大坪流傳書
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- 不明
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- 2026-08-17T19:23:21.345Z
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- 不明
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- 日本語
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- オオツボリュウデンショ
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- 東北大学
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大坪流伝書一
3册
24244
24244
十一日
24244
18011
豊井泰信氏ノ附会ヲ
以て購入セル弥聞博士
狩野亭吉氏善蔵画
目用奥之秘伝
一鞍数之事三暮とも可乗馬をは日
一度も人は二度共か乗馬六月に三度
も可乗一暮小雪又四五日も可乗馬は
日に四五度計可奉也一暮に二返有
小暮七日大暮七十五月を云也
但シ何たる六ヶ度馬にても直る事妙也
大切之奥の秘也尤晴西に不限
折に上中下の引方誠に大切之秘
伝也執心実儀無之人には免状
渡すは不伝十人が皆馬を折と計心
得て何を当テに折哉上中下の引
味をしらずゆへ馬直事なし
一上気は後輪の山方へすり上て引中気
は手を平にして引と中也下はこぶし
を立きかうにて一寸詰を引と下也此
定木大事の秘伝也
掛折といふ事皆不知
一かけ折と云事折と同様に皆心得奉行に
被見はつかしき事也掛折とい馬をりんと
留て見るに両方の口に釣合ふ口ありをか
夫を味にてしり〳〵と折也口にかけて打
故にかゆ折也諸口は左右に而味を打也
へ公見は一つかし無事也指レ折上
当て見るに両方の口に釣合ふ口ありける
夫を味にてしり〳〵と折也口にかけて打
故にかけ折也諸口は左右に而味を打也
一ひさり引は術の大秘事を以根本也引さりし
引に稽古相伝無之人は上と思ふ時は手を
上ヶて引中と思ふ時口中頃と思ふ所を引
下と思ふ時は手を下ケて引口三段とい
へ共馬の口のわれ七分八分也其中に上
中下に角といふ有りて只手さくりにて
こゝらかと思ひ引のみにて空手綱と
云又目くら引ともいふ
引さりの秘事は術の一心をいたとへは轡は
とこに当ても上中下之内こゝとおもへは術
の剱に而十分に上中下角も心懸る所引か
外心なく我か術を以極メ引を五方一術
之手紙と云
但シ下手の無術哥もの引て馬直る事
あり末代ニ至り此所不審可有依認残る
是は横々引内に下手醫師の薬相応
て病気の盛るを同最早外人に鬻
街なきゆへ直る事無之
一馬は兼る秘島乗縄轡縄を以魔并庭
にて異見を全に仕込事是誠之上手
名人と云
但シ馬は日牽入てゟ我養ふによつて
家来也其悪事を他の人に往来に
見せる事主人の愚なり厩并屋預
に而口口くの異見こしらへして葉見
まだ異見か届き不申者又も異見
を加へ得納之上乗を誠に賢君之
乗手と云軍馬之書に細に出シ有之
大将之乗る馬之由見て戦ゟ亡され
たる人多
を加へ彼紙之上旨を誠に賢君之
乗手と云軍馬之書に細に出シ有之
大将之乗る馬之曲見て戦ゟ亡され
たる人多
一七分并七分并三分増上
一他之馬場にて乗時七分三分之大事
有之此者七分之位を大切に乗たとへは
