純詆書

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不明
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日本語
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ジュンテイショ
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東北大学
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
府仙台 紀託書 ●一文宗此一家に作人数多有て目利通に成といふともあらわす教にそむ くは稀也見付は国の掟を請て鍛賢事ゆあひふかく心付うつくしく 静成を此作と見よ ●一重花刃に虎の尾乱出来一重花干早刃クませて奉心有出来 一逆足ノ重花御出来 一逆足の重花沸出来一直刃の女有て切懸り出来 一出来堅にして古心なる事漢心有て極刃細心成は後末と也 一上ニ出来代金拾五枚 則宗此作右ノ掟ヲ請鍛言へ心有事 一夏香多乱ろくに延て足深き事心付すとくとははれてけ たかきを此作見よ 一菊刃の定清の沸真の刃成べし果にして漢抔成事上え出来に 代金廿五枚 助宗此作則宗を請て鍛屋わらき有事 一重花の刃段々有之かし心有厳きたひ目沸すく深きゆへ しみ心有へし出来静にして遊玉はに有事漢を見付 なし上々出にして代金拾枚 助真此作助宗請て鍛ねはき事 一みたれ頭さかる事重蔵に丁子満さりてさかる事 一勝の刃と云て浦の浪の如にて本に又なきヲ云出来国ノ掟ヲ そむきてしのきへ乱を出し或は飛焼たむねなと焼事物宗 ゟ上に及而付分ノはせ屋か成事一家ノ内にては漢を成を此作と 見よ心付もへたつ物也上々出来に云代金二拾五枚 古房此作助真を請て鍛堅事 一重花のかしらさか類伝 一重花ノ丁子モクノ定清ノ御伝出来一家の焼違女も追き成事 上々出来ニシテ代金二拾五枚後ノ作人ハ重花細真ニシテ遊心成 事上々出来ニシテ代金拾枚 助包此作吉房ヲ請テ蝦子バクマシリ有事 一重花ノカケリホシ露ノ事 一スミハタフカキ事出来城心ニシテ懇意成事後ノ作人ハ長青 ノ見付有諦アラクハナレ心有上ニ出来ニシテ代金拾七牧 吉岡助光此作モ一門ヲ請テ鍛ハせマカ心有事 一乱真砂有テ分情無事一乱逆足ニシテ川瀬有生下成事 一直刃ハ備中モノニコトク有テウツリフカク古ヰ心有テミユレトモ両 作ノハタ無キユヘマキレナシ出来ソムカズシテ遊心成事心付山穏成 ヲ以疑無上と出来ニシテ代金五枚 助宗此作則宗を請て鍛屋わらき有事 一重花の見段々有之かし心有厳きたひ目沸すく深きゆへ しみ心有へし出来静にして遊玉はに有事漢覧成見付 なし上々出にして代金拾枚 助真此作助宗請て鍛ねはき事 一みたれ頭さかる事重蔵に丁子まさりてさかな事 ●一残の刃ト云て浦の浪の如にて本に又なきヲ云出来国ノ掟ヲ そむきてしのきへ乱を出し或は籠焼たむねなと焼事物宗 ゟ上に及而付分ノはせ屋か成事一家ノ内にては漢を成を此作と 見よ心付もいたつ物也上ニ出来ニ而代金二拾五枚 古房此代助真を請て鍛堅事 一重花のかしらさかる伝 一重花ノ丁子モクノ定清ノ御伝出来一家の焼違無ル如き成事 上々出来ニシテ代金二拾五枚後ノ作人ハ重花細真ニシテ遊心成 事上々出来ニシテ代金拾枚 助包此作吉房ヲ請テ蝦子バクマシリ有事 一重花ノカケリホシ露ノ事 一スミハタフカキ事出来城心ニシテ懇意成事後ノ作人ハ長青 ノ見付有諦アラクハナレ心有上ケ出来ニシテ代金拾七枚 吉岡助光此作モ一門ヲ請テ鍛ハせマカ心有事 一乱真砂有テ分情無事一乱逆足ニシテ川瀬有生下成事 一直刃ハ備中モノミコトク有テウツリフカク古ヰ心有テミユレトモ両 作ノハタ無キユヘマキレナシ出来ソムカズシテ遊心成事心付山穏成 ヲ以疑無上と出来ニシテ代金五枚 吉宗此作古世物ノ如有テ鑑監事 一重花トリミタシテ湯アイフカシ 二丁子乱如有テマナリ有事出来掟ヲイタツラニシテ拙に ノ定漢心ニ及マカイナシ上ヒノ出来ニテ代金拾五枚 国宋此作一文宗ヲ請テ鍛さへふかき事 一むかし肌刃二本工の有伝一本用重花沸スシコト 一沸細真ニシテ遊玉の定心付翁ふかくおとろへて出来 尋ニして閑成ヲ用上ニ出来にして代金弐拾五枚 ●雲次此作湯あひよく付故二生国ヲ見ハヅスモノナリ 国ヲ請テ鍛写レフカキ事 一逆足洲ノ伝スミ肌ノ定 一沸アラハレテ包ひ深事心付ウツクシクヒナニシテ山城心有 一直ハ尋ニシテ帰長ク切た成長太刀作ハ細真ニ乱て空肌 フカシ上ニ出来ニシテ代金五枚 雲生此作雲次ヲ請テ鍛監作イカメニツヨキ事 一ミタレソロハテ足コマカ成事 一逆足心はやり刃教スミ肌深シ心付も思つて生下 成伝直刃は青はりの先付有て沸監事上々代金三枚 雲重此作雲生を請て鑑監事 一乱コマカ二足浅ク善悪ノ段有事 一沸細木工心有テ鈍ル事心付青心ニ而平山魂成事上と 一出来代金三枚 包平此作國宋ヲ請テ鑑子レフカキ事 一乱花刃真砂ニシテ腰の刃を乳事 成事上ニ出来ニシテ代金二十枚 助平此作モ国宋ヲ請テ鑑子ハキ事 一乱はなれて大ク足ふかき事 一花刃抱延成伝刃分ほのか成事心付またゝ作平心に有て