諸國古傳祕方

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衣關順庵編
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衣關順庵編
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ショコクコデンヒホウ
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東北大学
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ショコクコデンヒホウ
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
り期應一月二日本十一日に於ては、一九年 諸国古伝秘方 城代 備急 諸国古伝紀方全 邪の人にあたるは。風雨よりもはやし。凡病を 羽栗 治するは。先其因と證とを明かにしり。因るより。證に より。薬の性味新陳良否を審にして。其方剤を おもひはかり。規則を図と證とに照応して。薬を 遵用すること。医師の専務なりざれどおほ方の 病者は。かゝる良医に遭ことかたし。都会といへども。 窮子は良医を招こと号あらず況や僻陋の地に ては。医薬ともに走し。さて中軍数急の医書 あれど。或は巻収おほく。誠にして。読よく。 常人の用に不便なり。こゝに於て。可起の病に死するも 於まかりけむ。陸奥団人衣関順菴。深くこれを。 嘆し。嘗て四方には捨たるを伝遺方を輯。自経験し 其華を浸し。庵をふに閉の流覧召込するに。 これを懐にせば都会といへど。僻陋といへど。不虞 の一助たるべし。其衛生の意けだし不残。因て 解するによしなく。序して言甫。丁丑の小春曽槃 諸国古伝秘方 衣關順菴撰著 衣關順菴撰著 ○第一命長く年老かまで目耳丈夫なる神方出雲国古伝方 御法度を堅く守り毎朝とく起て冷水にてひたひ目のわき目にた年のうしろをあらひ 口すゝぎ生涯守護御神を祭り天気を吹て臍下におさむる事を忘す我家業をく つとめて怠るべからす世の人々ひま多くあそひかちなれは幸ひ。少く命も短し やくびやう ○一切のえやみ の古名 行はやり病をまぬかるには肥後国民間伝方 第一に、玉はゞきをとわは中すべし○せつぶんの夜に、栗の枝ををりたきてかをりをかぎ あたるべし又、なすびの枝、よし○正月元日の朝冷にて、あさのみ、あづき、を十四つぶつゝ丸大豆の丸とも すれば一切のやく病を免る妙○はやる時は、らんのはを門口にかけ置るべし此うを思ふべし。 若やむ人あらば、するめ、を火にくべて病人にかますべし又病床の下に、にんにく、をん、そうべし 又せついんのつほの中にも入ぞくべしかんびやうする人もくわい中すれはうつることなし○ えやみくさを りんどう の古名 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ たきすが裏のねのしぼり汁を五六十六用べし○むづるしきねつにはまつば手一そくに切、さ あんず の古名 かきのは年の数入右のせんじ汁にてからもゝの しほづけの黒焼を用ゆなき時は梅干 しやうが にても吉○夏の土用の内毎朝、はじかみ・□ の古名 一トへきをちやに入てのめば下りはらをや の古名一 む事なし此方をしらずもしはやりやむ人あらば第一せついんを別にして其きをかくべからす ひきおこし。春命艸又とまつなぎ昨年を煎用ふれはやら病並に下り腹ともならすいゆる事妙 小児達者に盛長する神授古伝方並にうみつりがさの はうさう の古名 のけくさの古名をかろく免るゝには伯州米子田代氏一子相伝 小児出生せははやく乳をつくべからず。