十返感を乗ならは七返は七分目に下地
を乗跡三返を早み九分に乗ており
る事上手の手つまと云
但シ右之通乗れば見物も残おしみ
申也是を馬場に匂ひを残しと云ふ
十分またも人に見せんと乗れは花
も咲仕舞ちりて興さめる事おふ
き物也
哥行手も心ゆるすお海士に舟
高瀬のおみのたゝぬ響もなし
百千万馬此心得大切秘すへし〳〵
手うつりと云事
壱人乗れて二人に乗れぬ馬秘
一馬に悪敷乗る者を乗せておろして
直に馬のしらぬ様に乗替りて口を取
分に乗る事也又其次も右之通心得は
乗レハ誰乗ても乗れるよふに成レ不妙也
但シ馬に乗替る事乗すまいに乗り
替る通り休まず乗也能手に乗てお
りて口洗ひ堅休メへし惣る如此
との馬も乗てよし晴に出す高に別る
心かけ是也我すべし
後輪を米物歌と云事
りて口洗ひ怪竹えやし惣る如此
との馬も乗てよし晴に出す高に別る
心かけ是也秘すべし
後輪を前輪乗と云事
一出合送れの馬に乗る此外無之是ハ出合
ぬ故好キ稽古たらぬ故たゝ後鞍住居
前の曲を乗らぬ故送れる物なり依而
前輪と替り向釣合強く鞍曲と砂と
にて乗込故に腹輪を前輪と乗ると
計り並の人に申而已出合送れは我
手の余りたるを馬にするゆへ馬術の
晴たるへし
五方はずれと云事
一五方の口はすれあんと細口にあき何と
なく乗所無之物也当物なしはみ割
にてさん〴〵に切事妙也草臥而程乗り
刻をと云下気をした〳〵と三息程宛
引込二三日又七小暮の日数乗れは
三ツの口之内急度轡付事妙也一手に
て葉に大切のお也
但シ釣合はこふしかたきか伝方こゝ大切
なり
一人馬一躰と云事
一乗手と馬をの息合揃事は百千疋違事
なし依而日夜の終行は引かずゆるさぬ
釣合の味より外におしアと引息を引
手綱ウンとつく息を附やる手綱也術を
尽して鞍上に安座して馬一躰のま
がりをためなをす也術の釼をいアウン
之息を合事故馬ゟ其乗承りの
術をいうやもふ也アウン仏と云ふ事是
依而釣合之弱キはアウンの仏法はつれ
一月をためなをす也村の銭を
之息を合事故馬ゟ其乗承りの
術をいうやもふ也アウン仏と云ふ事是也
依而釣合之弱キハアウンの仏法はつれ
ゆへ方はつれ息合一体ならす新書筆
にも知らせ置
引も行ひかぬも行は
駒の足
引かずゆるさぬ時を奉しれ
此歌は前のアウン仏の所のこゝろを
よみ置也
但シ込馬は引て出さぬとなれば後
には出たりと地ひ行行け〳〵と乗
れはかけ出す
是引も行引かぬも行左れハ釣合は
術の剱を内に持馬のすゝむを我静かに
釼を以あしろふ故ちゝみて息合なり
名君の葉手と云は是なり
右此書先師在右三郎殿ゟ秘伝之
一巻今日入用之処執心に付口噤を直に
認相伝有之候故弟子格別之執心好
を見届け内伝壱人外不可伝者也
文明九年十月大坪式部太輔
慶幸
村上加賀守殿
右者自先師相伝之此巻数年
村上加賀守殿
右者自先師相伝之此巻数年
一稀成御執心依而貴殿え計
可為相伝者也
貴殿御一生相伝之人無之は
可為放火者也
千田喜物次
李賢
天明四年辰十一月吉日
中嶋左守殿
大坪流伝書二
府{
3冊
)
▽荒井泰姫氏ノ寄附
以テ購入セル竹衛博士
「狩野亭吉氏藤蘇画一
鞭輿之極秘之巻
大坂之住人八兵衛ト云馬喰名人ニ伝請ル
木飼桶釣へ上あこ釣
下くわん結
寸法ハ手二束位
釣ハ口入程ヲ
定す也
諸はみ
玉もりを付
木同
是ハ口堅キ馬に上下釣厩に而
こなす也何れも上下共切レニ而巻也
同伝此二品
同伝此二品
片釣はみ
これい上けこなすニよし◯あそひわを馬の鼻
上へ結ひ付而又おもかひの前のひへおさへ御供
付ル也
ちやンはと云
位に而今日
四月二一
此間常のはみ寸にて金
四月廿一日
此所三寸位に而多