いかめに堅成事上は出来にして代金拾五枚 長光此作國ヲ請鑑子レフカキ事 一三芳野重花ノ伝 三丁子ノ乱玉延二遊急成モ有出来細真ニシテ上下ノ 一沸コマカニハナレテ行近キ伝心付之頃つしく武士シテ遊意盛 一世有ヲ以定トセヨ上ケ出来ニシテ代金三拾五枚 丁子ヲ用直ハ剱有ヲ頼ニエ細遊成ハ二重ノ刃脇ニ有アハ 光忠此作長光ヲ請テ鍛サヘ深キヿ 一乱頭直ニシテ足深キ伝一隻ノ香ノ教古道ノ伝 一重花ノ出来ハ遊玉ノ定心付古心ニ有テ分フカクユタイ心有 三頭ノ内乱有ヲ以定トせヨ上今出来シテ金三拾枚 真長此作モ長光ヲ請テ鍍監キ事 二丁子刃コマカ二二エ監ハナルニ伝一乱トカリテ分キツキ事 二コマカ二イ足形心有ハ将監ノ女心付ウワクシクモエタツ作カサネ アツクイカメ成ヲ定トス上今出来ニシテ代金拾枚 守家此作モ長光ヲ請テ鑑子ハキ事 ●一乱アソヒテ情ナキコウ一蝦蟇の刃ニにほひ焼詰の事 ●一浮に桶土の露洲教心付いかめに舟伝上今出来代金廿五枚 ●家助此作モ後ニ舟家ヲ請テテ細士心有事 一乱静ニ蚊嘆ナイサクモクノ有伝 一露の定沸こまかにはなれ心有事親みりうつくしく 生下成を此作と見よ上え出来代金拾枚 真守此作モ守家ヲ請て鍛ねれ心有事 一乱に真砂有事蝦蟇の定分情無落深キ事心付難たせ 一生下成を定とす上々出来にして代金五枚 遠近此作も長光請て鍛ねはき事 一長丁子星の伝香ひふかく露の定心付遊きのちり沸心 有て分上及へし上々代金五枚 一景安此作遠近を請て鍛錬心有事 一重花の切懸ナラブ事心付青心ニシテ寿風教上ニ出来ニ出来ニ相成 左近将監長光此作親を請て仮監事 ・一重花の星の伝丁子母露定一乱こまに流相心落立筋鉄の 二丁子刃にとかり又まちりて星の伝心付いかめに堅きヲ用直は 青三の見付有て刃顔すみはた原ちかき事上に出来ニシテ 三つ附にてきんの 代金七枚五両 ツ子ノ出来ハ重神化丁子ナトましりて出来に恐る事 ○景秀此作国請て鍛ねはき事 一丁子刃に重花遊玉地蔵焼の事 一沸にあわ定有てかすり教心付片京の思ひ有て山親成伝 刃不定取トメヌ心入有を以せ之上と出来にして代金五牧 正恒此作国ノ掟ヲ請テ鑑ノねはき事 二重花心にとりみたして刃足不定事沸筋腰の見付る石付 いかめに一字の見付有て生に杢の定遊玉ノ定はに付る上に付る上に付る上に付る上に 兼光此作国掟ヲ請て鑑写レ深キ事 一乱かけろふの伝作はゝを頼事一風波の帰ふかき事 ○一いろこ形の伝地山の教一切懸ノ教すみ肌事 ●一丁子の切逆足の伝心付監静にして遊意成事直は切 懸心有て移身す肌深し御二二ツのならひ有て遊玉の 教有真宗遥ニメ樋林風字を用と也上に出来代連拾牧 景光此作菊光を請て鍛ねはき事 ●一乱そろひて足細か成事一上ははやり刃腰の運足御なく事 一道足の堂一置こま成事一寸之肌すく成事 一心付かれて翁源ノ作四角心成伝直は京青の見付有て まろき定上々代金七枚 元重此作兼光ヲ請て鍛さへ心有事 一足ふかく次さかる事一乱あそひてゆあひ心有有テす 二心付真細にして拙意成伝直は青京の見付有て 沸ニ友をかくすと云伝上に出来にして金五枚 ネルスニ堅雲肌ハ地フ也 ●倫光此作兼光ヲ請テ鍛堅事ニ ○一風波ヲ頼分情無事 一山桜真細ニシテカケリノ定 ●一乱あそひてゆあひ右有テすミ ●一作イカメニハニヲ頼帽子遊女き成事心付も入立て親ゟ生下 成ヲ此作ト定上ケ出来ニシテ代金五枚 義光此作倫光ヲ請テ殿ねはき事 一乱丸ク足ふりき事 ●一三吉野見付あわ沸の定心付ゆあひふく沸あらわれ て堅を此作定に直ハ吉井ニ近シ上ニ出来ニシテ代金 三牧 即光此作倫光ヲ請て鍍さへ深キ事 ●一乱こまかにそろふ事 ○一山桜細真成ハ滞カタウツクシクユアイノ心有事真常 閑ニテ吉井ノ如シ心付へ翁有テ晴タルヲ此作ト定上ヒ出来 ニシテ代金三牧 成義景此作景光請テ鍛堅事 ・一乱まさりて切かきの教三吉野心有て沸あらくはなるゝ 事心付いかめに平遊ヲ用て未ノ左のことし上々出来 代金三枚五両 重光此作義景ヲ請テ鍛堅定事 一山桜角ノ教包ひの浪相成は分情母ニうつり深シ心付北 色ノ定有て逆め松かわ肌あれは疑ヲはらす沸細マミ はなれ心有事上て出来にして代金二枚 ●吉景此作師光を請て鍛堅事 一みたれそろひて情む露の教 一山楢とかりて露ふかき事心付かれてまたく生下成を以 定とす上に出来にして代金弐枚 政光此作吉景ヲ請テ鑑堅事 一乱こまかにいろこ形心有事又山桜文とかり足ふかし 心付またく静閑成事上と出来ニ入代金壱枚五両 吉井一家此作小反一家ヲ請テ鍛メ残れ深キ事 一かしら玉にして乱遊ふ事一覧あらはれてゆあひ深事 一帽子たい尻に〆細直糸心有教 ●一みたれまたへ頭さかるヲ用心付うつくしくひなにして 一杢肌定又道永ヲ請て沸堅つねをも用作定て漢 心成ハ帰長く刃分定上え出来代金二枚 ●片山物備中國天下一之御ゆるしヲ下シ給事 片山の住人之内成故ニ片山一文字とハ云此所ニ住作ノ 一道具乱多国ノ掟請て殿ねはき事作四角心有事 ●一袋丁子にはす刃ニ帰ニ虎ふヲ焼事一ちふ乱星の見付は出来也 ・一はす刃等にして露くちる教心付堅にしていかめに武士成 事ひか直を頼かき入ル事も有一上に出来ニも代金一五枚 ●法滅寺国光但州住宝郡隼人正国光と打 一此作片山物ヲ請殿何れ源事二代同銘ヲ打 ●一乱真砂にして頭ろく成事沸うつしく包能付事 