此母のあらちゝをそのまゝのませて 妙也山中の小児の皆〳〵丈夫なるもこのゆゑなり母のあらちゝをいみきらふ心 大きなるあやまりなり世の人々此辱き神授自然古伝方を用ず氏さへ しれぬうばよちあけと呼て我身よりもかあいがる小児を病身にしたてゝ 小児医者のすぎはひとするはいともおろかならすや○正月元日の朝ぶちの みの奴一付をせんじ其汁を小児にあびせてはろく免る妙○預防丸方ほし こうでん かんざう とうてん の古名 十五匁あまき 卅分やまひらぎを の古名 ○五分粉にしそばのりに丸め六百匁の 児三分二才三才は六ふん九分と倍増に用べし稀世の妙方此等の方を信用せずそ もしに入んとする時は、牛蒡、のみを粉にしそくひにおしませ頭のひよめさへはりあくべしすべしすべしませ頭の 目に入たるにも又いゝぬ内にもはりおきて妙也又めに入てみえざる時はねずみ のぶんをそくひにおしまぜ一寸四方の紙にぬりひたひのかみはんざはをそりてはるべしに 又冊しろものが 又冊しろもの。たらず各る分を粉にしてはみべのしぼる汁にてねりこよりの先に付 て耳にさし入るべしはみべのなき時はこばかりくだにて鼻へ入るべし又、おほかめ、○ふん三 度、きはだ一が粉にしのりにおし申。君の内ならば左の足のひらにとる左ならば右にはべべ ◯はしかにはこころ。一升を釜に入十分の水にてたき竹水すべし租父経験方 ○婦人なん産を免しるになんざんざんざんざん前後の治方備中和気氏構 好身わん月の初に直にたらせてこしの辺を見れがくぼむ処ありそれへ両方十五 壮づゝ灸すべし此方を用ひとして難産して横だん逆産とも、かまど、のやけ、それ 又、きらいし、の気に、かんだけ、にかきたて用又あしの小ゆびの先に灸すべし、へび、のぬけが ら一ツ七月用たる。はすのは一匁あさの袋に入煎用夫を人にしらすればしるしなし或は 忍領大福寺の安彦ぐすりはこれなり○のちざん下らざるには鼠のふん。を人のしも やうにそくひに丸めのますべし其侭下る妙又血のぼせのくせ有るものはうへのごとくにして ひたひにはり置べし○あとはらの痛には、そば、のこをいりさゆにて用○さんごのはれ には、桃、の花一匁せんじ用○乳汁少き時は、はちのす、黒くなり迄あぶり二匁さけにて用 ちうぶう うつなひやみ うつなひやみの古名よい〳〵を免るゝには雲州松江秦氏伝 毎月の初に男女ともこよりを以て頭のまはりの寸をとり其寸をのどへかけてうしろへま はし両はしのつくる処の左右のせぼねをはさんで両方二穴に数十壮灸すべし此方をしら にもし卒中風とならばはなの下と是のひらに灸する事数十壮、とふす、 一めうばんり の古名の粉を の古名の米を さゆにかきたて用ひ正気になりても半身かなはずは、へびいちご、三匁端午前にとり陰干 せうが、五分、かんざう、三分せんじ用泉州流木邑民家方又、鳶鳥、の黒やきかんざけ、にて用 しゆろのは、一つかみを一寸に切、かんざう、少し水一升入五合にせんじ用江州尼重方○富田 のよい〳〵を、大かの角、黒竜一分、をけら、さはだ、酒にて炒各二分、あをうづら、酢杷一分をこそしさゆにて用 はらうがい のつかりやまひ 同三十二日本橋内門伝戸病を免るゝには大坂梅田常沢氏秘伝 の古名に その血脈ありて心にかう人はあらかじめやまざるまへに伝尸虫を退治すべし此方は屏 神方なれば信心して用べし東方をさす、桃の枝、南方をさす、かやの枝、西方をさす、桧 の枝、北方をさすむめの枝、水にかげのうつらぬ、くりの枝、日かげの、杉、さかさの枝、を切 一同に火ばちにくべたき其人を火ばちにまたがせてけぶりをもつてくすぶべし 汗の出るまでくすべて生涯守護の御神を祭る奇妙の神方なり世の人に 此辱き神方を信用せずしてもしらうがいの症とならば医薬針灸の力のみにては 中〳〵しるしなきものなれば第一に蟇目唯一の神道を祈り行ふ事肝要也○らうがいの ねあせやまざるに、すつぽん、のはらの笹をはなし酒に一夜ひたしくろやきまし酒にて 用○、青神鳥、海仁ぢつめ嘴をさりくろやき五分づゝ用○、うなぎ、くろやき干分、よし くいにん。