眠乃策
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- 洛西乞士
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- 小川太左衛門等
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- ネムリノムチ
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- 東北大学
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狩猟師
眠の策
以テ購入セルヿ
同村一部吉田吉
序
山のいもがうなぎになるとやらなら
ぬとやらぬらくらと見ぬことを言ふもむつかし
人性は万物の霊直に佛になるか近道と
思ひつめたかたいぢからそりこぼつた
あるま人の為にもなりたいとやせひぢ
をはつて見くももとよつ王、あさき智恵
の海どふかかふかと思ひねのまくらもとに
もる雨にたゝきおこされしをとつて眠り
のむちと題しよしなのとはずがたりを
書つとり痴人の夢をさまさんと思ふのみ
安永已亥冬天
洛西乞士書
君がねむりをさまさんと夢中のうたことを
つゞりはんべるそれ世の中のありさま定め
なきの定り極まりなきのきわまり常なき
の常をしる人まれにしてねがふ事もと
むることのおふかりき神仏にいのりをか
けしるしなきとのみおもひとりねがふ心に
まことなくそれよりこれ是よりそれに心
うつりしめるをいとふて水をそゝぐと
やら人の心のいとあさ〳〵しさ
定めなき心のそこのさだまりを
さだめて見ればさだまりもなし
極めなきそのきわまりをきはめなば
きわまりなきにきはまりぞする
仏法まへに来らず。しりへにさらず現在また
とゞまるにあらず常久不易にして出るに門
なく入ルにあななくたかからずひ〳〵からず貴
もなく賤もなくとるもなく捨るもなくしる
もなくしらぬもなくさとるもなくさとらぬ
もなしけんこん自然の至理死は生々きにま
りなく天地と常をおなじふする微妙の法
門またたれにかそなわる三世の諸仏も別
意あらんや三教一理にして二道はあらし
ながめてもあかぬながめの身にしあれど
ながめてしらぬながめかなしき
一肛乃策
生るゝや死るやげにもよそならず
〽ちる花と同
じく人もちる
ゆくもかへるもふたみちはなし
ものを残り
顔にておしむ
干かぶらからざけのむかしのすがたはいふ
はかなさ
もさらなりせいすひ存亡は天の常理生
者必滅金者定離のことわりたれかひとり
まぬかれんくらひたかきもいやしきも文
珠の智恵もはんどくのくちも日夜の流
行にへだてなく暁色日暮今また後の
むかしとなりそこはかとなくあゆみつかるゝ
老の坂たどり〳〵も夢うつゝあらなごり
おしのけふの日也
世の常をつねとさとりて常なきの
常に居るこそ常の造なれ
おさなごの智恵づくのちをしらせばや
迷の道に入りはじめぞと
ある人の言ふをきけばかた手のおとをした
しくきひて迷悟の二途をはなれ自性浴
然の大事を得る時は南にむかつて北辰を見
兎角の柱杖に老をたすけ火裏の蓮花に
あんざして絵にかくたきにみゝをそゝぎ巻
絵の風に身をひやし水中に火をもとめ火
中に雪氷を得西江水を吸尽しても腹に
みたずとあら心にくのとわずがたりや
やかましやかた手のおとのなんのかの
もろ手のぬしにくろうさすかな
無二無三無一物じやとさとるなら
いふて益なし本来のさた
うき事のかさなるは世をいとふのたよりとお
もふ心のなきにはあらねどよろこびのかさなる
は世をむさぼるのはしならんかとさけいと
ふ心はなし言ふことはやすくまもるはまれに
このむさとりはとふざかりにくむまよひを
はなれ得ずいとふをさけずこのむをつとめ
ずあるにつかわれなきにかなしみ行もとゞまるも
心からなるあらましはさとれどさとる人はまれ也
聞ことはきかぬが本のすがたぞと
さとれどきひて迷ふはかなさ