一菊花の乱青地のそこの松皮はたの事 ○一直刃は青三の見付有て霜にへの事 ●一つきさしは京備の定分よく消事 未ノ左のことしこの出来文代金五枚 一心付尋常にひ在る事薬遊作有て医真之出来有は 伯耆国大原真守此作備前光忠を請て 飯さえふかき事 ホウシノ内ニヱル光忠ニヱマン也 一乱頭直に夏ノ香能付事沸監二の定有事心付をとうへ て翁ふかく晴重るを此作と定に堅真にして遊魂の 作也上ニ出来ニメ代金拾枚 正家古三郎と号国の掟を請て鍛さへたる事 一三ケ月ホウシ帰カケロフノ事一乱コマカニ足浅砂心有事 二湯アイフカクシナヒノ定有事心付スヒトク古心ニシテ堅真 魂ヲ用上今出来文代金五枚 正広此作親ヲ請テ鑑堅事 ●一地閑にして水ひときの定水きわたつて深キ事心付う つくしく翁亭上遊魂の出来又俄にまさりて三ヶ月 近用上ニ出来にして代金参牧半半 法花一乗此作衆物のことしノ乱更て堅事 一乱遊ひ水滞そろわぬ事一至慎心ノ乱糸のおしへ ●一幅につき上ケ丸ク帰長シ心付すとくすけなくけは敷を定 直は沸村心有て京ふかし堅細にしてあわ心有上え出来 代金三枚 にして代金三枚 ●正近木梨と云所の住人北国ヲ更鍛さへたる事 一乱にせひの定帽子の内取みたす事 一沸細に付事筋之教涙おとしに帰る事心付けはしく 一分能出来を定とす漢物に〆むねを焼為出来は未ノ長発 一ノ如シ上ニ出来ニメ代金二枚半沸かナりはきかけあわ沸 の時は北国のことし同貝辰房三原一家は北色の 一定宇二の教大関御に性魂の光ます云事上て出来に〆 代金壱枚 備中青江住守次青江ノ如人成へし此作国の 掟を請て鍍さへぬ事 ・一乱ちかふ定乱かわしく物渡成事 一直一は糸を引定地必出来成へし心付古心有て枯多苗 身南志を定とす堅魂を玉成常心の真監とかる事 上に出来にして代金五枚 ●貞次此作安次を請て鍛さへぬ事 ●一乱真大ちかふてさかる定沸に星心有てふかき教 ●一直は分きつくあふ定の事心付監にしてむねを焼事 上に出来にして代金五枚 吉次此作も守次を請てねれつ有事 ●一乱に小違ノ定ほし夕定の事 一細真直にしてきれひ成事名付ひなに定てふかきを比 作と定上に出来にして代金三枚 清綱此作書之始人也見付は三原を請て 鍛弥はき沸監つかぬ事 一乱は北国を請てくみ入の伝一ほつれの定有帽子はき上ル事 ●一あまぬるかねにうき雲肌の事 いかめ成事極意の作の定成へし上に出来にして代込二枚 一帽子うつしくはきかへる教沸細に能付事 二幅子の下の色のかわり此作の定成べしこゝ路付ふつ切 吉光土佐ノ住人工玉を請て鍛ねれ心有事 一帷子ちひさくある一乱細かに沸あらく離て離てやはらの成事 直は閑情にして監真定ちかひなし心付尋常にひな 成事作とかりて尻惣あやうし上に出来に五代運壱枚 ●清景此作北国宇多国宗ヲ請て鍛監事 一ちゝみ小正目刃のすなかし定心付備京にして監具細 成事上々出来ニシテ代金壱枚五 貞宗氏作保昌五郎始人成国の掟を請て 鍛珎はき事 ●一乱は足定て切かき玉垣心有事一のし又なひき湯まさりて太道 一はたむ文成は辺の内に其肌をあらわす事必能御ゐは刃の内にはけ めの御筋御出る事心付いめに監遊にとかり免成事上々 出来にして代達拾枚末々ノ作人まて此をしへちかひなし ●千手院重弘一家ひろくして掟定かたし国を請て 一鍛さへふかき事此一家の道具まれかして目刊分明 ならすといへとも国の概ちかひなし ・一乱は起さみてとかり咒に物儀成伝心付翁有てけいきの 出来なるを定と云 一直ハ真閑にシテ監成見付備所祐光見付有へし人付 けはしく鍛つよき事沸細に能付て漢意有上え出来 代金十枚 一乱足定て起さみて玉垣心有事 を本と用直は吉井なとの如乱は道永にてはきつけ深ければ まかひなし上え出来にして代金五枚 「「「」「「「「「「「「「「「「「「」」」「」「「「「「」「「「「「」「「「「」「「」」」「「」の掟請て監事 手掻包永国を請て鍛さ入深き事 ●一沸あらくつかぬ心有事同たてか伝心付監にシテはなけ薮 一乱静監護心之伝一御真砂にしてふかき伝 一乱静監護心之伝 一にへ馳遊光卿の伝一色のしたかふ伝うつろの事 ●一竹に左とい作を頼むねを焼事心付古麹を用真細に〆 一遊漢也上ニ出来ニシテ代金弐拾五枚 当广此作包永を請て鍛練深事 一刃まさりて真の刃と沸の定 一竹の正目つきかへしの肌伝 ○一帽子たい尻ニシテ帰ニ二ツ定有心付舞有て分深生わた 成作山魂成を以定とス上に出来に〆三拾五枚 国次此作手掻の始人也京物を請鍛つよき事 ●一乱は生きくはせやかにけわしき伝 ●一玉を請て作恰好あしく関ヲ凝心付すけなく監鏡ニ〆 常心いかめ也上々出来に五運三枚 ●魯国安綱大原の真守親成といへとも 包束を請て鍛ねはき事 一にへあら〳〵はなるゝ伝むね焼事 一乱にあられの教漢心元に有事心付公拝ふかくかれて 古常ニメいかめ成事上ニ出来にして代達拾枚 宗近三条小鍛冶ト号波草を請て鍛ねれ深キ事 ●一三ヶ月の帽子肌うさしき事一端細に能付て肌まちり無事 一心付翁有て尋常にすとく分も生も深キを此作と知レ すゑ〳〵の非人も此伝を可用上々出来ニ〆代金拾五枚 吉家親二違ナシ殿ねれふかき事 一乱細にはなれて沸あらわるゝ事石付蘇立を定とす 一乱来団俊に以て散立鍛かれ帽子の内に三ヶ月の前 