言葉の塵

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司馬全交漫筆, 近松門笑輯
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2026-08-17T19:23:14.596Z
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場所: [書写地不明]
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CC0
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司馬全交漫筆, 近松門笑輯
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日本語
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[萬扇堂]
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コトバノチリ
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東北大学
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コウヘンコトバノチリ
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2026-01-09T15:00:21Z
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
万扇堂司馬金交漫筆 後 編 会談 □□□□□□□□□ 六十一日 新宿 近松門笑転 4.後編言葉の塵 新題林抄草庵集稀 読古今後撰歌花是 白雲紅葉錦人々依 類吟多 寄和歌者流松緑館 撫歌名目俳諧歌遂歳 大人判者多歎出月次 三席野入花雑費美加 イツ 寄狂歌寺流 天保壬寅初冬 司馬金友 4.後編言葉の塵2 四十一 一日万扇堂主人携書所幹一書来而 徴序於余余未及敬其帙先挙前言賢問 其義翁対曰先生之告今所輯書五十年来甘 前経目所経随聞随見而随録之古今異同賢否 精爽彼是此是非自他深洩雑於而論之言葉 産也幸下一諸説正賜如賞焉余聞其言領謝 之遂次是言以代序 薦澤山下普陀利辛入彭木尚館王厳善 同四 飛脚と能書を学通 入者耳古曽保多しめも雪も 何多能無事記 平氏満 一冷泉家臣上源吾相藤澤寓居 一湯此庵にて為扇堂の言葉塗を図て証 後編言葉の塵 後編 目録 午春温町副附会ヲ 購入セルハリ関博士 神野亭きは高蔵畵一 貞十五三番叟翁謡の解 百六十六かんじ三ッ口 百六十七里結界 貞大源氏香の図 晃夷紙 夏十九り安の解 真土初手地口 一巨士二武官〳〵仙人詩哥 一百七十一岩倉盆おどり 百七十四女達磨 百五ヘマムシヨ入道 百七十六三宅島妊婦 附言 近ごろ随筆の多巻なる柳て 瞻俯て思ひ披て左右に置ときは 蘭の室に入が如くつばらに考てもて後 の世に貼せるもの勘からず予が漫事は 丸に橘のふみつくもにあらず小動のいそ じを十まりも越くれは年徳の額に 寄て記焼失は閲せしふとも忘にけり 空覚なる学の窓狭も厭す外目に 鳴呼と見ゆらむ管もて窺も天に天 なりそのまゝに見すごし捨人よりは 百七十七疋おが玉の木 囂々素見ひやかし 一寛文壬生おどり 百十一家の石枕 百八十一浦島の子 百八十二鼠鼡島の三弦 百八十三朝鮮へ銭別 貞十四不去君 同七十六両毛小町 百六十五藤馬七夕へ奉る 貞十七浄瑠理姫の事 百六賀の餅歌 百十九浄瑠理節尽ちらし 百九十意は松の葉 いせ人の僻ごうならんにあるべけれど。 たゞ臆しまゝに思まゝにかきあつめつめつめて ことばの塵なれば脱もあらん何もあらん そは国人聴人のおのがまかし其謬を 正ねかし 蒼蠅の千里をゆてに驥の尾につかざ ればゑならず覧こと囀からざれば その考くはしからず才あるにむされば 文のかへおさなくしていふも〳〵に 義まほらず言紫の露雫と落て のち竟にふらまき川のすへに ながゝきにいらば浅くも結かひはありなへ 4.