一有ものはなきこそ本のかたちとは
いへどもあるにまよひこそすれ
君しらずや川のむかいをむかいといひ山のあ
なたをあなたといふとなりはとなりとしり他
人また他人とよぶとふきはかならずちかき
〽登家とも思ふ
高根のあらされ
にあらわれ高きはひきゝにあらはし興は有
濱間にうつる
月影もなし
にかくれ貴は賤にたすけられ善は悪し
きにみちびかれ智は愚につかはれ忠孝貞
信美醜香臭ひとりたつものあらんやなら
んであらわれくらべてわかる事の事たる
物の物たるそのことわりぞあさからね
こなたから山のあなたに来て見れば
こなたがあなたあなたがこなた
世の中はちからくらべやすもふとり
ひとりはかたずひとりはまけ歩
つく〳〵と法界をくはんずれはやみの夜ほど
さへた月夜もなくくるしみほどなたのしみ
なくむさきほどよきものもなくひんにまさる
富もなくかなしみ程なよろこびなくさむきに
まさるあつさはあらじまたあるをきけばふ
たりづれひとりはぬれぬしぐれとやらしるも
しつたり言ふもいふたりふかきにもあさ瀬
ありわたらばなどかわたらざらん
世の中に火ほどつめたき水もなく
雪ほどくろきいろもなければ
一知らぬほど物しる人のあるならば
それぞまことのものしらずかま
おわるやはじまるはじまるやおはる終始一な
りとしらば何かさわり何かとゞめん如来のめつ
後ははるかにへだたりみろくの出世をい
つとかまたん二仏の中にすまひするぬしは
そもたれやらん利智にわたつて胸
裏くらくもううんきそふて真月あ
らわれずまなぶにまよひしるにまどふ
仏法の興衰は仁法にあらず人心のこう
すひによるのみ
おりにふれかの明徳もくもがくれ
いつかてらさんやみの夜の月
いかづちの音の中なるしづかさを
さとらばいかで人のまよわん
いにしへひじりのおしへ給ふ五常とやらん性
にそなはる道とはしれどまもりとゞまり
がたしまたあるをきけば大道すたれて仁義
おこり智恵いでゝ大偽あり六親不和にして
孝慈あり国家こんらんにして忠臣あら
わると心にくのおしへやまどふ事のおふかり
き行ばあまりとまればたらずあまると
たらざるはそのたら。さるとあまるとにあり
となんきゝし
言ふたびに人の心をうごかする
聖人ほどなわるものはなし
とふ見てもまよひ程なるさとりなく
ぢごくにまさるごくらくはなし
ある文を見れは一気未生を得とくして仏
の未顕しんじつの大事をさとれば長夜の
やみやぶれ六欲の風おさまり来らずさら
ず生死をはなると又いふをきけばなかぬ
からすの声をきゝむまれぬさきの父に
あひ千ひろの底の一ツ石をたもともぬ
れずとり得てはしめて仏位にいたると
あらくど〳〵しきおしへや
やみの夜のなかぬ烏におこされて
生れぬさきの父や目さめん
いせのうみ千ひろの底の石よりも
得がたき君に逢ふそうれしき
一善百部にかつといへ共一部亦百善を
そんじたのしみにくるしみありよろこ
ひになげきあり迷ひにほまれありさとり
にまどひありはづる事のはぢさるあり
はちざるのはぢありうごひてへんじ
へんじてなりなつてやぶれやふれて
成りさつて来り来つてさりみちてか
けかけてみちあとなくさきなくそのき
わまり一平等なるあらましをさとる心
そ凡夫ならね
行さきがまたあとになることわりを
あゆんでしらぬたびそかなしき
世の中のふしぎは常のふしぎぞと
ふしぎになひがまたふしぎなり
光りはくらきをてらしてとふとくさとりは
まよひをやぶつてたつとし是は非に
かち正は邪にかち善事悪じにまけ
るものかはくらきか中に闇なく光中に
光なく悟中にさとりなく迷中に迷なく
正中に正なく邪中に邪なし即今仏性
中に仏意をもとむ古語にいわゆる已身海
中にあつて水をもとめ月山嶺にゆひ
て山をたづぬるとやら法界の事を法
界にゑらふ心ぞはたしなけれ
二ツとふからすは壱ッくろからで
みつゆくさぎの一つ白さよ
道ひろきおしへを千手観世音
あしもそのまゝよそならばこそ
雪のさぎやみのからすはおのがすがたに身
をかくしひとりしりひとり思ひひとり