こみ有ヲ氏作の定と寄上て出来ニシテ代金拾五枚 粟田口則国氏作藤右馬丞と号惣別一家之定 は国を請て作こはゝに重あつく目当而銀ね過かき 一からし三ヶ月ちいさくうつしき事 ○一にへ細かにふかき事 ○一そのはたうかむ伝余ノ事ハ遣共雲井ノマウナル肌有 一切物古心成教心付すゝとく翁有て尋常に真細小寸にシテ一 延閑の見付有上に出来にして代金五枚 久国此作則国より鍛堅かな肌有事 すとき事上ニ出来ニシテ代金拾五枚 国友藤林と号此作も則国を請て作一家の内に しては平クまろき事 一沸あらくやわらにあらわるゝ事 一刃分晴てはせやり成事心付翁ふかくとかり児成を定抔堅に 定上に出来にして代金拾五枚 見得たる時暇さへふかき事 ●一肌瀉成伝滞荒晴ル事 一ふたへのほうし雨路有事心付おとろへて柔心成を此作と 国吉氏作世にまれもの也吉光と違無両作の内を ●一銃本釼にして帽子弦月の定 ○一銃本浦の浪意有て火焼頭を用事 一穢花鍔或は直にてもしなわぬ事 一一地性二二色をあらハし雪山伝つ付いめに遊真成を定[ス] ○一弦月の帰有無祖え盧しのきはたいかにもこまかに光を あらはす事 一琉本心又証乱古光を疑然とも沸あらく寒量を以定とする ○橘ノ字ノ誤解 ●吉光此作三人ノ犯なれは筆に教をあらはしかたし 国吉に違なく細直成しるへき事 一火焼頭三角弦月のま沸かくしの帽子とも 一九層地丸キ事又長キも有一根本の鉄は練たる也然共幸一 一蜘蛛の升肌丸クこまかにひしと有事 ●一統本ハ大ク又小又大又小又大又小又大ク如此 一一御極上とは鍔之内細かにひしと沸たるみしく見得て沸見ゑず 一沸ても有ことし其沸のあわへに所〻に又あらき沸有事 一賊の御とは穢の花鍔土へは直刃にても識こみて吟の知和 あひ〳〵に有を云又刃の内にへ所々に賊ゆゑに云ト也 ●一統本細ニメ強足心も云唯釼に焼出ルも有ルも有へ 一御少も地へこほれぬ物也返〳〵湯走心かりそめにも無之物也 一一文字の鍔付のごとくしりさかり成乱有之物也 一楊柳鏤とは分御の糸を引又銃本剣にして縷ことく沸計りにても付 明る故焼しほあひむくへきのきはた長ク丸くぬゆへ 焼も有 ●正光此作蓮魔の始人二字国俊と仰鍛さへふかき 事 ●一肌目に当ことくののき肌ふかし 一帽子丸ク帰浅クあらくあらくあらて正目肌のことく成も有心付 一翁ふかく遊真成を此作と知直は帽子に杢心有て隣ル 事上に出来にして代達百貫 ●国綱此作来国次を請鍛さへふかき事 一大乱を用乱足定ぬ事色々の乱目にたつ事楽しふかし 一御こまかに臨付て分も生も深く心付晴て翁の見付成を 一定とす腰の見付之伝心付遊真にして漢心有有べし 細真の乱ならは沸あらる事上え出来に又代金二拾五枚 ○来国光此作郎兵衛と号国を定て鍛堅事 一作平ク武士成事 一乱は光をうつして帽子丸く帰有世の定 のたれ心にして沸あらく帽子大ヲ帰長クうくる事 一又帽子大クぬるく帰ふかく作ふつ切成事 ▢一そこはたとは地底にすみ肌心有て上光色を定とす 一木工肌ノ定此作の足一成一帽子沸入つかゆる帽子はき かけ心有事一刃分別心に見上于前心有て杢肌ふかし 一心付景気わた有て分上におよふ物也然脚は陽極を 用堅切ニいかめ成事上之出来代金廿五枚 三直は帽子定ていめ成事一此一家の刃道を本道を本意トメ ●来国俊孫太郎ト号来国光ヲ請て鍛練事 ●一乱は逆足心てこまかに二心有伝●一帽子ちいさく帰浅く二重の 御入事一すか巻肌式はのきはた銀のちわの事 一御細ニ能付て沸辺のべきの事 ●一花刃に丁刃をませて焼事刃ニは心付翁有て細真成 焼 事細漢ニ非有字ハ後ト云上ニ出来ニ入代金拾枚 国行来太郎来国俊を請て彫ねはき事 一花刃足不定沸あらく星の見付き事一浦なみの乱 ヨコテノ内ニ有 焼くろみの伝の 八ツ刃も有京組め 同大和物の直にトル 心付いかめにまりきを定て平遊に 有て常真成成上に出来に五代金拾五枚 来国吉氏作古人故道具まれ也来国彼を請て 姫さへ心有事 一読寒心有て佛屋有事にあらはる事一出来へとく帰 一浅くににそふ教心付古に有てひ東心有持一細にして 一、近過ホワシ 一堅意を用上に出来ニして代金拾枚 了戒此作も来国俊請て鍛ねはき事 一乱はこまかにはやり刃に沸しみみ付伝一分はせやかにすみ 善悪 肌段々有事心付堅細にして翁ふかくかとら敷晴たる を定とす切物上手ニ而大ク小ク目当女能切たる也漢用 成はまれ也上て出来に而代金五枚 了火信此作も親ニ遣なし鍛堅事 ●一作平く不つ切にいかめ成伝心付来国光に似てすみ肌 ふかけれはまかいなし親ゟ生下いして沸あらし上々の 一朱ニ一代金三枚 盛さしは本に而大乱 来国次此作乱を根本とス来国光を請て 鍛練漢事 ・一杉立の帽子別の事惣別滞はあらき事 一清肌光之定土用之筋鉄之筋鉄之筋鉄之沸荒ヲ 明定とせよ心付まろく翁壱て作ふつ切に器量に分も 生も上成を此作と見よ上々出来に〆代金廿五枚 来国長此作も来国光を請て鑑やわらか成事 一一乱は真砂といて定る事薫はなれてひかりを請るを定とす 一直はもろ嫡子御糺あけ帰ふか地事二地肌たゝれて光 め有と有小付かれて真身翁ふかく陽心を用刀は丸清に 〆細漢成上之出来ニ又代金三枚 一来倫国作国次を請て鍛ねはき事 ▢一上の蔵多面湯荒かんへぬ事も一両路有丁両渡成伝 