狂歌わかみとり
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- 蹄齋畫
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- キョウカワカミドリ
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
東州医国
狂歌若みとり
小馬
年篭一会相撲
狂歌わかみとり
催主
柳連
武隈連
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
芍薬亭宗匠
擬至清堂大人
琴松舎綾重雅兄
青陽館梅世雅兄
者柳栄子糸長雅兄
山海陳人二喜雅兄
四十一
足前
四十三
カサマツ
福寿窓真倉
梅かをる
枕の山に住かへて
世のうきことを
夢になさなむ
星とみし
梅かたをる
稲毛菴
胎よくら
百住
あすの日和は
あんし
なん
豊井恭信
以テ購入セルや
第二三三三一一
嫡子
うたゝ寝の
枕にかよへ
さく梅の
紫雲楼
色芳
音をさそい
来る風は
ひくとも
宇治
四十三
角田屋都鳥
水かみの
妹かまくらに油気の
あらぬ梅香の
かをり添けり
十三
堪忍舎
十三
谷川に
二字守
とちし
氷のほつれ口
ほそくなかるゝ
鴬の声
ギフ
なく声の
古久斎
月日つもりて
鶯は
歌守
はやくも老となれる
ものかな
十三
お今を弾
梅屋
るよむ鳥は
深き窓にや
くれ竹の
やしなはれけむ
図十五図十三
五柳園
如月は
春の立場そ翅駕籠
しはしやすらへ
旅のうくいす
十五
秋雨亭
秋雨亭
笠人
行かよふかたへなひきて笠人
素直さは人に
すれたる青柳のえた
四十二
一今朝まては
梅林舎文母
花見したくのまくの内
芝居にふりの
かはる春子
稲毛菴
行雁の
行雁の百住
旅立し
けさふり出て
百住
あと静なる
するの品
、十五
呉藍の
至清堂
うす花梅
めくむらし
事ふりそゝく
朝やけの
そう
蹄斎
同十三
楢迺屋藤雄
立かひの加田の
磯辺をわたり来て妹脊をかへぬ
燕哉
十三物十三
文車菴
十三
仙フ
天原
雲井迄のほる
雲雀の調子笛
天津をとめやいあはすらん
くちなはを
くちなはを石門
同同村々石川
羽根打たてゝ
石門
きる雉子も
仙フ
<割書:
柳下窟
峰高み羽うらを
一かへすあつり
石門
あし手からみの
子は思ひけり
岩にたよれる
其□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
チブ
チブ
十三
青例楼
高く
高く舞ふ
角樽
ひはりは空の
みとりをも
おのか時の
野へとみつらむ
五柳園
十二畝十二
ころみなは
しほかま桜はえなしと
一水よき京にうつし
植けむ
十三
日光
かしらのみ
かくす雉子は
妻乞て
あかき目もとや
亀文閣
しのふなるらん
四十五
る硯ひて
都のさくら狩
至清堂
かも川石に
花は散けり
蹄女兵
十三
さくら花
おほき都は風よくる
ためにや山もは重に立らん
琴樹園
二喜
十五
風ふけ婆
いこそねられね
みやこ人
至清堂
花に船路の
子を思ふ如
十三
ともし火の
きえかゝりては
ふとる如
日光
鳳鳴閣
湖涛国
四十三
露ふかき
一石磯野の風の
女郎花
もろくも月の
影は落けり
窓にいきつゝ夜はの
夏むし
十三
あもせ侍静に先る
夏虫は文よむ窓に
松喜堂
百丈
なれしもの哉
岐阜
四十二
浅草株
十三
岐南楼
丙子の浦
因住
影うく富士の
あふきさへ
うこきてすゝし
夏の夕風
十三
仙フ
千菊園
きるものは
日々にうとかる
ならひにて
花ちる風も
夏は愛けり
蹄高直
十三
カサマツ
さやけさに
松寿軒翠
一鄙の住居も照月の
双栄子
十三
都はなれぬ
くれなゐの
二喜
心ちしてけり
もみちは
瀧の行末を
数十五
枝おろす木こり
住ては中々に
猶染んとや
かけの
なかり
蹄高画
