講談;太閤記の内「大徳寺焼香の場」(六)

Lyricist / composer / arranger / performer
一龍斎 貞山
Label
コロムビア(NHK)
Genre
講談
Category (AI-assigned)
日本文化
Keywords (AI-assigned)
柴田滝川, 金字岩流, 日式の風景, 秀吉, 神教院
Notes
商品番号 : AK-811B, デジタル変換後ノイズ除去 : 無
柴田滝川景色を変えてみてあれば、 こなたなる金字岩流二十尾し日式のまんまぐさっと巻き上げ、 立井鶴を見れば黒御医者の仕立てでいそこを抱かき、 菊の数かしゃ花桜の冠ががといただき、 菱鶴織りの石材にあわさぎやつ富士形の差し抜け、 大谷には玉の帯ごしくみーと爽やかに、 裾はるかに敷立てられ毛糸を打ったる羅伝の立ち縄きばさみ、 ゆんでに三本をしまる秀の武功を抱きまぎらせ、 右の手に軽釈をもって立ち入れたるは、 おたけ最高の出見、 三義に三陽三海道の説当し、 中国の丹代京都の諸次第を兼ね、 売衆しめじの大社橋場をこぎえ賞賞、 仏禅の神平の秀吉、 やってたけからず恩慮利奉献の三つを守り、 知事義勇の三徳を顕微して太刀裂ぐ大脇ばさみ、 北海をもしとまたぎに虎猿の意気を威風、 とうとうとあらわるれば、 おぬそばには藤戸越えの大門、 三本をしまるが月びた長谷川、 丹後の神月そぎ立てまつる、 うしろをみれば当時天下に有名の荒御所、 加藤虎之助、福島一松、脇坂陣内、 堀尾之助、桜井佐吉、 のしめ朝神下にて物立ち律しく取り上げ、 いかものづくりの大脇ざしを横たや八方越え真中を配り、 本日こそ死人蓄善の神へ無礼な奴、 つかみ殺してクレンズと大徳寺の本堂をよろり、 よろりと睨みまわす。 中にも睨みのきく清まさが、 身の丈七尺五寸、顔の長さ一尺三寸、 したがって目玉もでかく、これは睨みがききました。 秀吉再び大恩に、 いかに信を信たかの不保護者、 柴田滝川の府中府に、 かたじけなくも天下の御家徳三坊志丸秀信公、 御証拠をすまざるうちに死に、 近づかんなぞとはかなわぬ望み、 控えめされといやってたけく。 抱きまいらせし三坊志丸をおりやく、 長谷川田後の神にしごいたさせ、 その身もつき添い立てまつり、 蒼穹陰伝の礼禅にすすめば、 神教院を封印。 白木の台の三坊へ、 細文をのせて秀吉の前に直す。