心付扇立て生下成と此段と定作に湯物用漢心 成は帽子材雲い有上て出来に〆代金十三枚 来国真此作倫国を請て鍛堅事 一作に小はゝを用かさねを頼とかりめ成事一二重の帽子思有 を定とす心付古心有てしたるけれはまかひ無之堅細真に〆 一遊湯成はまれ上て出来にして代金三枚 国村此作来国光を請て作ふとく不御切に鍛ねはき ●一帰きつくはきかゑる沸荒まんなんならぬ事一萩落六崎六弥土 の事二乱はさか足心有て足定類事●一杉先北有て帰の つかへはきかくる事一出来ニ段々吉悪有事石付いやしく 武士成事青陽の見付有て堅真細成は遊院之定上々の 出来として代金五枚右之心得を以此一門之見付作之定不可違 ●国俊此作来国行ヲ請テ鑑カタメ成事 上乱三カ二足ふかく刃はせやか成事一花刃逆足に丁子を あらはし星の定有事むね焼事段々有伝 一広直の切かきの変足二重の仏之事一刃先の乱湯相 ふかき事心付器量に晴て武士也切先二帝心の定 細メ真成事上々出来又代金弐拾五枚 来団秀此作来団俊を請て鍛堅事 二沸カタク雨路有てしたるくぬかりて生下成を定 心付堅細にして常遊の定有上ニ出来にして代金 二枚 ●老包此作を中堂来と云来国渡請て鍛 錦ふかき事 一帽子ニ扇の伝弓張釼鍔之内一沸細に帳付て縷の 一御吟のちは深し心付竪量ニ翁立事作たふとく ふつ切に出来に無望之心有又生国をわすれす又小角 あわせ宿いせき心なとあらはく物也漢意筆遊成を 定上に出来ニして代金三拾五枚 信久後ニ信国ト打古きは此外也国詰て鍛堅事 二帽子まろく帰長〳〵乱丁子浦の銀に大の 一御荒堅事はなれ心有事一切物もぬるく丸作反 心有て丸ふとき事心付之つくしく生中成を定地肌ニ ほけ色をあらはし陽遊ニ真細成は堅真の定上て出来 にして代金五枚 信国親に違なし暇ねはき事 一相州之伝をあらはし地生に雨路有事沸堅無忌はなれ心 有教心付したるく備北の見付生く牛工の定有事二つ 有之惣静成と此作知レ上ニ出来ニ〆代金五牧 平安城光長此外信国請て鍛堅事 ●一乱真砂過て足浅事沸はせやかにはなく事 ▢一浦の浪帰長ク雨路有教や付ひなにとかり成伝中 一陽真ニシテ遊真成事上々出来にして代速武牧 ●因幡小鍛冶景長此作北国宇多ツ請て鍛堅事 ●一乱足定テ真砂有て丸事から情無事一御はせやかに まんへんならすも路帽子心有てはきかけの事心付堅 延に〆分にみねの定晴たるを此趣と定よはたへに吉青を あらハし常延シ上に出来にして代金壱枚半 吉則三條の吉家か未の作人也信国信姫ねはき事 一乱真沙有て丸く玉垣に有伝一乱ニ北国を請之名のつ かぬ伝ひたつら心有て沸あらし殿わらわ作不浄丸の 心付ぬ如く翁以有陽堅ニ遊兼成を定被増上ニ出来ニ〆 代金壱枚半 綱小路定利此作了戒を請て鍛さへめ有事 ・一乱真砂有て建足の有滞こまかに南路の定備前小有哉に 一焼事多シ分ニむく屋糺有て雲消の定有心付真堅メと 一漢成を定事上に出来ニして代達五数 ●延寿国吉此作定利を請てねは記事 ▢一生国のはたへふかくして帽子きつく帰のはなけ違ふらす 心付ふつ切にたふとく二ツ有へし帽子つかへて逃延成と心得へし 上ニ出来ニして代金三枚 ○波平此一門隙くして目利分かたし大略直刃ヲ用 ●古関を請鍛さへる事乱は北国を請て鍛さへる事 二しらか肌分のはきかけくもる事一洩細やかにうつくしく波 沸て分上に見ゆる事二大和路有てすみなかし肌事 心付いかめに古心にして漢閑成事又作いやしく堅物或は 必細直刃ヲ頼上て出来にして代金二枚の上はなし 行平此人を紀新太夫と号記は氏な類へし彼平を 請て鍛ねはき事 ●一九物のとかりとかり浦堅翁の丁なかし定地ノ事 ・一生上にして帽子小ク大和帰の事一樋中にくりからを 一切事多シ焼落の事心付古ふにして竹子肌を用真とシ テ柔遊成上え出来ニして代金拾枚 西蓮此作波平を請て鍛さへ深き事 一直刃のことく見へてあたまそろひちと乱て神人の有事 一切かみの教よこ鍛の事に付古心有て翁ふかく遊堅 成ヲ定ス上ニ出来にして代金七枚半 彦山ノ法師 廿一歳ヨリ 僧定秀此作行平を請て鍛さへ深事 鍛冶ニナル ●一山路の刃二ゆ村雲の帽子の事心付平心有て作いかめに 一遊堅成事上え出来ニして代金七牧半 正恒此作九州を思たる鍛冶也京物を請て鍛ねは き事 一乱定て沸堅荒みとりのちわの事一渓塞二ツ定壱分 心付古心有て罪ふかく此木色をあらわす能出来たるは 包永のことくしかれとも鍛ねはく出来十分に心付したる けれはまかひなし上え出来ニして代達五枚 金剛兵衛威高此作波平請て鍛堅事 ▢一生もも下なるを此作之定よる一山路を頼大和帰山川の流 の事心付堅真にして漢成事上に出来に御代金壱枚程 一王池元真此作波平を請て鍛さへ深事 一山路を頼大和帰しらか肌かつかし一古キ故かねにましり有 を定心付古心有て武士也作器量にふつ切成程丈夫 成事御細御成伝分も生も上成を定必大成樋をかく 上ニ出来ニ〆代金拾五枚 高田友行此作末のたを請て鍛ねはき事 一帽子大くあきつは実いやしき事一乱丸そろそろふ伝沸 一荒屋はらか成事心付翁有て被下成を此作と見よ 一堅ク細胞成ハ常逸の定上ニ出来にして代金三枚 宝直時此作二代有て京物如信国抔作物を請 て鍛ねはき事 ・一乱丸クそろふ伝浦屋わらかに荒事に付かれて翁な類 事作ふつ切にきり物を本と用て他作に大山にちかふ事 