演説:非常時は続く(下)
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 荒木 貞夫[陸軍大臣]
- Label
- コロムビア(戦前)
- Genre
- 講義、講演、演説
- Publication date
- 1933-03
- Category (AI-assigned)
- 社会
- Keywords (AI-assigned)
- 危機, 行動, 努力, 自然災害, 国家の建設
- Notes
- 商品番号 : 27347, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 演説
この最大の危局に直面して、我ら日本人は果たして何を成すべきか。
私はこの漂える国を作り固め成すと仰せられた日本創造の神話の精神にのっとって一心に進めばよいと考えます。
我々は努力の国民である奮闘の民族である混沌たる中から立派な国家を作ることを唯一の目標として進んできたのであります。
ここに我々の独特な人生の意義があると考えます。
日本のように地震、暴風、激浪、怒涛等天然支援からおくる支援の多い国民は世界にその類が少ないのであります。
地震を恐れたり、怒涛に癖々してどうなります。
行動は淡々たり、地震に怒涛に対応徹底して行動に安心必備すべきである。
江戸っ子は火事は江戸の花だと称して火事に滅びず焼けながら進歩してきたのである。
波も来い、嵐も来い、懐を出をして泣き言を言っていては日本には進めない。
天佑の試練に耐えつつその国民性を踏やし観覧を伴しつつ輝く公国を作り上げることが公国日本に制を受けた我々の使命であり、
人事でないでありましょうか。
しかしこうしてこの大使命を果たさんがためには何らの脅威も恐れず喜んで道に準ずべきであります。
神武二つの剣は神器であります。鉄のごとく硬い石を持って道を曲げぬのが武徳であります。
日本は裏安の国と言うて平和を愛好するがまた卑屈邪道に陥ってはなりません。
また死を恐れたり勇気がなくては生活のできない日本なのであるから一難来るごとにますます神器を神器してゆうを邁進すべきであります。
本日におけるこれらの真空観覧はけだしうまんがための苦痛であり昇らんがための観覧であります。
決して死の悩みでもなく転落のあやみでもありません。
魂の如きこう海また雄大なる三天を極むるため我ら日本人に与えられたる天の試練であります。
国家を勤力とするには国家の不べき観難があります。
諸君時は急である速やかに建国の精神によみがえり国民的結束をもって真の理想の国家を建設し
党は全局の平和を確保し世界の文運に貢献せんがために強固なる決意と覚悟と説法をしてやまぬのであります。