天網島時雨炬燵(紙治の段)(五) モウ、これ程真実な
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 竹本 錣太夫(五代目), 豊沢 新左衛門[三味線]
- Label
- ビクター
- Genre
- 三味線楽(浄瑠璃)
- Publication date
- 1931-03
- Category (AI-assigned)
- 人間関係
- Keywords (AI-assigned)
- 真心, 困難, 決意, 助けたい, 金銭
- Notes
- 商品番号 : 51610, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
もうこれほど真実な心で何の大変のところへ行かせんでしょう。
受け出されたらそのままに死ぬる覚悟に違いはない。
小原さんの殺してはこの山が切り立たず、
呪いのちが助けたい。
知らぬしてくださんせま。
こんなことどうしようと初めて明かす、
女房の誠。
ん?その中の物心銃と見せたのは、
そなたの頼みか。
あいな。
んー、そりゃやっぱり俺は大切から。
えらー、そことは知らず今まで、
もう義理知らずの畜生のと恨んだ心が恥ずかしい。
ああこれいいなあこれ。
それよりお手間で殺さないで。
どうぞ殺さぬようにして死んでてくださんせ。
殺さぬようにして死んじゃってくださんせいな。
はても小原が命助けるは150両。
せめて半金なりとも手づけに渡し、
取り留めるより他はないが、
何を言うても金の具面に尽きた好みの良さな、
それで済むなら安いことと。
とってとんすの宅引き出し、
開けて取り出す内まれの、
金づく福社を新開き、
差し出す人つづみ。
あ、自身へ取りやめ、びっくりし。
ひょ、これこれ、9番50両。
ま、どうしてそなたが。
さあ、この金の出どころも後で語れば知れること、
このつもりに岩国のしきりがねに採角はしたれども、
それはあにごと断行して、
飽きないのをは見せぬはいいな。
小原さんの方は今日なこと。