評議会 昭和十三年 其二 コマ85

Frame
85
Volume
評議会 昭和十三年 其二
Archives item ID
2527
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年山川總長の時代に於て慎重審議の結果政府の承認を得て決定し今日に 及んてゐるものであり、十分なる行政上の根拠を有し多年慣習として認 められ支障最も少かりしものである、その根本精神は大学の使命達成上 最も肝要であり今日變革を加ふるの必要を認めざるものである、苦しそ の運用上に缺陷あらば之を慎重に研究し正規の手續を經て改むるに吝か でない、現に本学に於ては時勢の進運に鑑み舊臘以来大学制度審査委員 會を設けて大學の教育、研究及行政の三方面に亘つて廣く檢討審議を重 ね改善向上の方法を講じつゝある 尚ほ私として附加へれば文部省としても大学としても共に如何にせば 大学が最もよく其の使命を遂行し機能を発揮し得るかに就て苦心努力し つゝあるの點は同様である、私は斯る場合に際しては大學は文部省の玄 場を十分に理解し文部省も亦大学発達の歴史及教育、研究両方面に於け る貢献に対し深き認識を有つたとに努め互に胸襟を披瀝し隔意無き懇談 を重ねたほらば問題は自ら適當なる解趨点を見出すであらう、今や舞里 一致、相剋摩擦を避け国難を克服せんとするの重大時期に於て此の問題 が團満なる解決を見ることを希望して己まぬ次第である 上野氏教授会ヲ開クヤ 議長ソレハ自由ナリ、之ニテ暫ラク文部大臣ノ気ヲ拔カウ、 各学部随意ナリ 我妻氏改革案中自治ノ運用上最後ノ決定ハ学内ニテ出来ル様ニスルコト、 異見アリタル場合学部教授会ニ対スル評議会又ハ総長ノ裁断ヲ行フ方 法如何 議長各教授ニ申伝ヘラレ度シ 寺沢氏改善ハ大学制度審査委員会力、評議会デ定ムルカ、何レトナルノカ 田中氏評議会デ行ヒ審査委員会ニハ報告スルコトトスベシ 議長今後本件ニ関シ一週一回金曜午后一時大諸堂ニ挙部長、評議員等差、