これハたち馬に下きへかけ立所を引也かんきうすひとへ
に切れを巻引也妙なる直し方秘すへし
厚サ
此輪二分
つめはなし
此輪のんとへ入て
のます也
□□□□□□□□
此度
つめはなし
此輪のんとへ入て
のます也
べし
同
此軒
二分位
いとくつりのはみのくひ
違へ出すね也
但脇の二筋口割に
結び付也
これハのんと強馬并はし先かたき馬に用ル鹿ニ而こな
すべし前のわにて詰め小輪をのませのんとをつ
かふ故詰はなしと云大事の乗方秘島
馬に用ル厩に而こな
二鞭
跡先共
此長サ手一束二つふせツゝ延き
此けん尺渡し
壱寸
五分
此太サ壱分五りん位
同
但其人々にきり心に
おふし太くすへし
これは腰をまけ行馬一束に結ひ左右之けんをいつゝ
く斗妙也尤片手綱に被也并肩を出ス馬に妙也
同前之寸同
此かん見成候
弐寸
これはもたれかゝる馬に厩に而もたれる方の口
脇をすしかへにこしる也上のけんにニ而きかす
は下のるんにに而こしへし他流に而いもしり
はみと云
わすれ草鞭
ふかけ五十口一一人是わにめめ
脇をすらかへにこしは也上のけんに三きかす
は下のけんにに而こしへし他流に而いもしり
はみと云
わすれ草鞭
長サ四寸巾七分
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
此段同くは長キを
こなすに思置。此紐ヲ下
あこへ口割ヲ亀くゝ
しに結ひ此敵ヲの
んと入置也厩こなし
也妙術
同寸同名
同寸同名
これば、それられて
此のわすれ草さゝ鮫は万くひかほうの持出してふり
さかりつく也つかはたゝきめ付る也たゝきめ付ねばすへる也
但我伝ハ此鞭ヲ遣ひ歌痛メ其跡ハ術の釼
を以かまひへし
わすれ草の長サ一寸あても我遣ひ能もの内ヲ以
拵る也自分ハ此数ニ而しりゟ同うまての曲は料
理て乗直ス事也外之書絵図には形而已を出し
置也誠人執心ヲ以我か多年の考工夫ヲ以此
等之道具拵事難尽末代に至請候へ可慎給候
尤寸四寸
四寸ノ鞭
跡先とがて
とからス丸角
りてぬき我遣ひ
有り
能ヲ定トス
是ハ手之内之鞭我手ニ一ぱいヲ定す也用方
肩を出し杓子入さる馬并くひ根よわくなへさす且
にちよくと手綱あしらいおふして哥也くひお
へさすハ其くひにの折るゝ所を手をさし出しちよく
とつく事乗手の見斗也我ハせはき底に而乗
事秘事也或は湊中の狭名付置也川ふし
にちよくと手綱あしらひおふして育也とのな
へさすハ其くひにの折るゝ所ヲ手をさし出しちよ〳〵
とつく事乗手の見斗也秘はせはき底二而乗
事秘事也我ハ懐中の鞭名付置也川如し
の馬に野根を張つくに甚能
尤寸八寸
□□□□
八寸之数
是は立馬の耳と云ことの苫ゟ吹嵐ヲさん〳〵
に打也秘伝は一刀の馬術無之乗手に乗せ候
て詮なく稽古を以術方も人に乗せる事也一
刀ト云ハせうふ一本之術高の事言
かくれ家の鞭
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
十文字共
巾七寸
四寸五分
組方なてかく裏
にわさひおろしの返
にきさ〳〵を付我工夫
和事也
四丁目
右立馬に両方のはた付にわさひおろし
のよふ成かねヲはたに付挽にすへし
一鞍ハ尾かへゆるし肩置候損する事初
噂也左候得は前本之分頃の難も届く
き張遣ひ能物た
又乗に片ヲ出し摧ニ而心あし夫馬有り是
一ニハ其肩ヲ出候様成方へ一枚可付也立馬
は二枚也一葉小蓋胡し夕乗ば妙に直也
但はた付へは草紐宜
又乗に片を出し苦に而衣あしき長下
一ニハ其肩ヲ出候様成方へ一枚可付也立馬
ハ二枚也一蓋小葉胡夕乗ば妙に相廻
但はた付へは草紐足
りうこかた
上下天渡し
八寸五分
長サ九寸
かねの厚サ