炒二匁こにして一かくづゝさゆにて用○、からざけ、のかしら一ツに、ゆんよく、数十を入て 黒やき粉にしてさゆにて用何れも妙以上三方は武州葛飾田熊氏秘方 らいびやう みだりがさは を免れ並に療方備中玉島江東氏伝 の古名は 此血すぢあればのかれがたきものなれどはやくきざゝざるまへに、せぼね、をはさんて両方 くびすぢ元より一ふしづゝに十九ヶ所に春秋のひがんの中の日に灸する事数百壮 世の人此灸をおこたりてぜん〳〵に顔いろわるくならば、鶴、をくらふへし田熊氏の深秘 なれども誓約をやぶりてしるす酒樽に古酒を一升入て、まむし、の、ある所におけば まむし、酒にゑふてしするものをとりすてゝ、とふしん、を病人のおやゆびと人 さしゆびどにて一そくにきりちやわんに水五はい入三盃にせんじ一日一夜にの みつくじてのちまむし。の入るさけをかんをして用べし妙 下かんざりどくよこねを免るゝ方並に治方大坂中嶋平埜氏伝 世に恐るべく止かたき病なれば年若き人々遊女にまじはりて其侭自分の小便 にてまめやかものをあらふべし生涯さうどくを免るゝ也しかし此方をたのんで数〳〵遊 にふけらば身命を失んなりたけは慎むべし此方を信用せずしてすでに下かんさうどく よこねとならば、まむし、しかの角、づがに、各等分黒やき粉にして酒にて用古伝 妙方也男女ともかくれ所の疵は自分の小便にてよく〳〵あらひ、なすび、の入たくろ やき粉にしてつくる妙、生なすび、なき時は、漬茄子、にてよし以上の方は男女通用名方 はきちがい くるひやまひ の治方因刕鳥取氏伝 の古名 てんかんには、丹、丹五分、かんざう、五分こにしのりに丸めさゆにて用又方からす、寒中に とり爪嘴をさり黒やきを用妙○きちがひには食事をたゝせて五六日もおけばおほ かたは正気になるもの也第一の妙労也○、かまどのやけ土、いかにもふかき程吉ん百艸 霜、食等分水にてせんじ其うはずみをのますべし○、人ふん、をひそかに黒焼さけに黒焼さけて用妙 ちやうまん の治方には芸州広島民間方 はらふくりやみ の古名 びさこ、の青きをみり土をぬり黒焼みばかりこにしさゆにて用○、くれのおも、か いういきやう の古名 介 かるいし 匁だいくの皮三匁こにして用○。かつらこの こにして用ゆればおなら多く出ていゆる妙 の古名 しりがさ ぢばす の古名 並にだつこうの療方には伊勢山田足代家伝 、あをき、のは卅枚、しきみ、のは同じくだみ、のは六枚水二升入五勺にせんじつめわたにひ たし一切の痔病に付て妙江州膳所山田氏秘方、さしさば、の黒焼さゆにて用 又付ても吉だつくうには、なめくし、ごま油にひたし土中に埋め置ば水になるを付る、妙一切の痔 によし此印のある病は世にむづかしくいえかぬるが故に僕と文心を用ひ広く執 行して発明の治方あれども筆にのべがたければ古伝信用の人は私宅へ出可被成候 ○一切の邪祟たゝり狐狸の類を放しいやす古傍並に灸方豊後香月氏伝 第一に、玉はゝき、をたさかますべし一切の邪祟り狐狸の類が何れともしれぬ病ならば 桃、の枝に手久しく落ずにある、くろも、をとりこにし酒にて用黒桃、のなき時は病人の手 只前おやゆびの爪のはえぎはとにくとをはさむ図のごとしよくいとを以ておやゆびをしばら一同に 