洒落文臺

creator
粹川士西村定雅
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2026-08-17T19:23:18.403Z
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2026-08-17T19:23:18.403Z
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粹川士西村定雅
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シャレブンダイ
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東北大学
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2025-12-02T15:08:00Z
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
七月十一日本で大阪市場所 酒帽文 この本郷方参り候ても 御覧相済候は早く 被為可被下候 坂田 八幡寺内裏門筋 養素館 水 一けふ脊亭からかういふ本を持して おこしたが彼先達て出した仕方俳諧 外国通唱のごとく人物を題にして され発句を作したものじやげな是 迄のはみな青楼の事や戯場の事 を作したゆゑ今度は市中の人物を 一題にして著したといふ事例の 面白からぬものではあらふが何とあけて 井 井 井 井 井井 白映画四四 見よふかい闇聞コリヤ申きつい珍書どふぞ 聴聞ナモシどなたも無症はやう明てよむ て聞しいナアリ申旦那よろかはやうあ けてくれと申されます あけてくれな温気の時分宇津の窓の 神主ときては叶はぬ胃七さん大きらひ 一悪口いはんとはやうよんで聞しいナア答アヽ そんなら開きもせい 欠S 八幡寺内裏門筋 者礼衣壹 養素館 粹川土述 儒者 一年のくれ孔子も時の間に合ず 医者 一疫病の流行を祝ふ冬至かな 茶人 一口切や掛ものは顔でよんで置き 陰陽師 身の上はしらじ野分の乳の荒 しくにん 社人 一茄子歯を公家かと思ふ月見哉 哥人 一花にうた当時の恋の間に合ず 画人 五月雨に乾かぬもよし欝の絹 俳人 虱のみはせをに似たる旅寝かな 能太夫 一楊貴妃の面に余るや鬢の霜 狂言師 一誉るとて油断はならし入間川 百姓 一年貢上る羽織も妻が手おり哉 職人 刺立て日類青き御影供かな 商人 千金といふてまけなし花に月 内義 余所の花はよう見ゆる也家ざくら 息子 鳶がせうめば古巣を荒しけり 娘 鶯も前うしろ見る時分かな 嫁 一トよさの間にはを染て初紅葉 後家 中〳〵に素顔もゆかし墓参り 腰もと 一二の替り能の御供の恨みかな 下女 養父入や芝居一日恋二夜 隠居 薬喰むしろやぶりの浮名かな 女隠居 一今はやる髪いやしがる花見哉 出家 一老僧に似た弟子もある十夜哉 林凡妻 一菩提樹の花は凡夫のしらぬかち 番頭 其癖に色には深き毛むしかな 手代 一風呂敷を羽織にかへて夷子講 丁稚 口留の白状させる数かな 座頭 一極て見て色いひ当るそろへかな 舞子 母親に日傘もここせず夏の足袋 神子 白粉の斑に凡て夏神楽 霞ナント町の事計はかたづまつておもしろう ないじやないか幇回サモシどふても此辺の事て なけねば愛がごさりませぬ客サアフコテ発句はいひ ふりたによつてけふこのひがしづくしにして附 一合をしてみよかい卅四コリヤおもしろうごさりま しやうがわたくしともは大の素人てござります 何ぞいふてかいな素人とは少しする者のいふ 事じや丸でしらんとしやあらふがな図ヨリヤ 旦那丸つぶしてごさりまするなそのやうにも ござりませぬ客サア〳〵そんなら初め〳〵団 先御客発句に亭主わきと申せば客いか様 きつい黒人じやゑらいことしつて居るはい しばしうつふき どれ〳〵先発句を案じやうかとは 思案のこなしあつて かういふてはどうあらう〽紋付を治衣にかへて 夕納涼製コリヤ申旦那油なしの本妙でこ ざります客脇はさしづめ花車の役おきと どうじや〳〵□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ やらそんなるはそんじませぬわいナ哥哥ヤアしらぬと しらぬておかうかサアじんじやうに白状ひろげ と 立上りて 例の身ぶり 〽客さりとてはさわがしいちとしづかに してくれいサアおきとどうじや〳〵〳や〳そ わたしやぬませぬもの□申おきさんどんな事 なりといふて旦那に直しておもらひなされ ませ暈そんなら申此やうに盃をすゝいで 居る所が句になりますかへ客まて〳〵句に なるぞ〳〵〽初手からそゝぐ夏の。