山河流深して惣て已上て出来にして仲達老折はん ○月山此作古風之体なれは刀もかさねあつく 反高し脇物は竹子すめ紙用鍛ねはき事 一乱は古関を請て足細か成伝一次ながし肌目に立て 心付翁有て堅遊成事上に出来にして代運壱枚上はなし 国光此作新藤五と号来一家を請て鍛さゑ侍事 一御こまかに御の線とつ伝一沸込の伝利等はたの事 一乱は丁子は有て一文の定有事一先の驕道の線は一家の 一肌は右の線ニ付テ出来ル事口伝有之心付強は前心有て 細真陰静之上に出来に入代金拾枚 国広親ニ違なし鍛ねれふかき事 一乱は浦の浪を頼沸あらくやわらか成事一作まろく 丈夫成事いかめにうつくしきを此作と定よ心付旧違常 漢の心有上に出来にして代金五枚 国重此作も後に国光と打観を請て鍛堅事 ・一帽子小名晴てとかる事心付古心ひな心有て遊堅 成事上に出来にして代金五枚 国泰此作も親ニ違なし作とかり鍛さへ心有 後に国光と打たり 遠州二月見ノ里有口口 一一帽子大和帰の定月見の佛の伝心付常真にして 惣古の定上て出来にして代金五枚 国宗備前三郎此作国を受て鍛さへふかき事 一三ツつれの丁子やはつれの乱遊真の沸筋からたへの散 ○一眼脚はこしの見付有て帽子に新首五分二ツの定有心付 静嵐に草真に見付事上に出来るに入代金廿五枚 正宗此作五郎入道と号古今之名人在り 一出来ニ三段忠ニ四の伝鉄ニ口伝の習有 一御筋弁色雲ノ定つらゝの玉伝一半月洲浜鍔 嶋鍔玉元のうつまき肌の伝一沸に包を下事 刃に遊上釼刃の事一沸すて星の伝裏表の翌年 心付真細常にして漢堅成事 一雑三段遊上の御触之事 一鍛銀光薄鍛堅真の定光上成を用事 此時杢有 ●無上貞宗此作国の掟を請て鍛練深 一のたれ乱本と用一玉焼の伝二所の二重大きの事 一沸真砂成といへとも分深事を用一鶏と玉と帽子能儀有 事心付器量ニ三人之内ニ而ハ翁立てうつくしきを 此作と定平堅細真氏は帽子の元はさつくる事沸須ち 保多留能足有者惣潰成上に出来代金百枚 ●行元此作貞宗を請て鍛ねはき事 一老薄の乱大洲浜そこゆあひ梁事一沸細ニ深事 直刃は新散五の見付有て下焼の影有伝翁の殿 一御筋糸の伝御帽子細ク帰請候事心付翁ふる出来 一器星に沸荒候事作丸つ晴て不つ切成と定ス 堅遊用上に出来に入代速廿五枚 ●義弘此作も三人の獨りなれは相伝に伝かたし と也正宗にに而事二内ニては鍛ねはき事 ・一のたれの浦の浪松倉鍋暮山の玉焼之伝一極上の沸 筋はきかけの伝心付器量に不つ切成事遊漢に人 常遊成ヲ定ス 広光此作国掟違見付無し鍛堅事 ●一嶋又名のつかぬ又かふち地蔵の事一地半月秋の 一露沸荒ク誰てやわらか也籠玉の定紙本と用て本工の定 親子のわかち有入し上え出来にして代金五枚 心付逃堅陽にして真細或ハ未の非人之直は如帯真に〆 漢細也 秋広此作も国ノ掟違なく広光詰て鍛[ノはき事 一洲浜母杢の定飛玉ニ洲杢の教一上手成故ひりを うつす事一村雲の帽子御荒付心持有事 心付然常ニメ漢細成ヲ定とす上ニ出来ニ入代運拾五枚 正広此作秋広を請て心付翁立て生下に〆 鍛堅刃定たるを定とす ・一名のつかぬ又近見付て洲飛の焼御荒はなれてつかず 近き事心付常漢遊玉の定広正も右之見付地詰て 上え出来にして代速に壱枚はん 助真此作を藤張源次と云備前納真被請て 鍛さへふかき事 一色雲の定秋の萩と云伝出来十分に〆綿蕉張付て 包ふかきを定とす一玉の定心付はれて古心成事 心付細漢文遊玉の定は思申成は漢ののおもひ有を此作と 定之上ニ出来ニして代金弐拾五枚 則重此作国院違無し鍛怠深事 一前下の地蔵包ひ筋色雲心有事一山路の又錦先心 有て一直刃はむねを焼事青洲の伝 ▢一洲玉の足すちかねの定御筋のはきかけふかき故 ちかひなし心付上に及て築の遊常の定易さりて 漢迦有上え出来にして代達二十五斗 あらはれて色のしたかふ事二分上におよひて春一風 ●筑前左此作国の掟を請て作とかる事 ●一鍛白七を定山橋の刃杉先の帽子の事一すやきの定 刃の内に有論こまかに能付て分のはなけの数 一湯あひの刃の日生心有伝を定と為付堅真空迄 の定上に出来に入代金十五枚 安吉此作親ニ違無シ鍛かたき事 ▢二重の帽子御身あけの事一乱段々有て誠に二重の定有事心付公殊 立てうつくし 立てうつくしきを此作と見よ遊真地見付有て細漢成定上々出来 代金廿五枚 貞吉此作も故を請て鍛ねはき事 一御荒村雲の定有伝一心付器量ニ真草の定有を此作と見よ 上ニ出来ニ〆代金七枚はん 国籍此作安吉を請て鍛堅事 二帽子丸クつきあけの定ゆりひふかくほつれの沸分のはきかけ有 紙定事地にすなかし雲肌有事心付平迦紙用いめに 不御切成事上え出来に〆代金冷シ抔 吉貞此作も安吉を請て縦ねはき事 一杉先命のよきつけ山の儀対類二重の肌有を之と云い付堅相成を用上に 出来に〆代金四枚 ●定術此作吉貞を請て鍛照事 二帽子の御義上ケ乱段ニ有滞細ニ堅二重の刃有ヲ定地肌ニ 雲行心有て分にゆあひふ有事に付常堅成ヲ定とせよ 一上ニ出来代金五枚 一丸安此作団船を請て鍛はせやか心有事 一山路の刃切かきの数にしあしの段有事一沸細に混土は在るゝおしへ 心付堅遊成紙定上に出来代金五枚 直綱北作出羽と云所住左の具吉を受て鍛祥院 一乱定て角刃とかりの有二ツ習有一郎荒つかぬ伝刃のさかい事 