後編言葉の塵 同断同塞中将姫 百九十三橋の咄 百五百五百五十七人 霊飛梅の歌 百九十六鶯がへ神事 一寛七月待祭の事 同百十一代神楽 かつらぎの神 寛九光俊さし編の哥 二百蜃気楼龍宮の事 二百一狸の書画 二百二十郎より与一 二百三鬼貫吉野山 二百四十一日に 二百五十二百五十九 二百六累の跡 二百七佐文山落出 二百八万七千馬勺 二百九水木辰之助 二百十一月十九日 二百十一山王七猿 二百十二角兵衛獅子 百十三山中平九郎か鬼面 二百十四鐘旭 二百十五虎画猫類 二百十六俳諧席始 二百十七鈴虫松虫 二百十八門表札 二百十九鹿笛の沓 二百廿四万六千日の咄 前編にもいふかんにもとのたがひとる あるべれどこと〴〵しきかきごまの ふみにはあらず用なき戯。うそして へくしきをしへに叶しふとしにはあらす とも家のあこをか目ざまし竹にて 字きたる小説見むよりははるかに まさりなむ事し皇御国はことば を家とせるなれば文字を奴に して使ふことおほかりさるを たら字義によりて問題は かの柱に膠して瑟を鼓てふ たぐひなるべし たくひあり かんとうあんなくていりうしていさんゆう 山東庵曲亭柳亭の三友が著 奇踊苦し玄洞放言至独篇に あやまりしを補ひしはおのれ 知顔に記者をなじるにあらす 管もてみいだせしもあれど そらことゝをばす人はそゝ哥と してゝはきだまりへなげ いれたまひねかし 万扇筆司馬屋交渉 百廿一えウツル 4.後編言葉の塵 二百廿一鳥居唯一習合 二百廿二七種の鳥 二百廿三大に曽の追加 二百廿四成瀬川戸左衛門 二百廿五武文が蟹の事 二百六千習の難波津 二百七十七孫の手の誤 二百廿八艘若の面 二百廿九才太郎畑 二百三十横田歌厩の狸 二百三十一程々の謡 二百三十二間夜の烏のかた 二百三十三角を生し人の咄 二百三十四常元虫・ 二百五魚魚々子 二百十八紙画式亭讃 二百四十九里 二百五十団扇讃 一百五十二琵琶法師 二百五十二百天神 二百五十二百五十二 二百五五里 二百五十六八重嶽鶴 二夏五月十五日卯杖 二百五十七ばざら金剛 二百五十八艾社弘 二百五十九物草太郎 二百六十二百六十貫目 二百六十一名古屋帯 二百九十二蘇帯 百三十六四海八維 二十七阿伽の追加 二百三十八鶏丈の雪詩 二百三九ながらの鵜飼 二百四十六島をうつふるひと云事 二百十一好文木 二百十二劉玄が千日酒酔 二百十三青木里二股椿 二百十四組照手の事 二百五十五変生女子の咄 二百四十二茄子蔓生ぜし事 二百四七神銭論 二百八十三荒神の絵馬 二百六十四八丈嵩絹蔵唄・ 二百六十五猫の画人 二百六十六里草和人参 二百六大名をよめる長崎 二百光狐歌打序文 二百七十かへはや物語 二百七十一仙小唄 同二百十二県蚣の毒 二百七十三三寿々改名文 二百七十四鉢かつぎ姫 諸業異人 二百六十七余福が不老不死 一万扇堂漫筆言葉塵後編終 4.後編言葉の塵 一さぬの竹でもはつちやうにませな はつちやりこは弓こわはつちやう をふさひさめよをふさ ひさめよ はほぶうじまはちろうじまはちろうじまはちじやう 一八丈島は八郎島なり八丈とし 書は仮字なり鎮西 八郎爲朝朝朝臣始て 此島あることを知りて おしわたり伊豆の しちとり 一七島とゝもに領し給ひ しかばその名を 負して八郎鶴と唱る 第一号 一八郎をはつしやうといふは彼島の方音なりと古松幹が 訳に見へたり 尹寛政年間猶重かこう〳〵と呼ありてものあり此公羽が畫し猫を破るに 張置時ハ其進うへ鼠より来ることあたはずためすものありて奇 なりとすおのないまだ世にもみてざるころ〳〵猫犬にとられて 死になん〳〵たるをとなりの竹事の友是をしたすけやう その場へ引合ふとかの菊饅の猫は鼠のよりこざるを 思ひ出てとなりなるある事にこれのしたゝりある事 とり摺名方して猫を絵からばおのれが画ともよも考ひ 遁ることあたふまじと云ゆ事をとなりのあるじ ものすき人にてためしにせんに画へきやとけるか 4.後編言葉の塵 用なき事いひ出けんとためらひしがおのれもそのころ なきにしもあらねば鶏のことは鶯手はよふせす事は 文字にても鼠のおそるもとのこと同じきとおぼゆる まゝに壁の片のきに衆の走り通ふ穴の傍へ猫もいふ 一字を生にて摺たる所ちもて暮たるを一牧はり置ける にその夜より鼠はその穴より出入せざれどもまた〳〵 隔てたる旨穴をうがち出入する事前の如しかの病が ゑがける猫の絵におやりまさりもせざりけるぞ出し直には 好しれぬ事を思ひ出てなかわひとするもの遠し貞享の 一項耳のあり取を越て家の業とせるもの三人あり長寄一官は 平戸伊京五条に越九兵衛江戸神田紺屋町に長官京羽二重 一江戸江鹿王に見ゆ其角が句に 観音で耳をほらせてほとゝぎす 釜暦粕ひ益取なぐありしと見えた に こう のさと ねこのゑ かかう みにの あか とり ねこ 猫に 水を かけてぬゝし むじなのかわへ つゝむと。蚕は ぬれ毛より はい出て 〽干たるむじなと 物へみなこつた 壱疋あらひちん 三文ツゝと あり よき 4.後編言葉の塵