壱分位
かとなく
○左之通
此間四寸五分
乗方
是は角口乗悪敷馬に吹也此かねに身綱を付
轡の取乗成候角の口乗直スニ秘島口割か
雑巾ニ而はみ当りヲ巻通り太割家口入角
口も遣る事の秘伝
竹に而用ル
一長サ壱尺弐寸
手の内八分
きさ四ツ壱分位
此里釜
通ル損ニスへし
おとのくわん
尺渡し弐寸
の通りあか正也
是ハはヲくひ詰行馬に上口へ口割に而結ひ壱ツヽ
付下あこへ同断結ひ又壱本其結ひ候江割切れに
返し二人して引違二口をこなす事妙也乗名
に而こなせば馬よります出物也先は夜分暁二而入
るこ惣して夜ルハ馬気納る所へこなすゆへ格別
きゝ能物也
口城引時文
此れゝ切にて
口越引時文
此れは切に而し
玉付引込
如此口の内に不手く守綱ヲ被
前も引
同し四
前小引引手は跡へ引
是は下気強馬介ヲはねさせんと思ふ馬に壱
人は向へ引柄抔引壱人ハ跡へ引也尤釣合
るひさりあしを引返也中間なとに而あしく
乗手両人ニ而引也
一鞍上之乗手ハ中ヲおさへ釣居へし
て左右ヲ入通し
一明片口少し引度と思ふ馬はすじかへ
秘伝は当流に而ふく乗と
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
いふひし有り此伝へをしらず
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
只こふくりと地道なく歌也
此引味ヲひ新時はふく乗の内に
我か気障成度すしかへの味心
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
得乗時は馬にしらさず胴力出
さず奥島父母之通り当らは
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
くたける理也依る此口引時申
認置被下ニ
認置也是は
宮と言字認置也是は
神前に拝する通乗手引く共すくに生たる時
の心を以手綱両方乗手の身もろ〳〵に無念にかま
へ乗れと言事也可我也言にいわれぬ和客宮と
字認也此外に伝なし馬乗者是ヲしらすして
はひさりハなんために引哉〇引さり味此通り引
に大切の心得也此儘ヲしらぬ人ハ強楽ヲ口入
と思ふ口は馬のえなる故委敷認置也
もゝ色の数
手綱し
巾八分
もゝ色の数
手綱
巾八分
丸橋に
平かね
長サ六寸位
おとかひを
結ひ候紐也
同
日之
右は五方はつれとて上申下に而乗ぬ馬有り
轡を止メ此かねヲはみにして此下おとかひ
付たる草紐の裏留めに小中間ヲ付是を
手綱にして乗也尤此のかねを下気にしかと供
ひ付のるばはみ定而小普七日程地道計
一乗ればはみ付事妙也七日乗て常の轡
ヲかけ乗見へし又あくハ又七日出へし
尤一手乗也伝なき人綱に而乗也何を
以はみ付哉
但綱割ニ而乗時の馬ハ是ヲ下気ヲ
ゆわず乗也口も知らき無上物也手綱
かまへはむつくりとあく迄和らか
にしゆくなし
我か一生馬乗道具此品外無之
折々用来直し事秘術計抜書
二人外伝無之者也
轡妙用認也
たゝ引
此所へ壱ツああなをあけ夫ゟ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
半分のはみ総に而乗也
此所常のはみの長サ半分也
植方常のくつわの通
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
一此所へ壱ツあなヲあけ夫ゟ
半分のはみ総に而乗也
此所常のはみの長サ半分也
植方常のくつわの通
是は強く片はみの馬に乗也尤鏡付方へ
綱ヲ轡の半分と思ふへし
口角引と云
○三分小サク強方
此すしかへたる所ヲ強方の口ヲ乗也