月のかりの
しける山里
紅英舎路雄
十三
白布は
ものゝ朝かは
もみちはの
錦引さく
瀧の岩角
魚長改
松栄子
二葉
十三
春をまつ
紅英舎
としの宿りは
路雄
鄙を出て
みやこをいそく心地也けり
四十三
かくはかり
文明亭
咲なは何と
玉守
玉守
みよしのゝ
雪にも花の
春そ
またるゝ
国主
タカリキ
答つゝ
答つゝ蓬生国
ちらきも
蓬生園
直根
梅も花さく
やらて軒はなる
梅も花さく
春や待らん
四十五
喜道
いかにして名のもれつらん喜道
漉きれもあらぬ
紙にて文はやりしに
弐十三
床の海
宇田
黄白舎
為持
あはぬ
まくらの舟底は
釣して魚を
えぬ
おもひかな
十三
宇治
はつかしと
帯もとかせぬ
隅内屋
都島
はたへこそ
恋の山路に
かこふ雪なれ
蹄舟
十三
至清堂
恋の山迷ひ入てき細道や
うじろむきたる妹かえりあし
○十三
林下より
松喜堂百丈
まつ
行なやむ
わけ入る
一求いの山
わけ入る
あら鷹の
あら鷹の
末や
あらき心の
人そ恋ふ
うからん
鳩のはかりに
身をかくる如
身をかくる如
ナブ
四十八
三升角樽
ふところに
顔さし入れて胸にとひ
胸にこたふる
我思ひか事
至清堂
○十五
甲市川
とく起て
〵起て
なかむる不是の
流霞亭
朝露よへみし
夢を絵に
かける如
十三
日の気
秋田
はみし扇の地紙ほと蘆廼屋雁音
不是の裾野の
雪の村きえ
四十三
右にみつ
桃太楼
左になりつ
二日三日
あゆまぬ
不とも旅の
たれ
十三
五柳園
天にめ次めとゝろし
不尽の嶺は雲吹とつる
風のやとりか
同十五
日光
片寐せし
竹仙園
七丸
跡にやあらん紫の七
落に色つく
手枕の松
四十三
十かへりの
花の盛の
夢やみん
ねかへりもせぬ
手まくらの松
早船楼
新酒
姉高
十三酉十五
桃李園
高砂の
為人
松の秋風
声すなり
老のむかしや
老のむかしや
日にかたらふ
四十三
柳栄子
いかはかり
陣泊あるらん
参長
雨雲の
芸すひよする
から崎の松
一為至孝青柳山
一十八八七十
日光
鳳鳴閣
梅薫枕舟底の枕にかをる梅のはな下枝で庭のすなにするらし鳳鳴閑
七十二八五一十
梅かゝのかよへる風の勝手よき東まへるに春は寝与まし亀文閣
一八十八五八
舟底の枕にかよふうめかゝになにはの海をのるこゝちせり亀彦
十七〇八五十
一右ひたりかへせとかをる枕かみ花ひらしろきは重さきのうめ綾重
一七七八七八
梅かゝのそみし枕は夕くれの灯ともすころやとりに出ぬらん百住
同七六六五七七
つくり枝立たる折まけし枕まくら丸ねに匂ふ鉢う恵の梅宇都祢
十八一五五七
一本ぬりの枕にかよふうめかゝはうるしにつけてはなれさらなん角住
十七ハ一一七
枝ふりは気侭にまけて梅守の枕枕にもかよふはなの音菊人
一十五一八八
くらふ山夢路にたゝる心ちせりうめかゝかをる夜はのまくらは真倉
一六七十二五一
枕辺に響の夕もかよへるは火ともす梅のかをりなるらむ参守
一七五十七一
星かけをへたつ障子は梅かをる枕の山にかゝるうす雲松篠
一七五十一五
うは玉の図はあやなし黒ぬりの枕にかよふうめのはなの香髭面
一六五十一一
かよひ来てわか寝さめをや待つらん枕にたちしよはの梅かゝ玉守
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一十一
峰たがき枕の山はさく梅の星にもちかくおもふ庭守糸成
十五六一五七
行路柳松より三たひ眠れる青柳のはやくも眉をつくるえた道仲純
ハハ十十八八
朝春雨尤といふよき子えはやと足よわの雨も初瀬に朝まうてせり五柳団
ハ六六五九七
約束のあしたの事は菫草今一夜寝て橋にこよとか茂樹
朝けたく真紫ぬるしてけふらする事は柳の枝めくむらん石門
一十一五五七
末つひに本にとむらんかそいろの事にしたかふ春の朝起真倉
○一五六十一五
月かけの笠をめしくはよへよりも空そふりしかけさの春事流霞亭
一一一五七十一