一大和路有を糸とは云いたふとくいやしくぬかりて遊漢成事 上々出来ニして代金泉数 長義此作も札を請て鍛ねれふかき事 一のたれ乱玉袋なふ海一帰ふかへ沸芝はなるゝ事一玉やき渡りの 船はしいといひて鍛めの沸筋刃の上にいつや伝一生国の掟に 一なれはあしかねよき事心付継ニ候節柔出事上ニ出来ニ候代達様存 兼氏此作国の掟を請て鍛さゑ深閑事 一浦の浪相かけりの乱の伝一神人の乱御筋かなりかすり〳〵人 二御細ニ湯あひふかく臨候事一呼の肌刃あひ沸の事 一帽子幸子に有テ前下成りに付常平延文漢五の乱漢迦 を用上て出来にして代達廿五枚 段呉事 金重此作末左を請て鍛堅事 ●一前下の地蔵いかめに大く桑子の湯一乱細にあふ定土砂なる事 ●一沸にすなこの伝乱とかりの定心付すげなく作めつ切にいかめ成伝 如前のかたがい有作人也遊漢文友を出し侍ぬと云伝上に出来金三拾 長谷部国重相州行光を請て鍛和札深事作 丸く及ひさし ●一ひたつら湯老風の有事一諦にあわの定十文字の教 二かふる地蔵帰の乱はけめの御筋伝一分の水きわ名のつかぬ 一乱はきかけの事に付うつくしく誠に友をさそひ漢地成又は地震 にしたからぬ事湯老御捨下ニあらは此作と定よ上て出来代金二軒申 長部国信親を請て鍛さへ梁事 ●一のたれ乱を失直は信国のことしに付翁立て御平生上ニ〆ゆあひ 一梁越此作と定上り出来ニ〆代金五枚 義助嶋国ノ住人此作平ク丸ク鍛襴はき事 一直一は美濃物を給て沸意やわら御成一大乱飛夕面心有は未ノ長谷部の ことく有て又崎の乱こまかに十分にぬかりめ成事一能出来は未の 左のことく乱起よきで記を以定と云一かふり地蔵ヲ懐ふくみたしたるは正広 なとのことく乱定両路有一ほそ直に〆帽子又木の有国俊或新藤五の ことく見ゆるも有然共きたいねはく火影雨路あれはうたいなし 心付柔堅して撫閑にして存有へし陰静成者大和一家の如上の 出来ニ入代金壱枚計 長吉三河住京の平安城光長ク未成村山を請て追詈事 一乱とかりてひたつら少し帽子大かまふかきことせやかにはなる候事 ●一眼出来有は淡路のことく有て乱足ふかくとかりの定作物未の強念の如し 一段の乱浦の浪立ふかく定てやわらに有事一細直は前心有て ましり有事心付きつく晴て生下成を此作と見よ遊漢に〆いかめに 取とめぬを以定とせよ上へ出来金壱枚 真鍮千本院此作関を請てきたひはせやかこゝろ有事 一乱とかりて丸ク相定刃のかけりの事一帽子地蔵ニ〆御節とはた かけとましりてはきある伝一御薬やわらかに離て分のかほり深め 心付かれ心有て常延成直は兼吉の如上ニ出来ニ入代運動致 国頭瓦州山田関と云国を請て鍛さへ心有事 二乱細ニ足浦へ御付定てまたきを定一又乱丸くとかりましりて浅 に有てかける教佛あしく分のはきかけかけかなりの事心付定てまた きを定極意に〆足深は伶国抔女出来も有上候代達壱牧 寿命此作大神物を語て鍛ねはき事 一寿命此作大神物を請て彼初はき事まに 一御荒力ある段々有乱情号定事幅子帰に生国をあら はし奇路有伝心付堅して翁心有を定とす上に出来に〆 代金三牧 │恐れ三度兼言候往違無シ候掟違無シ候条の有事 一乱はとかりきさみ御堅事一摺子うつくしく袖直後尾洲流し の事すみ肌心有てすな成を此作と見よい付真細にして 筑音成は遊漢成物也上て金壱枚 ●兼定此作国を請而鍛堅事 一みよし野心の乱山の波相玉を備なぶ沸あらくはなれてへた か成事直は和州を用台尻又木成事人冠立て堅山魂 紙を此作と見よ上に出来金壱枚半 兼国此作兼定を請る鍛ねはき事 ●一乱頂けは細クとかり出る事に付とかり見能を此作と定よ 一上々出来ニして代金壱枚計 兼成所一井と号此作兼国を替鍛さへ心有事 ●一乱大ク丸ク足浅き刃の頭をかつる事一沸あらくよくはせて くい出しの定心付物漬にしてむねかほり備所心有すゝとくうつ くしく分上に及を此作と定上え出来にして代達越数計 政宗此作を達すと云金重を請て鍛ねはき事 二乱に真砂有て十分成事沸荒屋わらか成事二沸のはきかけ 雨路有事心付ぬるくやはらき有を此作と見よいかめにふつ切に平 遊成事より出来に〆金壱枚 村正此作美濃国を請而鍛ねれふかき事 一御屋わらかにつく事帰り馬事一風波の乱飛声面に鳥足事 一鉄綱故に海しり有事切物言備前と同し心付に流しくわた成事 一分のむくやき有を代作と定よ漢飛ニしてゆきを用上て出来に入 一代蓮壱両国決紀州務川住人此作村山を詰て鍜かたくすたつゝ多し 一とかりの鳥足浦あら〳〵屋はらか成事心付漢物ニして備説の思ひ有 遊玉用上に出来に〆代金壱枚 国安此作を千代藩と云国の掟を請て鍛堅ましり有かね 一乱大く足渡事下下はしを頼とふとくいやしき事一沸煮つぬ教授玉 の処を立へ心付十分に取乱し上のひの作を用渓山難成を定とせよとて 一出来代金壱枚半 ○賀州真景此外国試請て鍛堅事 一帽子取乱し山紅の角刃きさみてはきかくる事一薫はなれ御まちて はきかるも有滞の道まさりて東の有事心付監調に〆相定有事 上に出来金弐枚計すは則房のことし沸意はきかけてはなくおしへ 永則此御道永ト云北国を請て鍛堅嶋中高シ 一乱あふことく能そろふ事二帽子た尻に〆帽子之内は在るゝ定とす 一之つ南瓜又へ入定直又は糸を引事へ申付山郡成ヲ修師と定よ漢遊に〆 玉垣有をも定事上々出来金壱枚半計 