はみの角当ル故に席口付遣而事妙也
○此輪也
拵方常の轡のあわふき計心得置
丸み其外常の通
なまこはみ
魚はみとも立
ま
これハ木口の馬ヲ責るはみ并に堅キ
馬に用宝遠かけ一二里乗かよし
植方常の通晒かんきはみ
□□□
〇
かんきはみ
十一丁
これハ切ルか又ハへた〳〵持出ス馬に高用
用子切ル方のはみは其まゝ切ぬき方の片
はみは木綿切に而巻乗也切ルか持出し時
さへに切当迄片はみきれにて巻なる方
いたます故それにて切口上〆る事妙也
片々巻とゆふ考乗初直す也未代伝請ル
一人面白キと感心可給候
又あきかゝる馬にははみを巻ずに下気
当乗時は妙也したへあたる事有る物也
下あこゟかけ一寸切レニ而巻もよし
拵方常之通二片橋はみ
是は片口かみ付行馬に付方橋かね
なき方ヲ当て乗なり
此はみ二ツ合乗時は羽重言
名付用而
なき方ヲ当て乗なり
此はみ二ツ合乗時は羽重言
名付用而
○
同断同同
同
羽重貴殿
。
〇乗方の橋の下へ片々の
水付ヲ通じ
但橘かねの葉方の下へ返処伝也
上輪通せば八み常の通重はみ也
下輪通せばはみの中よれる也
よろすの馬に折々乗は口乱る事
なし◯此伝ヲしらぬ人は手綱をくみ
ちかいて乗也其所ヲ此の羽重を乗事
我嶋也万の馬に五場に一度ツヽ
乗たきはみ也
口をこなすか輪を乗る時無上者也
より。
同
十一丁
桶かんきはみ
是は轡をしこく馬に用るに妙也
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
橋のかんもに角る故こく止める也
此はみなき時ははりかねを結ひ切〳〵
かんきにしてもよし先にあるましき
はみ致する也
様のかんもに残るなとく止める也
此はみなき時ははりかねを結ひ切く
かんきにしてもよし先にあるましき
はみすする也
右此之七通の轡にてあらゆる
馬乗れぬ事なき也誠に我か
幼少ゟ工夫する事年久し
前に認置馬砂叶執心人あらば
二人ゟ外此巻聊相伝見へ候事
申置は壱人に而は諸口に不叶故
二人ト申也伝する人其許壱人也
末代の馬街此伝請る人頼母殿
希者也
天地之手綱元認置
一忠孝之道ヲ稽古之昼夜之
修行之事
一患者志を減して表は和らか
内は鉄石をかまへすくなる
道を乗て四足のはたらく
事馬術之忠也
但口我身の備忠也
▢一孝は身綱也馬より無理をしかける有
むりと心得当らば笑ひて其時誓かに
受る也後に程能時ありの訣を乗は
得心して手前之むりをはじか也是ヲ
待程の修行と言也
されたい
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
受る也後に程能時ありの訣を乗は
得心して手前之むりをはじか也是ヲ
待程の修行と言也
一馬を親と心得子を乗手と言葉の
ありをしかける事あし志馬ゟすゝむる
随ひ付行事是ヲ術をつくすと言
理也
忠孝は当らばくたゆよ徳心を
内ニ備へ柳に鞠を上手といふ
手綱釣合まわければ曲出スつよけれは
曲出ス・君ゆるければ下張なく様々の
くせ者出る也・君つよけれハむりの色み
無法者出る也是馬明力出る依而引ず
ゆるさず時に奉知る父母の片輪なく
釣合ヲ以乗らねば家をうしのふ也引以
引ぬも行バ一約足也考秘へし
すなをなる道の糸引柿かな
一けふ乗て能あす乗て乗ぬ馬多し
修行たらぬ人ハきのふ通りに乗らんと
する是天地の手綱に而無理成故けれす
天晴もあり曇もあり雨もあり其日の
地場ヲ置ば曲ハ出る事なし又其日の
悪文ヲ見て翌日それに口を入能乗納
事馬の専要也
青払ふ其日〳〵の風次第
十二句を号答にてゝ下
天明もあり星もあり是をあひて
地場ヲ置ば曲ハ出る事なし又其日の