手足八ヶ所に七壮づゝ灸すべし一ヶ所にてもさきにしては効なし一同に灸すれば狐 □ 狸死りやういきりやうの類なれば其名をなのりて立去也狐狸の類なれば大楯を いずひかづら ずひかづら かくして謀るもの也其外邪薬かまいたち犬神の類はすひばなと げいとうの花せんじ用 の古名 ○わる酒をやめさせて下戸にする名方奥州仙台石川氏伝 いきたる、うなぎ、を酒の中に入てふたをしておけば、うなぎ、ゑふてたわいなし其 、うなぎ、をすてゝあとの酒をのますべし○馬のあせをとり酒の中へ入のませてよし ○かみなりにうたれ死したるをすくふには長寄松尾氏伝 かみなりにうたれて死したるものは其人の足のひらに、みゝず、をすりつぶし 厚くぬり又入そのまはりへもぬりて高声に其人の名を呼べし又いきたる、ふな、を とらへて胸のみづおちにをどらすべし世の人此方をしらず捨置〳〵はなげかはしき事也 ○一切のとんしそつたう第一気付の名方筑前博多松木氏伝 第一病人の手の中楯をまげて其さきのあたる所に灸すべし又足の大ゆびの衆 きはに灸すべし○松のみどり。を手にてよく〳〵もみす水に入其油ぎつたる所を口中に 入べし何もなき途中ならばくだにていきを口に吹入るべし○つよく歯をくひしばる ものはおくばの方よりくすりをつぎ入てよしと兼て心得べし○はやうちかたには よくいにんて を丸ながらのむべし するめをせんじのませ又あらふべし又、つしたま の古名へ ○やまいぬにかまれたるには 羽州米澤米屋伝 あづき、をかみくだき疵口に付冷水にても用べし○ひきがへる、の黒焼さゆにて用 ○人ふんをぬりて灸すべし○鼠のふんの丸く大きなるを、黒砂糖、にてとき疵口に付て妙 ○ねずみねこにかまれたるには石州津和埜山口氏伝 ねずみには、猫の毛、を黒焼にしてぬり付べし又、みそはぎ、のみをせんじあらふもよし なまぶな、をすりつぶし付てよし又、南天、のはをもみ付てよし○ねこには、ぎん 「なんをつきくだきてつくべし又、薄か、をせんじあらふもよし ○馬牛猪狼の類にかまれたるには若州山家傳 猪の牙にかけられたるには、あゆ、のすしをかみくだき疵口に入て妙○馬にはなま くり、をかみ付べし○牛には、いぬしり艸、をすり付べし○狼には、白ゆりのね、黒焼七匁五分 松女に、五匁、極上いわり、三匁みにしごまの油にてねり疵口の廻りに付り妙一切獣虫毒に吉 ○まむしはちむかでの類のさしたるには或侯の御伝 まむしのさしたるには。はみくさ。 つゆくさ の古名へ をもみ付てよし又くもをすりつぶし付てよし 又、くし柿、を付てよし又、あかざ。をもみ付て妙○はちのさしたるには、なるはじかみ。 さんしやう の古名 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 鶏のたまごをつぶし付てよし○さしたるむかでをすぐにころし付てよし ○一切の食傷ものあたり医者倒しの神方丹波神民間方 盛に何にても食傷したると思ふものを其侭黒焼にしのむべしあたる物を吐瀉して いゆる妙又何ともしれずくるしむものは、あつゆに塩を入て五心よい用れば其侭吐ていゆる くすしのみぬ間にいゆる故に民家していしやだふしといふ古伝妙方○池にある、ひるも、を 陰干壺用○、桜の古き皮、悉焼さゆにて用○そばにあたらば。