来りひとりさりひとりいでひとり入りお
のれなひてあきをやしらん鹿のこゑお
のれさひて春をつげけん梅のはな地
をはしるけだものそらをかけるつば
さまで自然とおひたる己々の妙法くわ
んじ見ればきわまりなくげにおもし
ろのあめつちのおきてや
しることをしらざるぞうしさりとては
しらすしてしる人もある世に
あめつちのなかのひとりにあひおふて
かたれはつきぬながき世のとも
おのれおさまつて家をほろぼすものな
くおのれみだれて身をたもつものなし
倍なくしていつわらざるものなくいつわり
あつてまことあるものはなくさとつて迷ふもの
なく迷ふてさとる人はあらじ此ことわりをしら
ざるはなけれ共醜は美になげき貧はとみ
にかなしみいやしきは貴にうれひ見てうら
やみきひてまどふ見聞のたつときも心
のわざにたつとからずつかふべきにつか
われゑきなきになやむそのあやまち
こそかしこからね
吾ものを吾ものにせぬ心より
わがものならぬものにくるしむ
うつたへをきくたび〳〵に主人公
つかふべき身につかわれぞする
君見ずや人性の常理その源一にし
て何かへだて何かはなれんにらめば
にらみわらへばわらひうてばなりよべ
ばひゞき得ればうしなひのぼればく
だりあらそへばあらそひうらめばうら
み思へばおもひかなしめばかなしむぼんの
ふぼだひも増愛親疎も吾から出て吾に
入るこのとはりをしらぬ人なくしつたる人
のしらぬぞまことのしらぬならめ
ひんはとみとみはひんじやのもとなりと
しるかしらぬかしるぞまれなる
世の中にあかはなけれど心から
よごれてくろうすみそめの袖
善人成て極楽へ行はそのたのしみきはま
りなく悪人しらで地獄とやらんへゆけば
そのくるしみたとふるにものなしと善
悪のむくひ不可思儀のおしへいととふ
とくおもんはかりのとふきこと十万おく
りと言ふもむべなり死てののちは
さることなれ共むまれぬさきより今世
へ来るは地ごくよりうかみ出たるや極
楽より生じたるやとたづねもとむる
人なきもまたいふかし
一現在にむさぼりたらす未来まで
しまおうごんとのぞむくせもの
この世よりあの世へとふるけふの日を
とふくもひとのもとむるぞうき
人のおこなひをくわんじ見ればゆづるも
のには人あたへむさぼるものはあつまらず人
のしりへに出るものは人またさきんじ人
のさきをこのむものは人とふさずくだる
ものは人すてずほこるものは人とらず
かくるゝものは必ずあらわれあらわすもの
は人亦かくしあまりあるをそんじたら
ざるをおぎなひわたくしあるものわた
くしをとげず私なきものよく私する天
の道こそうとからね
たかければひきゝにおそるおもひあり
したからうへにおちたものなし
月をのみ日をうむさとの賑ひを
しらでもとむる死の後のさた
聞てきかず見て見ずとひてとかずかひ
でかゞずとつてとらずあゆんであゆまず
名あつて名なく色あつて色なく声あつ
て声なく形あつて形なく道あつて造
もなし有情は有情にとゞまり非情は非
情にやどり一の二にわたり二の三にう
つり百千の数もその始めにかゑるとなん
しかれ共般若ははんにやにさゑぎられほ
んのふはぼんのふにくらみ無相は有相にま
どわされ邪正一如はどこへやら有無の二境
をはなれゑぬ主人公こそたしかならね
一本来もなき心ぞとさとりなば
手なしにとつてあしなしにゆく
口なしに言ふを耳なくきゝとつて
目なしに見るか鼻なしにかく
夫人の交たる吾にひとしきをゑらみ
心にしたがふをのみこのみ利欲にかしこ
きは利欲にうときを愚なりとしおごれるはつゞま
やかなるをさげしみ迷ひの中にはまこはざる
をそねみ不道の中には道あるをいとひよ
こしまなるは正しき人をときにあたらずと
す十疋のはなかけざるが一疋のきずなきは
なをわらふとやら物にたひし事にのぞ
んておのれをあらわし智者にわらはれ賢
者にうとまれほかきよからず内やすからず
しらずんばしるべし
昼見へぬことはりしるかほたる火は
くら幾がてらすひかりなりけり
大道にとふりきつてはいらねども