悪文ヲ見て翌日それに口を入能乗納
事馬の専要也
青柳ふ其日〳〵の風次第
此二句を考修行頼入候
右秘伝末代に至り土民たり立
好を以修行頼入希者也他見者
不及申親子迄堅慎可申者也
大坪式部太夫
午
三月吉日
村上加賀守殿え
伝
大坪流伝書三
24244
右同断{
縄之部
荒井泰宿氏ノ寄附会ヲ
以テ購入セル印
狩野亭吉氏藩蔵書
外縄厩縄之秘
一割さき縄之事
割さき縄は口強押馬并のんと
つよきに用ル
一腰〆縄之事
大一周々
はみ〆縄口堅キ馬幷木口馬に
一振違縄之事
一割縄之事
振違縄口さへぬ馬によし
片口馬に用る
割焼前を押へ肩ヲ出行によし
片送馬に用ル也
尻よひ〆縄とも足を残し馬
一尾かひ〆縄之事
によしとも堅キ馬とも甚よし
くひこなし縄片々くひ持出し難
乗馬尤肩ヲ出行ニも甚よし
一くびこなし縄之事に
一切込縄之事
一両たすき縄之事
一切込縄左右口の内のしぬるか
さへ無之馬に用
両舟すき縄前足堅く一向へ遣し
可年日馬首堅キ并に用
へ上下こなし縄荒馬何ニても難ひ候
ヲゟ乗縄也
一上下こなし縄之事は
時さん〳〵に上下のくわんにに而引
切はなし縄下気強キハ下くわんになし
上強キハ上くわんにて引上下口強馬の秘
一切はなし縄之事
一二重縄之事
三十一
二重縄鞍ヲ乗厩ニ而こなす也を
上下こなし縄荒馬何にても難計
一上下こなし縄之事
ヲゟ乗縄也
時さん〳〵に上下のくわんにに而引
切はなし縄下気強キハ下くわんに而
上強キハ上くわんにて引上下口強馬の秘
一切はなし縄之事
一二重縄之事
一ゆり縄之事
立馬はね馬に用候
二重縄鞍ヲ乗虎ニ而こなす也を
ゆり縄諸〻の馬によしいつれの馬ニ而も
一ヶ月両度位引置ばあしくならす
ヶ月両度位引置ばあしくなら廿
下気こなし縄同くとお附難
乗馬に用尤かゝる馬いつれ
一下気こなし縄之事
も金縄に而引て重りを
得高かけへし秘密也
右厩縄拾通
我蜜外縄
一加勢縄
一〆乗候
一喉〆縄
一能力縄
一命寿縄
附皆伝之当流八ヶ條秘手綱に口伝
縄添是を縄之奥紙と極え
右此之縄部古伝并拙者工夫之縄末
代に馬術為続認残候縄絵図に認
被遊候無之執心厚候得は拙者丹
情覧可給候旨御弟子え被仰
伝へ提声頼〆候他見下問鋪者也
大坪式部太輔
在判
廿一日
伝へ指入候猶入候他見下問浦者也
大坪式部太輔
在判
村上加賀守殿
一騎のり又はなれる
一羈詰一
先ツ縄ヲニツニヲ左ノ鏡金ノ向下ノ橋金ヘ通ハ
二筋ヲ右ヘトリ右の手前の下鏡へ通
輪のうちへ二筋とも通左右へ分け
左は障池の鰭付へ通し引ふからゆ
雨へ外ゟ内へ通し塩手にて止る
右はかし塩手へ下ゟ通しすれき
かたへ外ゟ内通す是を又手はけより
一同七十一
一町へ外ゟ内へ通し塩手にて止る
右はかし塩手へ下ゟ通しすれま
かたへ外ゟ内通す是を又手かけより
ほへとり左野縄のよりかき候て鞍
のすわまなへ通す
一咽籠手岡たち馬
縄をや如庄小結ひ両翰の内へ一すし
つゝ通これをはたせ縄を左右の泥吹
江戸より通し又両方へ
縄を内より通し胸かひへ下ゟ通し
引上け切付女はき已後御境手へ上ゟ
通し乗候て是を月々の通御より前
へ廻し名の右左り二筋の縄の下にて
十文字にとりちかへ又三郎の能いふへ
とり梅にて止る
一片縁そふる
とそふ馬ならはなりの楠んとの十文字へす
しかひに悲を二ツにをり追ら輪のうち
へ余り縄を造し一筋は内ゟ右橋金の手
右樺金の手
一是をあこの下高左を上口十文字にとりちかへ
前の下鏡へ通す一筋は直に左へとり
鞍の爪へ外ゟ内へ通はさみすはま酢へ
内ゟ外へ通し塩手にて留候
右之柱事通り乗候不直に縄を後の
すわた形へ内ゟ外へ通し又前へとり
左の池吹金へ内ゟ外へ通手着へ縄を引
