二十四孝(一)
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 三升家 小勝
- Label
- ビクター
- Genre
- 落語
- Publication date
- 1928-12
- Category (AI-assigned)
- 人間関係
- Keywords (AI-assigned)
- 口論, 登場人物, 罵り合い, 離縁, 家族
- Notes
- 商品番号 : 50490, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
え、二十四皇帝の短髪にやらせていただきます。
いってやんで、くそったればばめ。
なんていってくそったればば、おばあちゃんはうんこしねえものか。
なにやにやんで汚い掛け合いをするねえ、半端なばば。
おい、おばあちゃんに半端なのがありますかい。
てめえが半端だよ。よく考えてみろ。
このめえ五体天のときにてめえ七十九だろ。
それだから大阪で来れば何にも漏れやしねえ。
そのあくる年踊るじゃがって、
淡くて八十になったって間に合うかい。
冗談ちゃいけねえよ。
俺は淡くたり驚いて八十になったんじゃねえ。
じんに年をとったんじゃ。
させやれ。
てめえ、じんに年をとったような大阪のばばかよ。
おいしいよ、この下みっともない。
年寄りを捕まって何言ってんの。
年寄りでいけないからてめえ相手だ。
出て行ってくれ。
なんだよ。
何が来ねえ。
何でもいいから出て行け。
ああ、喜んで出て行け。
沖縄とかなら一本を書きなさい。
何を一本書くんで。
夫婦が別れるときに一本書くのは分からねえか。
二くだり半か。
何言ってやがって。
慈善寺に二くだり半というのがあるから。
三くだり半だよ。
一くだり負けるよ。
何言ってやがって。
慈善寺の年寄りやっちゃあるで。
何言ってやがって。
俺は慈善寺書けねえ。
ねえ。
けれども隣の人間は大きなお茶を借りて待ってれ。
受け入って帰ってもらえなんでもねえんだ。
しかし長く夫婦になってんだ。
出て行くとこにゴンゴンどっくりがある。
何ともって出て行け。
ゴンゴンどっくり持って何と出て行くの。
一生の別れでございましたんが。
逆さにしてもおっともねえてんだ。
何じゃ私もとっくりと考える。
何言ってやがって。
一生め。
今俺隣に帰って帰ってもらう。
おい。
旦那。
いるかい。
いるな。
何と言おうがねえもんだからつまらねえ顔してんねえ。
どうせ私の顔はつまらない。
そこ持って見るせいか。
ひどくつまらねえ面だ。
何だ。
何か言おうが聞きなした。
ええ。
お安いくらいだ。
食えるにしてしかせんの。
冗談っていうかねえ離縁状の無人なんてあるが。
そうじゃねえんだ。
壁ずっと張っとくの。
そして今度は木あったら書かない。
気に入らなかったら全然剥がして持たしたら。
乱暴なことをするの。
人間は生涯のうちに愉快なような行動はしてやりたい。
離縁状は書きたくないな。
そうだってねえ。
愉快や苦毒になるては。
愉快しようか。
誰の。
お前なんの。
俺はまだ日が日に。
生きてるほうがやりやすいだろ。
ふざけんなよ。
おじいさんが帰ったから行けないよ。
つまらないけどギリギリ決着に日本に負けたら。
一本日本語にやったら後の一本誰にやる。
後の一本ババアにやっちまう。
あれはお前のお母さんじゃ。
冗談言っちゃいけねえ。
あんな汚いババア冷静によくねえ。
冗談言っちゃいけねえ。
田中さんに帰ってくる。
あれはお前のお父さんじゃない。
お姉妹さんのお母さん。
いいえ。
どういうわけおばあさん。
どういうわけって聞かれて踏まれがねえ。
あのババアってのはうちの古く今だ。
うちも古いからひょっとしたらあのババアはうちの主になってんじゃ。
冗談言うねえ。
どうも。
だんだん考えてみる程度ねえ。
あれは三年後に死んだ親父のかかわず。
古いのお前の袋じゃねえ。
ああそう当たるかねえ。
何を言ってやん。
親父現状やりやすがあるか。
お前のようなものが親の頭に手を挙げる。
冗談言うねえババアめえ。
親の頭に手なんて挙げたことあるけえ。
関心だ。
蹴飛ばせ。