あらめ、を煎用べし ○一切のきのこたけの類にあたりたるには山城宇治伴氏伝 竹の皮、をざは〳〵とせんじ用○、紺屋のあゐ汁、をのむべし○、明ばん、原、各等分散用妙 ○一切の魚毒にあたりたるには奥州岩沼石川氏伝 しいたけ、又、かやのみ、をあつゆにふり出し用○くちなし、又、又、ふり出し用○、ふくならば 南天の葉、もみしぼり汁を茶わんに一はい用又しやうなうをあつゆにて用又紺 屋の、あゐ汁、もよし○たこするめにあたらば、生くり、を五ツくはすべし妙 ○酒毒にあたり並に二日ゑひには摂州池田民間方 藤の類○茄子の花○くずの花根もよし○黒まめ○けんぼなし何も煎用○生大根の汁妙妙妙 ○そるしにかぶれたるには 奥州会津里人伝 えんせう あつゆに入て度々あらひてよし○うるし さはがにすりつぶし付てよし又やまじほに の古名 にまけやすき人はさんせうのせんじ汁にて面手胸をあらひばうつることなし ○一切の薬毒にあたりくるしむには肥前島原村中氏伝 黒まめ、やへなり、かんざう、何も等分せんじ用○、すきとうさ、 白ばん の古名 一匁茶にて用○けい ふん、なげこみ、を用て後其毒惣身にのこりて何ともしれがたくわづらふには炒たる 黒豆三合、を酒一升の中に入す気のもれぬやうに器をよくふらして二日二夜にて取出し 、さけ、と、豆、を分て、酒、を用る時、さんせう、三粒を丸のみにすべし豆はくらふべし少し少しふほど、と よし其後の小便をとりて見るに、けいふん、毒あれは、只ふん、其侭小便よりいづる妙方也、 ○寒中こゞえ死ぬるをすくふ神方越之山中古伝方 すみ火をおこしきんをあたゝむるにやはらかにのびたるものはすくふべし、そばの粉、をあつ 湯にかきたてうすがゆの如くして少しづゝのますべし度々中冬旅には、そばこ、をくわい中すべし ○くわくらん並に暑気あたりには播州明石農家方 かべ土、の上をけづりすてゝ中の処をとりあつゆに入すましてうはずみを用て妙○丹波 の人、ほうづき、をくわい中すればくらんを防て暑邪にあたらずといふ○桃のは たでのは、しほ、を入せんじぎやうずゐすべし○小むぎから、をせんじ用○大同類聚氷 方に、すべりびゆ、をのきの下につるしおけば暑邪の入ル事なしと見えたり ○こひめ餅の水薬口に入らず危きには長州下関殿峯伝 、さいかち、のとげ又、ちさの根、又、ふるわらび、梅ぼし、何レも黒焼こにしくだにてのどへ吹 入るべし○、三里、に灸するもよし○手の大ゆびの爪ぎはより血をとりてよし ○咽に魚の骨の立さしてくるしむには播州兵庫木又伝 、つは、をけづり冷水にてのむべし○、南天、の葉をせんじ用○、みん、青きを丸ながら黒 みかんなき所ならばから 焼にしくだにて吹入るべし何にても咽にふきがるに吹入て妙味 たちの青きもよし 一子相伝秘方 ○銭金碁石並にもちの類咽に塞りくるしむには村中氏極秘方 、あめ、を多くくくはせて妙也又、ふのり、を呑てよし又、油、と、醋、とを呑てよし○、青みかん、の なき時は、みかん、又、ちんび、にても黒やき吹入るべし○、餅、の類ならば、醋、大こんの絞汁呑て 尾州中村民間方 、ばせを、の葉を黒焼にして酒にてゑふ程用一夜の内えぬける奇妙一切のとげ抜か吉 ○、はい、をすりつぶし付てよし、蝿、なければ、やき塩、をそくひにおしまぜつくべし○、甘草、 かつをぶし、ねり付べし○鉄矢の根の類ならば、鼠のふん大、はらや少、そくひにねり付て妙也 ○金瘡血どめのはやわざには信玄公伝杉木氏家伝 第一小疵口に、小便、をしかけて紙をもみ付置べし破傷風になる事なしと又出火、 の葉又花もみ付てよし○あさりを焼付て吉○、きはだ、のこも呑○、青木、の、の葉等 すりつぶし其汁を奉書の紙にひたす事三べんかしてくわい中すべし○大きぞ にて血とまらずは、酒がしやうちう、にて洗ひ黒気付をもちめべし方は 方は跡に 出す ○打身くぢきふみかへしの類には米沢竹股家伝方 かうほね、一斤、赤さゝぎ、半斤、あかざ、五匁粉にしかん酒にて用是を竹のまたのあ、 いすといふ此薬もなき時は、水仙、の根の玉をすりつぶし紙をもみてぬり痛所にはる妙 ○、柳、のみをすりつぶし、うどんと、醋、少し入ねり痛む所に付る妙○、いかのかう、石灰、くずのご、 各等分のりに丸め一匁を酒にて用年久しき打身によし瘀血小便より下る妙 ○一切のやけどのけがには 肥後専念寺家方 きはだのこ、大、おしろい、モト、たまご、の白みにてとき付るにあとなくいゆる妙○、ねな、 の白根又、たまで、何もすり付てよし○、わら、をにてあろゆをしきりにつけて妙 ○一切のうち目つき日並にはやう貝には藝州沼田里人伝 からもゝ、妙餅、酢のさね○、めうが、の根○水仙、の根何もすりつぶし乳にてときき すべし○はやう目には三才ならざる小児の小便にて洗ふべし良土の妙方也 ○水におぼれて死たるをすくふ方駿州大井川民間秘方 、舟はとりのとさる、の魚をこりて水にて用其侭よみがへる妙○又きせるのちうの 一寸 長きものにてかんくびを口にくはへてすひ口をしりの穴にさし、たばこ、のけぶりを 吹入る事口より煙の出る迄の入るべし○こんしの灸もすべし此方は前に出せり ○くびれて死たかをすくふには武州嵜玉里民伝 くびれたる縄を切るべからず縄をさればよみがへらざるものなれば其侭そろり とおろし足の土ふまずに灸する事数十壮又、うつぱり、のちりをさゆにて用 ○頭の痛み並に耳の痛み又耳に虫の入るには大和郡山羽栗氏伝 やまもし、のかはを粉にしてくだにてはなへ吹入るべし○、大根の絞り汁、をはなへ入るべし 片頭つうにもよし○耳の痛には、こまめ、の黒焼のりにおしまぜ。耳のうしろへはるべし ○虫の入るにはごまの油、又、ねぎ、絞り汁を入れば出る妙虫すでに耳の内にて死したるには 桃のやに、をこよりの先へ付て耳の中へ入れば虫こよりに付て出ると大同類聚方に見えたる 家伝経験方 青袋 えんせう 薄荷 の古名 谷大めくさ ひきのひたひ 細辛 の百石 の百名 〽各中粉にし の古名 病人小水をふくませてはなへ吹入るべし一切の頭痛よし○二の腕に虫歯の張り薬をつくべし 痛むめは大切なりさし薬はわるし早く痛をさらざればつぶかゝもの也世には盲人の多きは風眼 痘疹病虫の療治あした故なればたくへとし久しく共よく療治大すれば再ひ明かに成もの也 ○むしくひ歯のいたみには 野州壬生旬坂氏伝 にんにし、をすり、はらや、少入ねり二椀につくれば其処ふくれ水出ていゆる妙○はれ痛む 者にはふし、の粉、、やきしほ、少、少、さんせう、少きれに包ていたむ歯にてかみしむれば虫出て 痛やむ妙○、せうちう、して口すゝぎ又少くみてもよし○かみなりのおちたる処の木を とりいたむ歯にかみしめて妙箱根山中輿夫傳なり ○一切の舌病舌疽の痛には 奥州会津安田氏伝 わうれん ひろめとんぶふゆとちは 硯各一匁、川ちさ、二分く各黒やさにして舌上につくる号伝妙方 の古名 ○一切の手足の指の痛並にへうそには備前岡山小田氏伝 、ごぢやう、のかしやき、ごまの油、にてときつく妙○、ほさる、すりつくる夏の中にとりかくべし ○一切の腫物並にようてう外科ころしの古伝方長寄斎藤氏伝 、いぬさんせうのみ、なき時は葉をすりつぶし醋にてときぬる○、すひかづら、の黒焼そくひに おしまぜ、付る○、あづき、のこをはこべのしぼり汁にてとき付る○、あかめがしはのは、三匁、すひか づらずで、あけびかづら、子を煎用ひ、白なたまめ、の黒焼こまの油にてときつけて妙 ○惣身のいたみ並に痛風には 米澤某氏家傳 つうふうにてたへがたく痛しは、牛の歯、と、もち、とを黒焼にして用妙○惣身何処にて 痛みはれねつするものは、きはだのこ、小麦、のこ各一匁、くちなし、皮をさり実はかり五、たまご、 一ツすりつぶしねりていたむ処に付て妙岩間氏家方名高し○もろ〳〵のいたみ或はうち 