ぬき右通りの二筋の滝へ上ゟいゆかけ
候能の向ゟ引出し鞍か胸いひの一也
参へ百日一
すわ両形へ内ゟ外へ通し又前へとり
左の池吹金へ内ゟ外へ通手着へ縄を引
ぬき右通りの二筋の縄へ上ゟい第出聞
候縄の向ゟ引出し鞍か泊いひの一也
字へ留る也
諸縁
一左りの橋主へ片縁のことく通り手縄
一筋にて右とり右のめ橋壁の手を聞上覧
ゟ向の下鏡へ申すしかいに通り一ツ
結ひ左右の塩手へ左右共通し乗候而
二筋とも跡輪のすわたるへ通し又前へ
とり砲吹金へ左右其外へ通し也歩
先へとり持乗る
山影手綱
縄を二ツにをり輪の方を米髷のすまゆるへ
外より内へ通し輪の内へ余り縄を入れ
おひ輪は手掛へ懸け〆め又縄を一文字の
下ゟすわま形の内へとり左右とりちかへ
手掛より分水かけより外へ引出候
あみは
轡の手声下覧へ内ゟ外へ通し又手
前へとり鞍の花輪の両方へ送り候縄へ下ゟ
通し是を駒の下にて
大名取
下ゟ縄の間へ
汐前の縄二筋の内一筋なりき下ゟ縄の間へ
通意
揺介還
先つ堤をこつにをり池吹へ輪の方を通し輪の内へ余り縄を見れ引〆一筋
を考へとり左の池吹へゆけ外へ通し左の池吹二而山ル少焼雑書御噂
是を釣構の一文字のへ下ゟ追々又雲の手前の下鏡へ内ゟ外
た通し赤輪のすわた頭へ外ゟ内へ通縄を輪に結ひ又
花の縄の上ゟ中へ入左右へ分け輪の内へ手を焚人乗込
先つ焼を二つにとり白き輪の手を指しし粉の内へ余り焼をへに引込筋
を考へとり左の池喰へゆる外へ通し左の池吹二而山ル少焼雑書御鳴
是を釣構の一文字殿へ下ゟ追々又雲の手前の下鏡へ内ゟ外
へ通し前輪のすわたるへ外ゟ内へ通縄を輪に結ひ又
花の縄の上ゟ中へ入左右へ分け輪の内へ手を巻入乗込
一加勢
〇縄をこつにをり輪の方を左の丸に
へ下ゟ通〳〵又右の塩手へ通して
左の縄ととりちかへ縄入下をくらして
上ゟ引出し左の縄と一つ結ひ置也
〇縄を付わたりより分けてこの胸にて
取合せ見おひのへちゝみえ計ひて泊
にて片くこゝに結ひ三輪をこけぬよふ
に胸の縄へくらしわり結ふ二筋
の縄ハ夫ゟ鯰のする雨瀬へ外ゟゆへ
通し又砲吹へ中ゟ外へ通し
鞍へ通り縄泊の縄二筋へ越外ゟ
かけける
〆て
縄を泡吹へ内ゟ外へ通し左の
縄は陀次へ通し候縄のふり右の
泡次へ通り候縄の上ゟ加助下ゟ引
出し直に左へとり塩手へける
又は塩手方へ上ゟ通前波の向
ゟ後へかけ塩手へ留る
右い直にすいますへ外へ通しゆ
五月廿七日
又は塩手ゟへ上ゟ通前波の向
ゟ後へかけ塩手へ留る
右は直にすいますへ外へ通し内
ゟ引出し左の手匠へいけ外
へ引出しすいま頭へに通候縄の下ゟ
とり是を力らにのるへ
鶏肉
右は其侭
右は輪の中へ縄を通し直に響
の廿手前の下鏡へ巾ゟ外へ通し
是を又胸かひへ下ゟ上へ通り廻り
をろし若波の後ゟ名へかけ引上
尼君もちかへ輪のゆへ入れ乗候て
尤右は結ひ前の四筋の縄中ゟ
上ゟかけ下ゟとり輪の中へ手を
いふ乗るゝ
鞍刀
縄を二すしにわけて荷波の後ゟ
腹へ廻し身腹に而左右とりちかへ
一つからみ引ふけ左右の服帯へ
外前ゟ後へ通
前の輪の内入れ引〆鞍が塩手に而
留
今寄
縄をこすしは梅のゆへいふゝ馬のあこ
縄を
の下にて十文字に左右とりちかへ泡吹
いけややは〳〵是を十文字の縄
一金壱株
縄をこすしよねの内へいふゝ馬のあこ
の下にて十文字に左右とりちかへ泡吹
内ゟ下へ通し是を十文字の縄
へ下ゟ手前の縄ゟ口の方の縄へかけ
手一束をゑ片くしに結ひ給ひ婦候
こけぬまふにかせ縄のことくわり結ひ
こけぬよふひかせ縄
二筋を塩手へ下ゟ上へ通し結ひ置
乗候而馬篭立候時泊の左右の乳縄へ
左右の縄を迫り詰る也四方詰
と云ふも是也表を知らかにし内に
鉄戸を呼ふる