包利此作国の掟を請て鍛さへ心有事 一乱はそろひて玉垣の事一沸細に堅はなれゆ有教に付古静堅き成 伝また風永を請て心付したる〳〵はきつけ深も定とは上に出来に 〆代金七枚 有後此後有作此地包永海ねはき事 一一沸細ニうつろの定はきつけあひ心有事心付古事無事 たき様手多国光此作を古入道に云包米を請て鍛里事 二乱定は滞薫はなるゝ事一帽子丸の瀬堂ほかにくる事一帽子丸ク浦にて取越し 刃のうち後紅のほしへ一直は信国ノトク然去帽子近ク沸荒胡まがひなし 心付ぬなくウツクシク真沙ニあらハ印を定とせよ上々之出来ニ〆代れ参加 多国宗氏様親作儀追て鍛冶てしろむ事 一名のつかぬ乱あり御丸の内本土の事に付延直ニして丸ツ篁の掟 漢山魂の出来は相州のことし日本の見付有て正生に地往きはせ 心成上に出来代達成数 宇多国窮御作国光を請て鍛堅事 一乱とかりの逆足沸あらくはなれをなみあふかしはきかけ湯なしと 言寺解帳に〆裏表のかわり又能たるは能位の思ひ有真刃則に似て 陰山魂に出来は刃の内沸またりの正目細かにふし上々出来金三枚半 宇多国沢此作ハ未ノ故紙請て鍛ねはき事 一山路の刃を用御裳はな筆事一帽子沸はしりはきかけの定に付 ぬるくしたるく生も分も下乗れはまかひなし作はいやしく不つ切に 一平山帆遊成を定上ニ出来ニ入金弐枚 頭国此作道永を請て鍛さへ心有事作拙成事 一乱真沙として其儀事命の出しへ一樹雲の見付御細に付事心付いかめに被下 成を定遊漢の定有事上に出来に〆代金弐枚 御友重此作国の掟違なし鍛かため成事 ▢一角又美濃郷松葉ふふし直は帽子又森事一帽子のえ二重の御入 心有事一帽子取乱シ沸筋厳の花の浦の事や付監真ニ入漢相成は 一東の作成へし上へ出来に〆代金壱枚半 信長此様本重を請て鍛さい心有て医事有主ゟ翁して生も 分も上成勘定とす 一樹雲老房心有て於国の乱漢ふ成とは平に又御意はなるへ尤違無シ又法なとの 汝出来重而も有是も分も情なく生国の風情をあらせし心付意なく いやしく松の葉あれは少夕かひほはら吹上え出来屋敷数 施行光此作友堂を請てねはき事 一松葉角刃をかり足成出来物也一乱あそひて角刃ふかく作不汰切成事一作も 帽子もいやしく盛め加る事一等の相国物のとく拙玉淡乱成といへとも御 あらく松葉の足有つ付延魂大むら有上々出来に又代達壱枚斗未レ 延艶〆む の作も右の心得を以見よ 阿波戒不泰吉如作宇多国宗越後而鍛賢事景光と向し ことくニ見付共此作ハ手位上と見得てひかりをうくる事 一風波の伝大和路妙定帽子嘉刀ニシタントカルヲシて山路切かけ村沸の事 一漢陰静ニ又ひたつら多し石付堅美ニ〆はきかけ所の筋も有女漢ものを 頼事上へ出来金弐枚計 若州冬広此作関北国を詰て鍛白クは甚か成事 一乱くのめにそのひて足ふかなし事一ひめ直儀頼命の伝有事 一一浦ニヤカ二ケアリアツク心有事心付平抱ニ〆ヒタツラ漢堅成を定上へ出来ニ入試金壱枚計 一観見之事 心に覚テ目ニテ見ル事ヲ云タトエハ初心ノ稽古ノ内ハ先国ノ 掟一作ノ切念ヲ伝五実位極遠中近ヲ得テハ観見ヲイタス 物也切懸ト位トアハせテ親見イ名事又切懸ト位ト鍜ト三段 ヲ以テ目利ヲイタス事兎ハ用観見二味覚束ナクテハアタリ不 可定ト道寸師申ヲカレタリ 一遠中近之段之事 ●一中さへの 一近さえ 一分いかにも青ク梨肌ニ〆光り有事 一遠さゆる一分いかにも青ク梨肌ニ〆光り有事 ●一分青クつやはかり有事 一分青ク光つ程無事 右の三段の心に五段共に有能謀いたすり帰記事又残酒有て 一鍛医之用ゆる事有焼しをあひまへ成り又は過ル故右之如有それは 残所辺を以定事 一又鍛草も見得たる時は草の刃草の布也 ●一行の瑕と見定たる時ハ行の又一行の佛也 一真草行之刃事又御鍛ニ有事一鍛真と見ひたる時真の如しの如しの如し 真と見定て行の有事悪敷在り自然草と真とはまちる事も 過又草と行ともまち百事も有と凶之無寸師申越かれたり 内草に取へ ●一二段之草上口下 一三段之真一二段之真一三段之章一二段之草一二段之草一二段之事 内壱段 二段之草に行一段 浅草一段 一二段之行一下水之段 一三段之行 十五三段之事是は吉心を以目利とす但真又先之払掛紙用 又分明ならさる道具ニ用事三段之かよひ能公別有 二段之行ニ下外一段 へき事 包永 岡 紀正恒 一宇多国光 東国元 来国次 ●一延寿国決見 長谷部 ○一三代自信国 〇二王清綱 一三原正広 謹念行光 金重 一左ノ末弘安 高田友行 一金剛兵衛威高 左ノ安云 景光 天津兼民 一小反守景 定光 一千代雪島国当ル 奉存候 直流 ●一藤嶋友重 た 一道永斎 一波平安行 雲生 一関兼吉 茶 虎器助 包氏 則重 吉井清利 一伊将五郎与 高手作奉弘 一美濃千万院 魂魄當實之事 一乱者主天中小 一乱者 岡郷吉次 了戒 一直者分大中細 魂魄五分之分之事 一漢分むさとして霞ふ有はきつき事を用 一一一挺湯箱の刃取付て分にあそひ有事 一段四分きわとくうく心のわけなり ●一部又分はたらぬ事乱もはたらかぬ事 一二王清景 来国長 東場国 一寿屋わらか成分少なつれに有 一漢アシ古ヲ静テ常ニテ堅シ柔ナリ遊テ山魂ヲ 一心閑初監剣周死去 魂之乱 ○胡文舌十刀シ三カホン 魄之乱延真細 魂之直 魄之直 惣鍛冶百五拾人 以上 2077