羽衣(三) それは天人の
- Lyricist / composer / arranger / performer
- 世阿弥[作詞], 宝生 重英(宗家)
- Label
- ビクター
- Genre
- 能楽、狂言、謡曲
- Publication date
- 1937-07
- Category (AI-assigned)
- 文学
- Keywords (AI-assigned)
- 天人, 羽衣, 地上, 天, 不自然
- Notes
- 商品番号 : 13518, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 謡曲
それは天人の頃のとて、
かやすく人間にあとべ、
頃のにあらず、
もどののとくにおきとまえ。
そもこの頃ものほんむしとは、
さては天人にてましますかや、
さもあらばまっせのひとくにとどめをき、
くにのたからとなすべきなし、
ころもをかえすことはるまし、
かなしやなはもろもなくてはひにょう、
にちもたえ、
てんじょうにかえらんことかのうまい、
さりとてをかえしたいとまえ、
このわんことばをきくよりも、
いよいよはぐりょうちからはい、
もとよりこのにはこころなき、
あまのはごろもとびこくし、
かぬをまじとてたちのけを、
いまはさながらてんじょう、
はねなきとりのごとくにて、
あがらんとすればころものし、
ちにまたすめばにかいない、
とやわらんかくやわらんかなしめば、
かくやわころもかえさめば、
ちころようじんこと。