草も木も寐覚の顔にいたるかなやゝめをはるの事のあけほの直樹
一同七六八五
都花神代をもこゝにうつして都なる土其ろにさく花の八重雲仲純
七五八五六七
海のなき都も今は真半の帆立さくらのはなの白なみ義法師
七六五五七八
さかりなる都の花に髭なてゝしたりかほある蝶かみえけり春卿
一七八五八八
かつき着し御所の花見のはれに袖すかたはかすむ柳なりけり一枝
一十八五七五
おしあひて物見車やきしくん都も花の雪つもる日は愚鈍
春鳥
心ありて花をへたてもあらし山風のやとり○松やうゑけん二喜
七十一一一一
大原めか折てかさせるさくらむたきゝにける雪とこそみれ竜馬
一十五一五〇
さくらさく春の北野の北野のれ歌堂花こそさきへすめ二喜
一十二八八六十
春鳥花咲かて淋しき枝をしをりにて秋来し道をかへる雁かね桃太楼
十七十五七五
一木にもあらす草もあらぬくれ升に花をもたするうくひすの声
一六八八十十
かしましき女竹にやそたちけんもゝ囀りに来な〳〵うくひす延高
一同七五七五七五七五七五七五七
雁かねの春はつはめにかはり銭文字よめかねて霞む大閤西来居
籠になるものともしらて春くれは軒はの竹になるゝうくひす目廻門
一七六八七十二
せめてその花なき里の思ひ出によし野よくみてかへれ雁かね西来居
一七八八十七
火ともせる梅のみめてゝ行雁は昼なき国にすみやなれけん桃太楼
一ハハハ五十
一橘の常世のつはめむれとふは昔のまゝの袖ひさしなり一枝
一十七八七五
けふりたつ不二の裾野を舞上る雲雀も空にきゆるかとみん麿記
十五五一五五一
花笠をぬふてふ針やなくしけん松にうつりて鶯のなく乗房
一六十八五五
五手船かへるからろの声立て雲の浪間に霞む雁かな玉守
七五五一十二五五一
諺につれて美し花かさのうちよりみゆる枝のうくひす糸満
十五〇五五十
ふたつよきことのありけり八重梅のかをれる枝に来なくわきす綾重
一五七一十八
枝うつる梅と柳はうくきすの宿のたからのかくれみのかき魚長
一七五十一十
きくらこそすてゝすみれ野行雁のいかて一夜もこゝろのこさん唐綾
一一五五十二一
あかなくにつかるゝ雁そ身に着へき花の錦をかたみとやなす糸繍
丁七八十二十〇
夏風折させし桃のはそよく涼しさは菅のに笠の月の下風二喜
一五八八七十二
網の如あらき蚊屋にもさちありぬあゆの風もる夏のよの床金丸
湯あみせし妹かすかたの葉柳になれて涼しき夏の夕風浅守
ハハ五一八八
日ざかりのたえぬあつきやいとふらん風も木蔭をはなれかぬるは真倉
一八十八六七
夕風に走りあつさの根をたえて涼しささそふ池の萍笠人
七七五八一八
一青すたなすかせし松をもれて吹風も涼しき声を添けり玉貞
一十八一七七一
涼しさは汀の松に声たてゝ隙のふつをわたる夕かせ玉守
一七八一〇五一
梅めてし春より夏は薄花の袖にかをれる風そまたるゝ糸長
十一五一五一
憎みたるきのふの春にことかはりまたるゝけふの飛鳥風かも近喜
一七六十七十一
窓前蛍
○酒蛍文くらふ魚やあさらん窓ちかくもゆる蛍のけり火もかな松藻
七十八十五〇
美しきあそひか窓のはたる籠夜を昼なるひかりなりけり二喜
八七七一七八
からうたを学ひの窓に声のなき魚のいろとりや奥のかけ。千菊園
一七六八七八
地かみ窓すたくはたるときり箔の砂子ちらしく心ちしてけり松蘭
桜の花かげのうつりし窓の面にまたも星みる夏土のかけ一芳
夏の夜に空窓高く飛ほたる雲のたえまの星かとそ見る間守
道まなふ窓に我かふ夏むしは夜にあつまる星とこそみれ国住
清れて。ちとの夏草なりぬらんみてもすゝしき窓のほたるは綾重
十一一一五一
青貝の文机見る窓の前ぬけ出しかとおもふ度むし昇
七七一八カ八
夕鵜川
門宵闇と心せかれて夕飯もおのれとのとにつまる鵜飼男愚鈍
舟火も匂ふ梅津の夕川に下す鵜舟は星かあらぬか為持
罪つくる心の国に似てけりな月の出ぬうちいそく鵜飼男百住
一十五五一七
夕闇にこぎ出られしつかれ狩は人の待名月をこそまて秋見
一七五十七十二