身かつけともに、あかまづ、のしんなければ、松ば、そもよしすり、酒、と、のり、を入付て妙 がんがさ ○はゞきがさ 名のいえかぬるには の古名 駿府民間伝 ならぜんかづらをせんじ其汁にてあらふ妙○、小麦から、あかにし、各黒やきほうぶんごま の油にてとき付て妙○、しほ、にてよく〳〵あらひ、すひよづら、こよし、はらや、少入付て妙 しつひぜん ○はたけがさへ 親にうつらぬ方並に治方仙台真幡氏伝 の古名 の古名 さんせう、のせんじ汁にて手をあらへばうつらず又わんの糸尻を糸にてむすんで常に つかへはうつる事なし○早くいやせばわるしなるたけつけぐすりをせぬがよしゆへおひ 出していやすには、ねずみ、又、きつね、をくらふべし内へおひみんでくかしむめは、ふきの 十七 根、又うしのふん、もよし○、むぎもやし、大、あづき中、よもぎ、少せんじ茶のごとく用つべし ○男女一切むししやく胸虫の痛には武州栗橋太田氏伝 延命艸 延命艸 せんじ用れば五積六聚とも妙也 ひきおこし いぼゝ、の木細にきざみ大、くらゝ、苦辛、ひきおこし、 い事 ましい事 ○、きはだ、又、おもと、黒やき炒其侭三色を粉にして用妙○胸虫には、南天のは、かげ ぼし、す、さけ、各半にて一日に四五匁用○おもとのねを粉にしのかに丸め二粒ツゝのむ妙 かつけ のくるしみには ○こひけやみ の古名 京都和田氏伝 磁石 柴胡 してやき丸め用○せなかの十四に灸すべし はまあかな 十匁はりすひ石 、はまあかな、○鯛十匁、はりすひ石、「 桑白皮 からはじかみ の古名 くるしむには”くはのしろねは 八呉茱萸 の古名 各等分にせんじ用○牛ふんも吉 疝気 寸白の痛には 京都柚木氏傳 ○あたはらやまび の古名 、おとぎりさう、のは土用にとりきざみ八分ツヽ用○、だい〳〵、又、色のみ、せんし用○、たばこ、の を止たことの音つみ砕ものかにてねり痛処へ付てぬ一切の罪気を白の痛に付 ○えちやまひ歌の古名のきりくすりには豆州三島伝方 からし、をすりなべずみ少入頭のをどりへはるべし○、くさぎのあまはだ、一匁、さんせう、十 二つぶせんじ用○をもと、のねをすりのりにまぜて足のひらにはか妙 ○はなぢやまざるに一切諸出血の治方或る疾之御伝 かな紅の出る方のきんをつよくにざるへし○、めにく、を出る方の足の足のひらにはるべし、まつ 辰州 五百疋「 の古名 一銭一匁にすな銀行にし少許を呑上にし少許を舌上にし少許を舌上におけばやむ妙と一切の 三金橋豊後多く出て落いらんとするに、焼の角、黒焼たゆにて用黒気付無気付無方 ○引かせまさましの方並に下血吐血の名方三州鳥巣山ノ人ノ人伝 の皮、きざみ、じやうが、少入てんじ用又梅の皮もよし早ざまざるにしの妙方わるねつとなる也 なしく、物ぼし、の黒焼をさゆにて用汗出てさむる妙下血吐血にもよく ○しばゆばりやみ りんびやう 沢安政 せうかちには の古名 はすのは、かげぼしの黒焼五分をかん酒にて用妙○、しゆろ、の皮黒焼かん酒と 焼かん酒にて砕ね残 驚風一 五かん 五かん 古伝経験方 すくもたひ を防置治方古伝経験方 小児かたかひ の古名 の古名 の古名に なれば後方を用て妙いろ〳〵あく 小児乳ばかりの内に大便の色々多くならば。