おのが心ぞせきもりとなる
欲の海はそこなくのぞみの道は百万里い
れはふかくあゆめはどふし名をこのんで実を
うしなひ利をもとめていつかりおふくあた
へてほこりうけておそれひひきの中のそし
りあり気のどくのつひしやうありはら立[サ]
のそらゑみありいけんにかひのさきだつ有
是中の非をあげ非中の是をとりわれかし
われにゆるしつゝおもへどいわずおもわね
といふしやうしぶりこそゆだんならね
一心から心にゆるす心路へを
さける心のなきぞかなしき
しらぬとしらんとおもひそめしより
しれるをしらぬ身とはなりなん
智をもつて家をおさめんとはかり智を
もつて人にまさらんとこのみ利をもつて
身をうるをしつよきをたのんでよわき
をせいしたからをもつて理非をとゝのへ
此ごとく我意さかんなるときは道をや
ぶり徳をそんじ性にたがふてひろき
世をおのれとせまくなり行もしらぬぞ
人のまよひならんか吾なげきは吾しり
吾おもこは吾おもひとさとらぬこゝろ
ぞいとかなし
あれを見よきのふのそらはけふもそら
あすあるそらもあさつてのそら
よしあしをわけ行舟にのりのみち
こぎもどれかしもとのみやこに
人心寂然不動なる時は諸法悉皆空相な
り能空相なるがゆへに不動の心地に
あんざして天地とともにいのちなかく
無住の住所のきわまりなきをしる人ま
れにおごつてまづしく強ふしてあらそ
ひ漫にしてへたたりいかつてくやみほこつ
てあやまち智をかざつて愚をいやしみ不
能をいだいて能者をしたわずくらき
にくらきをふみそへて行あしもとぞ
さたかならね
見せばやなとんで行山はしる野べ
天長してつゞく此身を
有と無との中のしたしきかくれ家を
しらぬぞ人の迷ひなりけり
其身礼のふして人に礼をせめ義のふ
して人に義をもとめ人の善あるをへ
だてかへし言をはかつて智あるとし
人のまどわん事をこのみ人のわざわひ
をひそかにゑみ施とのふして人のめぐ
まん事をおもひしらざるをかくしとふ
とをはぢ見ざるを見たりとし身の
ためにあつふして他の為にうすふする
は小人の常にしてそのあやうきことむ
にのそむ赤子にひとし
あやうきをしつても捨ぬあやうさは
あやうき中のあやうきとしれ
一智恵いでゝ智恵をくらます智恵ぞとも
しらぬぞ智恵のなき人の智恵
迷ふ時は事々妄念さとる時は物々実相
行もかゑるも時にまかせ時に食し
時にねむり四季おり〳〵の用を用とし
他は他におさめ内は内にとゞめわれと
まなんで吾におしへ智をもちいずして
愚をとふざけとゝのへるをもつてとゝのへ
そんずるをもつてそんずるにいたるしるべし
あつければうすからずながけれはみじかからず
進はしりぞかず退てすゝむ者はあらじ
いづくからいづくにふひて行やらん
あふてとわばや松ふく風に
さく花にさかぬむかしをとわんより
ちりての後をとむろうてしる
大道を得んと欲するものは人をもつて
己身をてらし身をもつて心をとし行
をもつて行をかゑり見去をもつて来
るを見古きをもつてあたらしきに及し
弁するとのふて辞ずるにいたりまなふこと
のふしてまなふにいたりなすことのぶして
能とをなしそしりもほまれもこのまず
さけずその天命に身をやすんじ来るに
まかす心こそまとによしや世の中のす
まひぞ蓮のうてなならん
吾をしる人はあらじといふ人は
ひとの人をはしらぬ人なり
見ることの見やすきはみず見がたきの
見にくきを見ば見るときはなし
ある人の言ふをきけば天地の中間に
大木あり根なくしてよくおひたちゑだ
なくして東西南北にさかへ菊なくし
てよくしげり花なくしてかうばしく
みのらずしてよくたねありあぢつひ
なくしてよくあぢわひありその色五
しきにして春めざゝずあきもみぢせ
ず夏はすひへんにかたむき冬は火
気をしとふ方角もなく住所もな
く其名をよんで無名木と言ふ此木
のかげに身をおさめは苦楽の二途な
くながく生滅をはなるゝとなんきゝし
たれか見る遠箇の大木あらあやしの物がたりや
名なし木のかげにいこへる名なし木は
この名なし木としれや名なし木