一月松風に世の懸雲すはらはせて清くも月のすめる山さと路雄
一六八八七八
すきはすに昼らいまなき残るめの目をかゝみに猿けつからん春郷
一五七十五八
をすきの袖も似合しひなふりは都まさりの月のほとめに二字守
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
苅とりし田を照月のさくけさにおいたるさまもみやるいつし穂新酒
ハ七五八五七
滝紅葉我国の大和柿にやそめぬらん紅葉色そふみよしかゝたき一霞
十五八五七〇
落洲同岩根を台にうつくしき蔦のもみちの衣うちけり二喜
一十八八五八
岩はしる水のしふきの時事もや瀧のもみちをはやく染けんゑ満
一六五八七十二
塗下の布ひきの瀧みえぬ迄朱に美しうるし紅紫百丈
一十二八一七八
女夫岩そはたつ瀧も影うつる紅葉に赤き糸をいきけり一枝
一八七八五七
としふれとつゝみの瀧の音のよきは紅葉の火にやかさし打ん髭面
七五六一十五
日の光る峰をみあけてかさす手のうらみか瀧の紅葉まはまし田宿
一十六五一一
高桟に錦出るやとみるはかり紅葉色そふ方ふりの漸楽東
一五五十二五五
その山の紅葉うつしてこれもまた豆腐ふくろの布引の滝楽住
一十五八一七
もみちはのあかき心を男の神にうつしてみするいさなかの滝鳳鳴閣
一六五十五五
山姫のにしきの帯の中入とみるやもみちにつゝむ滝つせ真倉
一五六十一七
秋またきちるよとはかり龍田山落くる滝にうつるもちは国住
一五七八五十二
待春
歳暮雪
来るはるのとなりへは手もとゝかきるせはしきくれの門の雪かき金丸
一七六八七八
つもるとはしらてふり行よはひをも雪におとろくとしのくれかな玉守
六七十二七一
人ならはくれ行としもとめはやなあし跡いとふ雪をかことに直喜
一一六十二一一
はるの夜のやみよりやるの白妙に色音あやなきはや咲の梅貞雄
十五五八六十
一春ことはしめ出をしめ出をつめ出来つむへきはかそ待かゝ新酒
一十五八八七
冬籠る国のこたつにねのひして野へに松引はるそまたるゝ角樽
一八八八七五
書きえぬ深山の松もくる春を都り門にたてゝまつらし貞雄
一五七八八七
うく比すの声のやたかなはるをこそ月日かそへて人の待らめ笛丸
一十五八五〇
うこ比すに夜かひの火桶いたかせてるよみなん春をこそまて二喜
来るはるの日数かそへしおよひさへみなおきあかす夜とはなりにき流霞亭
一八六ハ一十
ちよも経る思ひなりけりつ松をたてゝ春代としのひと相は都曲国
一五六十五七
野様の春やまたれて新しくかふるたゝみも若くさのいろ笠人
恋
十五五一五五
手をやめか小そての縫の早わらひも指を折てや春を待らん翠
一十七五七〇
国栖人の雲井にのほる夜まてり竹ふきわくる風寒き夜も二喜
一十一一七五
薬くひ子よりすゝむるさむき夜にとそくみかはす春そ待るゝ雪持
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
年なみのなかれ〳〵て海苔麁朶に霞の匂ふはるとまたるゝ宇都祢
七十八八八八八八八八八八八八
音なしの瀧のしら玉ひろい重くしのふ合図の礫名せん真猿
ハハハ五ハ五十五両
かいまみにしのちてかさすあふきより我恋風と立解てけけ路雄
七七五五七八
思ふ事いはてうき君の流るゝはしのふなみたや川となりけん夏京
一〇八七八七七
かたりつゝあかしく夜はもあるものをあはてねふらぬ恋もするがな
七ハ一八五八
まれにあふ君か心の松かめにしはしなみたの事やとりしつ仝
八五五十一七
縫はりのぬけつくゝりつ仇し人仕立にくさの恋ころもかな呑浦
一七五八七八
恋右づれなき人をまつしまやをしまの海士の袖は物かは直樹
一七八八七五一
清水なす。神のなみたはこる広の岩根にわきてにかれ出かん衆山干
一五七十五七
恨めしと神にいのりて打釘も心の鬼の角にこそあれ
七一七八〇十二
こる広の石や羊となりつらんあはぬしらせのふみをくひさく糸長
一六八十五五一
