馬法門
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- 不明
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
狩り
*10円
馬法門全
馬法門
馬法門
一力草と云手継之事
片口つよくはみをぬかせぬ馬に乗る
何方にても口弱き方のおもかひの房を
手綱に取そへてゆる引の手綱のことく
あひしらへて乗へし
一ふもんにを云手綱之事
口つよくねば口の馬に乗る長な紙を
蜜柑ほとに丸めて両方の耳の耳の中へ入て
乗へし人を引足なし
一はねるには歓を伸て須弥髪の上に鞍を
敷へし前の居木にて乗へし
一まぼろしの鞍の事
腰をつよく鞍の中に居すはり鐙にて
馬をからへ口にさからわす乗なり替
の馬に乗へし
一秘事の息合男根人糞両品油
人参一両かる石弐分右水にんぬる也
一一回るしけ〳〵か〳〵馬惣身にぬる息合の薬
のこと
まつこう一升右の内へしやこう少
りふのう少白ぐん一両
右の通りよくすりてあわせ思ふさま
責て後渇洗ひし此薬を目に入さるやう
に毛の間へいかにもよくすりこむへし
一二三度もかやうにすれはあせかゝ思なに
一ゆり合の鈴といふははたらかさるやうに強
く踏申事第一なり人めには右のことくた
扨心もちはむくりとふみ拍子に合いつと
なく鈴のむつくりと泥障につきて俄へ
半に乗へし是鐙の極意なり
一ゆり合の銭といふは馬の足なみにしたかひ
我下を敷へしかけ足の時は少しも数の働
かぬやうにいかにも強く敷かけんし馬たく
足をつかふ時は鞍下にしたかひ鐙をつよく
ふみて戦下をうけて鞍下をこつ〳〵に逢ひ
我尻をつくへし但さのみあらわにつく
へからすなこつく馬の背につ〳〵様に
ゆり合申事一なり
一一ゆり合の手綱といふは口に少しもさかわらと
口をのべは手綱をのばしくびを折こまば
手綱をとりよせ申事也第一の手綱七哥
に
に
馬の口引て引さるものなれは
ひかすゆるさぬ時そのゝしる
一もろ引といふ手綱は前輪のすわま船へ
手綱をひとつにとりて引返し左の手
にて引詰て持鑓をつよく踏て立すかし
右手に策を持て前足のふしを打事なり
是はかしうをあけふゑをそらしはみを
牙にかけ首をなやし足よは〳〵して人を
引馬にのる也又は北斗の策をも打へし
本
北斗は首のつゑね也桜かりの策をも打へし
桜かりとは鼻の上なり又は両耳の間をも
打へし是を山間の策と云
一一海河を渡す時は力革を腹帯に結び
付る事肝要也是にて戦うかぬなり
河へ打入る時横に川岸へ添て乗入へし
直に入レは逆に事あり鞍は後を用
へし手綱は川上を高くとり川下は
平首に引添て乗へし鐙は川上をよはく
川下を強く踏むへし渡さんとする
以前に馬の耳の中へ水をしてか入たるか
よし川伏には四寸の鞭を用るなり前後せ
指へし
一一細橋細きあせなとへ乗かけ先へ行かれす
して跡へ乗戻す時はしさらかすなり
此しさらかしやうはさきの切付の切付の
中へ両手総ともに入レて引なり
一馬を乗に第一の口伝は力革の寸を可知
常の時と笠懸は六寸犬追物と具足着
たる時は四寸但ふとり人なとは五分一寸の
一違ひは有也し又はれの時は八寸なり上度
我居敷の間の事なり
一長腹帯は丈追物と具足着たる時の
一左又なり腹帯を馬の背にかけて
腹にてとり違へ銭を置て常のことく
しむる也是を二重腹帯と云なり
一しさしぬ馬に手の内の鞭用様有酒弥の
所を向より手前へさすへしこむるには
後の切付のはづれを組違の方より後輪
の方へさすへし
一立馬には両八寸の策を首輪の下へ敷へし
はねる馬にはあと輪の下に敷へし是を戦下
の策共八寸のあり策とも云
一つめゆるめの手綱の父口こはき馬にも
しさらぬ馬にも用てつめつゆるめつ
乗手綱の事也
一片手綱にて乗時は手の内にて組違ふる也
一ころぶ馬になりたつ事いつにても
ころぶ方へなりうつ物なり
一一車驚きの馬には平の方へしさらかして
扨ひを車の方へむけ車を見すへし
一一屋すんずの手法と云は塩手にむすび
付るなり傘さして物持時鑓長刀九分
つかふによき手綱なり
一出し手綱の事悪所巌石を通る時の
事なりがけの方の鐙をつよく跡て
鞭をがけの方の目に見せて乗なり
一一きねが袖といふ手従はかけ出して
留らぬ馬に用る也袖を以目に覆つ也
一りうのさゝやきといふ事は馬をいばへ
させしとて琴の糸にて舌を巻也こと
なり
一物音を聞ておとろきくるふ馬に乗には
年の井へはなかみをまろめて押込無べし
一大幕の手綱の事人引馬に乗時帷子堤
何にても面へ打かけて留るなり
一雲しきゆびとゝめと云は人引馬に
乗時一方の手綱をは敷一方の手綱をは
打越て不急の根にかけて引留なり
一くひにけ留馬はつらを見て乗その
目むかふの方へかつし乗事なり
一君しらずの事そる馬に両手綱を
首の塩手の下〳〵押込て乗なり
一天地の手総父母の手綱とも云片高く
片ひきくする手綱也諸事に用ゆ也
一見まこ鳥わすれ草高屏風唯一人え
伝ふ秘事なり
一山を乗事上り坂は跡輪へ乗へしまへ
ゑだを軽くつかわせうしろゑたに刀を
付へき為なり下り坂は並輪へかゝりて
乗へし少心あるへし
一銭の四方鐙の六方と云事具足着て
馬に乗る時の秘伝なり
一一銭の四面といふ事は乗方の習に
よりての事なり前輪後輪左居共
右居木へ付て乗事を云
一一鐙に八法といふも馬〳〵によりて祀り
踏やう八色あると云事なり
一一一束折といふ事馬にのり上りたる時
の事也鐙をつよく踏左右の手綱をしかと
とりて手の内をつよく持なりたとへは
手総の間に一束の薪を置かことし
といへり
一付すまいする馬には手綱を致に置かよし
打かくれははや乗ると心得てすまふ也
一一そとにて乗時すまふ時は内より
乗りて出るかよし
一一さく波といふは両方をたかいちかねに
引奉な
一一扉引と云はしさり口を付るとて跡足
の龍の毛の所に縄を付て引左又也
一一持引と云は口強の馬を手綱を持て
引
一たゝ引といふも右に同し事なり
一くり上袖通しの手綱といふは人引馬
にする事也手綱を俄に短く取詰て
乗るなり手綱を手にかけくり
上るなり
以上四十三ヶ条
伊藤甚右衛門
幸氏
同隼太
同幸三
無意
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
同将曹
幸督
付十太
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
幸辰
松岡平次郎
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