酒の内ヨリヤ けしからぬ名脇になつたおてかし〳〵圉ヲくうれし わたしが役はマアすんだ祝ひに一ツ吉かいナ〽室弟三は熱 子のうちからたれなつとして出せ〳〵がイコんな時 お柳さんかお袖さんがゐてじやとよいはいな鈍吉さん おまへしておくれへナアロそれはあなたから仰ら れいでもしてあげたうて〳〵なりませぬけれど ひよつとしてあげたりやナモシ旦那右の口から 尻がこうかとおもふて芸大きらい河房いはん とおまへしいナア略まてよ今の右の口といふのて 趣向が付たかうはどうあらう〽三味せんを継〳〵 右の噂して開これはかんしん右の口は是か 一ら戌亥に当つて少し鼻のたくましい毛シ 旦那大ていよい殿子じやござりませぬ芸 又いひか大きらひ幇先はげいこさんの役も 一すんだが四句目はたれでごさります 句目は中居のよろが場しや團わたしや 四句目より七つ目がよいはいな此間こちへ くる元庵さんが隣の狐付さんを四勺目と やらいふことして落してじやあつた闇何を いひじやナそりや蟇目じやあろがチ図は〃ミ こいつはよいはいでかしおつたそれで出来た〳〵 〽かたこといふて笑はれにけり甲ヲ わるみなよづてしろものにしなさりませ なんのもつたいない先生をしろものにする物 で先よろさんが薹目もようできました然し 旦那て文字か折合やうにござります容ての 折合も片言のうちゆるしてやれ開是も又 妙客さ四句目ができたりや文台を立て本式 ではじめよ文台は三升やにさそかへ□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ おゆるしついに文台とやら書た事はないりの□いやでも 御手がよいで是非がない墨「どうかくとよいへ冊此間畳や 町へ御上なさつた状のやうに御書なされませ 鈍吉が脊中を ゑらい穴じや図鈍吉さん大きらひと ぴつしやりたゝく 「封」其たゝきなさつた美しい手で文台かうけたう ござります客サア〳〵是から本式じや笑ふことは ならぬぞ國夫でも鈍さんが笑はしじやもの笑はし なへと のこのものふのをちよつとおさへしびりのきれた やうなあるきやうで文台の座に直る 十四サア〳〵 先そこへよみ上ておくれなさりませ ての折合 則片言の うち 紋付をゆかたにかへて夕納涼客 初手からそゝく夏の杯花草 三味せんを継〳〵右の噂して芸子 片言いふて笑はれにけり中居 挨拶にちよつと顔出す二日月弟生 秋の扇にのらぬもの真似幇間 逢ふてから反古になつたる雁の文妓 節季前からいろの深切客 鼻紙を丸めて当りや当返し乱吟 部戸な所へ居るさし込 此側階に 目利して悪い男へおもひさし 三味綿五丁 まてゆかす 三味せん箱にこまる落書 又しては鏡取出す鼻たゝき 一約束たのむ花車か助太刀 商売をかねて芝居へ行たかり ム工といふてのけんの早蕨 霞を合て 春になる 紙図はいつも三部てあつかはれ こりや又古い菜箸に月 手拍子も糸にはのらぬ不懸用さ 鉢うちたゝく山うはの切 弁慶へさゝやきに来る店仕舞 一姉の義理にて買し妹 舞まふた跡燭台か二つふえ 返事の芸子一時に来る 間の悪き時は手水に立て行 ちとお休と人中ていひ 鼻うたを諷ふて意入床の内 寒いといふかよるへなりけり 温飩うる声より更る冬の月 恋も情も親と相談 仲立に質の札まて見せて置 枕の下に去ナスましなひ 酔醒て無常のおこる駕のうち 二番太鼓の胸にきつくり 我宿へ戻つて寝たかほんの花 遊ひつきせぬいろ里の春 10200 間の悪き時は手水に立て行 ちとお休と人中ていひ 鼻うたを諷ふて意入床の内 寒いといふかよるへなりけり 温飩うる声より更る冬の月 恋も情も親と相談 仲立に質の札まて見せて置 枕の下に去ナスましなひ 酔醒て無常のおこる駕のうち 二番太鼓の胸にきつくり 我宿へ戻つて寝たかほんの花 遊ひつきせぬいろ里の春 10200