胸にこる夜の石をは根となしく君に迷の其やたつかん案山子
ハ一五一十二七一
中立の口車てもうこかぬはいつらふ恋の重荷なりけりけり糸清
一同十七六五五一
とうそしく送らん文の女文字人めの関にぬけ道もかな都島
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
命より親のなけきはおもけれとこれをもそへて逢まへはや奥猿
一八十五一七
胸の雲袖のしくれは我恋の山より出て身にそ廻れる百丈
一七五八十二
雲となり事となる夜をねかふかな君を見ぬし胸のひてらに角樽
一五一十五八
わけ登る恋の山路のはつもちもえたつ羽の火とはなりにき茂樹
一十五五八〇
常にふく心の松の小夜あらしなれてもつらき恋の山守二妻
一五一十五七
思はすよ月をかことに待わひて身をしる事にぬれんものとは都易
一一十一七七一
胸あはぬ細布なから恋やせて我身にあまる衣となりにき直喜
一一千五八一
書初る文の気さへあとやきき歩行ならはぬ直のはつね角住
一十五一一八
うしといふ鳥の音なから衆〳〵の今一たひはきくよしもかな秋見
一五一一一五一
あちらむく妹はあふ夜にあはぬ夜をうららし葛の紫したへん都身
一一〇一一〇
浪あらき恋の海路の汐も干ん袖になけ。こむ妹か玉章二喜
一六一五十一
あひみてしよへは夢とそおもかゆるわかれしけさのうつく心に一枝
一十一一一七
明れはそわかれはいそく海に生ふ桑にあさ日をよくよしもかな松藻
七八十二五五十一
名所松
とり門きて琴の音高しこからとのひくやかれ野の舟岡の松藤雄
七八六十七五一
いくとしを寐てすくしけん子日をもしらて久しき手まくらの松七丸
一ハ七五七八
石山の月見る神戸と心して上へのひぬかからききのまつ角住
一七八八七五
花もみち愛はやしてもいろかへぬよしのたつ田の松はけたかし香摘
一六五十五八
日きかりにみてもすくしき枝ふりは風の手入やよき首尾の松重蒙
一五一十一一
住の江の岸にしつえをあらふとく浪にかさしをおとす姫松千尋
冨士
一七五十五一
潮の水をのそめるからさきの松にも然のすかたありけり如後
十六八八七八
土老せざる月のかへらの尤はかりかさしにさしくふしの山ひめ藤雄
十七五八八七
村雲にすくしき不二をかくきれて扇とられし心ちもそする鳳鳴閑
一十八八十八
かなめ石ぬけぬかきりはとこしくに不二のあふきはくつれさるらん輦雄
ハ七八七七七
屋二かねの雪も霞にむら消てなか〳〵はるの時はしりけり桃太楼
ハ七八十一八
はたちよりふけぬは雪のおしろいに水つくりなる不二の山ひめ二字守
一七六八八十二
一高雪はやけるもしほとみゆる哉冬の海辺にけふる不二か様鳳鳴閑
一同八十六五五七
夢の間もつるの郡の人はたゝ子を思ふ如めてんふしかね浮喜
七六七八十二〇
たひ人の見つくさとれる不二か様は道法しるすあふきなからん二喜
ハ五八八五五
雪のわたおほくいれてや重着のすそのひらきし木二の山姫百住
一七七八七八
若かへる春のあしたはいたゝきの雪もみとりに窮む不二の根一枝
一七十一七十一七十一七十一七十一七十一七十一七十一七十一
不二かねは雲よりはるか上にゐて月の水損の国にゑたりし正道
一七八八十一
酌とその袋に似たるに二か根も春はかすみの酒にいたせり糸蘭
一六五十六一
一水無月のけふの一日も打のほる行衆の雪のたえぬ不二の根漣
一十五五〇八
帯ときくいてあふきとみゆる哉横雲よくる曙の富士糸長
七一十八一八
しる雲のひとむらかゝる木二か根は花溝いれし扇なりけり造俊
当座五柳国大人判
隅川秋月にもいつれのかたや馴ぬらんあかき色もつ隅田の川面面糸満
紅葉する木の母寺のからにしきみつにたちきるあやせゆかしも二字守
紅葉見る袖も露けき秋葉寺心の猿もはらわたやたつ二喜
水に手を出して秋はの猿すへり百日紅やすたの月かけ五柳園
○丁
東火席団
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