演説:憲政ニ於ケル輿論ノ勢力

Lyricist / composer / arranger / performer
侯爵 大隈 重信 閣下
Label
コロムビア(戦前)
Genre
講義、講演、演説
Publication date
1936-01
Category (AI-assigned)
政治
Keywords (AI-assigned)
世論, 憲政, 選挙, 公正, 善政
Notes
商品番号 : 28686, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 演説
諸君、ただいまより大隈発のご演説があります。 そのご演題は、憲政における世論の勢力というのであります。 帝国議会は解散されましたのです。 今まさに、前月の後に選挙が行われて、 今、全国は選挙の競争が盛んに起こっておるときであります。 そのときにあたって、 憲政における世論の勢力を論ずるのは最も必要ないと信じますので、 憲政そのものは、 ゴブルフラスの政治にして、 自分の発達によって起こったことは、諸君のご承知のことであります。 自分の発達に伴えば、おのずかは世論がここへ成り立つのである。 この世論そのものが盛んにならなければ、 憲政そのものが自分に運用されると信じますのであります。 すでにこの選挙において、 帝国時代に開けて以来、 二十五年、選挙を繰り返すことじっくり、 非常に経験を積んだに関わる、 未だ選挙の状態が、いかんまが不完全ないということを思いまして、 かなだ容量に耐えぬ時代であります。 昨日ごとき、国家の重大なる選挙において盛んに世論の起こることを望むに関わる、 未だ公正なる世論が、 すべて選挙を動かすごとき、 世論が未だ現れるのをいかんといたすんであります。 そもそものの善悪なせい、 戦略は秩序的に、道徳的に発達するものである。 国民が善政を望まぬとすればな、 これに対するおのずから、 世論が起こらなくてはならぬと思いますのであります。