内山紙・松崎和紙
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- 奥信濃で生産される内山紙は、構造100%の手すき和紙で、丈夫で通気性と保温力に優れています。特徴的な工程として、雪を利用した「雪ざらし」があり、これにより漂白剤を使わずに紙を漂白します。内山紙は、地元の良質な水と豊富な雪を活かして作られ、高く評価されています。また、大町市では、伝統的な和紙にコノハを入れるなどの新しい技法が加わり、和紙の新しい可能性が開かれています。
御施設地帯として知られる奥信濃、そこで生まれる構造100%の手すき和紙。内山紙は丈夫な上、通気性、保温力に優れています。
工程の中の特徴的なものは、やっぱりこの辺は雪がたくさんあったから、雪を使った雪ざらしという工程。
昔は漂白剤等がなかったものですから、それをやって、ちょっと基盤な感じの紙ですけどね、それが一番最初の原点ですよね。
構造の這いだ川を黒川と呼び、これを天日に干して乾燥させます。
軒先に黒川が干されている様は、かつては奥市などの万州の風物詩でした。
あたりを雪が包み込む頃、川かきをした後の黒川を網縄に編み付けて雪の上に広げ、雪さらしをします。
この状態で1週間ほど天日にさらすと、雪が溶ける際に発生するオゾンによって構造が漂白されます。
すき
構造を溶かした液の中から、紙の繊維をスゲタですくい取ります。
内山紙は、昔から2月の乾月がいいと言われてきました。
同じものを作るというところですね。
1枚1枚が合わさって障子紙になっているので、最低でも12枚は同じ紙ができないと1本の障子紙にならないんですよね。
地元に構造があり、良い水に恵まれ、雪が多いことを生かしての雪さらしにより、良質な紙が作れたことで内山紙は高い評価を受けています。
大町市にも長く伝わる和紙があります。
真っ先和紙
紙の中にコノハを入れるなどの二次加工を施した和紙です。
先々代からコノハを入れるようになってきていますので、徐々にコノハを入れる模様の種類やバリエーションなどが年々増えてきています。
伝統の技法に地域性を生かした新しい技法が加わり、和紙の新しい可能性につながると考えられます。
伝統の技法に地域性を生かした新しい技法が加わり、和紙の新しい可能性が開けています。