄まちにても行ってみや。 あっちからも来たじゃん、一歩はんないよ。 疲れ子の申し分じゃねえが、 すりつけたぼかんを振りはたってんださ。 日本中にこういうものねえ。 きついぞ、たできのぶって、 こういうおらしとりで、 つかめくるしまったら、 どうだい、くるくるはったら。 俺はもう耳がさっきから、 ガンガンガンガンなってきたい。 北子、いい考えにしとけ。 私はね、あんまり威張ると、 また今の一犬だよ。 一犬ってのは三尺に三尺。 それは間口の話よ。 間口じゃねえよ。 うん、わかった。 あとね、ひっくりで食った、 ごまのぼたもち。 あれ? 食いもんじゃねえ、 じれって男だなあ。 うん。 今のは、 かんや。 いいよいいよ、 よひね。 それ意味ある言わねえ。 よひね、 俺が臆病だと思って、 やたらにコンコンコンコンって、 おぞかすが、 なに人間ってやつは、 根性の持ちは一つだ。 そうそう。 なあ、 こええこええと思うとの、 やかんも天狗に見えたり、 しろぼうきも鬼に見えるという、 ただいだが、 怖くねえと思って、 うーんと、 度胸をすいてるとの。 うんと度胸をすいてるとは、 どうする? うすきびが悪いよ。 そりゃあ、 ほんのひこっちゃうんだよ。 ああ、 やりたそうで。 こんなところに、 長いわ、 おそおり。 さあ、 さあ、 行こうと、 二人は荷物を、 一つにからんで、 さしない。 あ、 ん? あ、 さかわが、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 ああ! あ、 ああ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 あ、 ああ、 ああ、 ああ、 ああ、 あ、 ああ、 だが、 大天侮陋の東京だ、 も、 も、 も、 も、 もも、 も、 も、 も、 も、 も、 も、 も、 も、 も、 も、 も、 は、 は、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、 さ、