時々の時にときあるこのときあ
ときにあはずと言ふ時はなし
夫士農工商おの〳〵其業をつとめ其
用あり予がごときのものはたがやさずし
てくらひつむがすしてさむからず天のたま
ものをかすめとりなす事のふておわら
んは其つみかるからずと思ふよりつゆばか
りも国おんをむくふはじともならん
かと心にうつるあらましをそこはかと
なくかきつらぬそのいふことのつたなきは
よき事しらぬひがくのとがわらうもいとわ
ずほむるもこのまず性理にくらきともから
のねむりの夢をさまさんとあづさ小の
ぼし一箇のよみ本とはなしぬ
竹林館蔵版
三條通富小路西ニ入町吉田新兵衛
蔵版書目皇都書林
安楽伝授
脇坂義堂著
二冊開運出世伝受
一かねもうかるの伝交
一同二冊
傳受同二一
三冊
福相小なるの伝事
孝行になる傳授
同〇
同二冊
二冊
二冊五用心慎艸
一二二
心相問答
二冊町身体柱立掛
二冊
二冊捲云月艸
問答同二冊捲六月艸同二冊身躰柱立地立地帶架
堵庵先生、補二冊
二冊道二翁童蒙訓三冊
かなめくさ
右の書は道をまもり心を正しうし質素にしてかねをましけ家を富し家内和合し安楽に
世をわたり長寿をたもち子々孫々にいたるまて長久の基ひをひらくの術をおもしろ
世をわたり長寿をたもち事
おかしくおしへさとせり此外鳶訓の書類あまたあり別に書目あり
文鳳画画
人物花鳥山水をまじへ初心画を学ふ
初編二編
三編各一冊
帝都雅景一覧東西二冊
文鳳山人画小栗十州題
王義之東西銘一冊
百黄庭経一冊
にたよりよき摸本なり
都のうちに風雅なる所々を唐画の山
水に模しければ和山水を画くにその
一冊
文鳳漢画
たよりよく画法正しき画手本なり
歐陽詢離掻帖一冊
李島婆羅樹碑一冊
一冊
漢土の人物かす〳〵を麁画にかきて初心
のたすけとなせし画手本也
海道狂歌合二冊
禍福任筆
同福清帖一冊
三世相を草画となしたる和人物の興ある
ものにて初心のよき画手本なり
松雪斎法帖趙子即一冊
左南岳画右文鳳画
竹楼記同書一冊
繪本心の種三冊、
無腸師狂詠
海道筋の人物を左右に分て狂詠を
加へたり和人物の画をかく手本也
落花詩同書一冊
狂画苑
董其昌清暉閣第一帖
和國百女
勢語臆斷
契冲師著
全五冊
百人一首
石井行宣卿御筆
彩色奉書摺
箱入一冊
筆箱入一冊
元三大師御鬮抄
中本二冊小本一冊狛本一冊
いせ物語を古書に考へ詳かに註したれ
古学家の見玉ふべき書なり
玉かつ背
本居大人著
本居大人随筆にして専ら神期のこと
をさとし古書の考をなしたり
同同土佐光貞朝臣画
行宣卿往尊
百人一首の画像は土佐我よりかき出し
懐中一枚摺の方は振篭を付たれは常に
懐中して途中にても百数のうらかた
すみやかに出来る重宝の書なり
玉へるが世に出公なして有職古実官服の
類大にあやまれり今此本は装束衣紋
かさね色あひを正してゑがきたれは百
人画像の範則たり
京城画苑文徴堂輯
都下諸名エノ画ヲ集メテ
吉野物語全三冊
一名は
本朝水件博といふ唐士の水滸伝に
なかひ古体の和文を以て奈良の代の
月桂菴著
觀音經國字解一
一帖トス
ノ中水得閑雨機一冊
狂歌野中水
得閑雨機一冊
普門品の文面に妙文ありてありがたき
同かひこの鳥同一冊
ことを児女もさとしやすきやうに国字を
ことを書たり和学家は見玉ふへし
もつて解たれば諸宗ともに見たまひて一
同芦の若葉同一冊
はなはだよろしき書也
遊仙窟抄
中将姫行状記
片力十付
嵯峨天皇の御時学士伊時異翁
ひらかな
同一代記後入五
に学ひて訓点をつけられたれはその
七冊
五冊
同芦の若葉
同二冊
同紅葉集
狂歌手ことの花子
文屋輯一
一冊
よみさま甚古く契冲師なとも和訓
の注にたく引用ゐられたり和漢の
学者必見玉ふへき書也
中将姫出生よりひばり山に捨られ玉ひてのち
当十寺にて剃髪ありて極楽の忰根を
まんだらに織あらはし玉ふにより有がたき
此書は狂哥諸家の風体を見るために
諸方の狂詠家一人に十首五首つゝを出し
諸方の神領家
猶風濤の文通なし玉はんに使よき様俗性
六冊
江村鋪夏録六冊
ゑんぎを田ん女もよめやすくせし本也
江村鋪夏録
清本を翻刻せし書画鑑定の書也
○松平利八郎かな一冊
按摩手引
書画翫弄の風流家必見玉ふへき也
あんま道す引の仕ようを童蒙といへとも師
を求めずしてなし安きよう次第を図にあらは
道春共、十冊
十冊
したればあんまひとりけいこの書也
四書集註
国所までをあらはし百人にて一冊となせり
口ニハ諸画工寄合書の画に讃を加へ
さいしき摺となしたり二編三遍
四編出来五編嗣て出板す
文徴堂茂喬
薬篭本
立身始まつ鑑全二冊
増補醫方朗鑑。
能沢了介述
廿四孝惑問
ひらかな住書
世に医家方彙の書あまたあれと
全一冊
諸人日用無益の費をはぶき
わつかなる工夫にて心方苦労なく
眼の策
かねをのばし立身出世をなし
六々狂哥仙
古方になづみ又後世により或は
西乞士選
繁雅選
さいしき摺
家内和合し大身体の基をひら
迂遠なる方を多く出して必用をかく
き子孫長久にらく〳〵と世をわた
後選夷曲集全三冊
故に病にのぞみて甚患る所なり此
るの術ををしへたる書なり
四季恋雑の類題にして初心
見たまふてたよりあり
方鑑は古今方書の中にて諸名家
勤孝見世はや全二冊
効験の要方奇薬且鍼灸の法上を
唐の王中書剛の勧孝篇を
詳かに載て本書出所を附しあらたに
ひらかなにて註釈し絵をまじへ
柳翁類題集全一冊
油煙馬貞柳翁の狂言を類
聚して詠吟の便とす
補ふこと千有余条分量をへし俱伝を
児女も見やすく退屈なき様
改たる丹家訂正の方書なれは医家
専ら孝行をすゝめたる書なり
必用の書にて前板医方朝鑑なるものと
善王先生大通論全五冊
天地懸隔の違あれは一様に見給ふこと
大通に至るの伝文をなすとて
なかれ方彙中の魁たるものなり
狂歌家土産貞柳一冊
同冊
同拾遺
同読同一冊
同読
同一冊
同置土産同一冊
十年年
狂歌類題集
近刻
艸書韻會唐板舶來板行
自漢至金名家艸書集今
迺墨洗加徂徠先生跋
卒来る者に専ら譬諭教訓
狂歌千種の園
繁雅輯
一全六冊
を以て善道をすゝめ人情を
四季恋雑の題にてたくあつめ
知り孝弟忠信をさとせり
たれは詠格のたよりあるもの也
公事根元抄仝三冊一
後成恩寺関白兼良公御作
禁中年中の公事の根元を
国史諸書を以てその大略を
かな書に記し給ひたる書なり
百人一首小倉大全一冊
金花百人一首一冊
契仲古今集自筆
”一帖
一董其昌武帝帖行一帖
狂歌詞の海全五冊
狂歌によむへき四季恋の題を
こと〳〵く出しその題のよみかた
詞よせより故事あるは諺まて
しるしたれは初心狂歌をよみ
給ふに甚便あり
同集稗
松下見林全三冊
右のはは事根元に註釈をなしたり
年中行事歌合全三冊
年中の公事を題にして歌合
ありし也故実を考るによし
判者は新中納言為秀卿なり
松葉百人一首千歳線
女三十六歌仙絵抄
女今川増鑑
女雛鶴用文
右各寸珍本にて女子の教訓
右各寸鈴本にて女子の教訓
にもなるべきものなり
王羲之十七帖草一帖
祝枝山千字文楷一帖一帖
古秀画譜初編全一冊
八田古秀の画にて山水人物
花鳥をましへたる画手本なり
全三冊
画図拾遺
同俗名所坐知抄全二冊
和歌の名所にあらて狂歌に
よめる名所峠古戦場遊里
辻子町広室なとの名高き
所をあつめかつ名産名石名木
なとをしるしたれは初心の見
給ふて甚便よき書なり
徒然草首書
徒然草首書
兼好法師のつれ〳〵草に傍註
首書をなし初心に見やすからしむ
五冊
東満家集
春葉集
一狂歌まさなくさ全二冊
近刻
狂哥の詞よせをいろは分にして
その縁語を附したれは初心題詠の
一縁語を求るに甚便利なり
京三條通富小路西エ入ル町
春秋左氏傳校本
秦間門述
十五冊
漢畫百女
致和画
書林文徴堂吉田屋新兵衛
上田蔵
闇路さけ挑灯二冊出来
見問橋歩行二冊出来
愚痴問答二冊出来
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1022
安永九年子三月
書林
美濃屋治右衛門
吉田新兵衛
西村平八
小川太左衛門
三月一日