世のしなれば後方を用て妙いろ〳〵にくあく きものをくわすれば虫のわき出る事菓の中に虫のある外よりしれざるが如しされど よくねいりたる時に手指にてしづかにはらをおさへさぐり見るにすぢばり又へそのうのもちらし いまくり まくり 同苗三分 二匁蔵 の事 ころつきあらば虫の出るしるしなれば早々やまざるまへに、海人汁、此 大売五分甘草一分をせんじ用れば一切の病患を見 になりたるにも用て まぜ何も足のひらにはるべしひきつける事なし妙○積雪艸・ かきどうし どくたが 蔬菜 の事 等分せんじ用 の事 はしりくさ ○あかほらしくさけ の古名 にあわた並に舌しとき夜啼には相州民間古伝方 「あつきを粉にしたまどの白味にてねりつゝ妙○〽朝日さすかふかの森のさしもぐさねを かりければうらはちり〳〵と三べんよんでいきをふきかくべし○舌しときには、楓、もなぢの の事 はを黒きづける妙又天南星、を酢にてねり足のひらにはる妙○夜啼には〽となき すと只もり立よ末の世に清くさかふる事もこそあれと云紙に包て上に寿字をかきはる ○婦人座前後血の道血かた並に長血白血の治方大坂中条氏伝 、あかざ、又、かはしき、又、ねぶたの木、何も黒やき、かんざらしのと、少入さゆにて用○長血白血には いかにも古、き一しゆろばき、の黒焼一がさゆにて用○、けしの花、かげぼし一匁さゆにて手紙も妙 ○くだりはらかへしくやまず並林に口痢の治方丹州宮津藩某伝 けしもち、みそ汁にて用しぼりはらにもよし○禁口痢の水薬品いらず危き。ものは 酢、をせんじかますべし又釜にゆをわかし烏梅二付入てこしゆすれば食気出く水気 ○小便つまりくるしむには 肥後藩竹原勘十郎伝 地膚子、頭に二十匁をせんじ用て残り、ためしをすりつぶし、五八、五人、五八箱少入れてへその下に はるべし○ねぎをにてこし湯すればそのまゝつうず妙 そく ぜんそく 一百四十一里の治方長崎彦七伝 ○あへぎやまひ。 の古名 ゆずりはかげぼし粉にしてさゆにて用妙○、鯉の黒焼又なめくし、ほし粉にしさゆにて用て しやくりには、しやうが、のしぼり汁を背中にぬるべし○、白なたまめ、の粉を舌の上におけば土砂も妙 婦人乳くさ並に乳岩の治方豊前彦山下傳 地膚子 はゝき 実き財実も財黒くし酢みてときぬり付内にもかんざけにてゑふほと用べし 乳一切のくさの初発に此方を用れば乳君と成る事なし名方也○乳岩には漸 とかげ ゆへとかげ すり 中もの事すり つぶしつゝ妙し、○竹の皮、なすびのへた土用により冬黒やき等分、しほ、少入どまの油にてねり付妙 ○しもやけひゞあかぎれには 奥州仙台民間方 しもやけには、しやうが、のしぼり汁つけて、妙やぶれるものはなまご付てよし○あかゞりには あかざり艸艸酢らも、ねをほどむしにしてねり付る○、くし柿の種、黒やきそくひにねりあげりに付妙 はれやまひ ○うかみやまひの には の古名 の古名 井上交泰院伝 さんせう 椒目 のみの事也 を炒てせん薬一ふく程加入てのむ妙○・にんにく、いほすき、四 やまごばゝ の古名 あけびかづら じやうが。冬気の生各十匁袋に入南づき一升小水二升入たきて薬をさり、あづき、をくらふべし はき 妙○あづき妙二匁大むぎ炒地膚子明 のみの事 各一匁しやうが入煎用へとてはせを のねをせんじ用て一切のはれに妙○酢にて、そは粉をねりはれへつくる日に二度二度六万也 ○一切の痰りういんには 京都真田氏伝 たん症の人は常に、くるみ、と、しやうが、を粉にして用○、へちま、の黒やき、なつめ、のにく小児め きゆにて用○、青梅、を沢山にすりしほり汁を天日にほしかき立ねりやくの如くなる時に、甘 一郷五分一を入てねる也一切のたんりういん並にくわくらん気付くすり也ねつ病にもよしたんも 痛むと思ふ所へはりていたみさる事妙けんへきのはりいたむにもつけてよし はせきの ○すはぶきやまひ の治方 古名 阿州津久井氏傳 由天、の実をかげぼし黒やき、白ざとうにてねりさゆにて用妙○、黒まめ、水にひたし皮を去 粉にし、玉子、にてねり○丸め廿粒宛用○、枇杷、紫の毛を去り水にてせんじ用あめを加れば弥妙妙妙妙 ○むなかへりやまひ強幼並に噎及胃の治方甲州郡内民間伝 野蒜州の黒焼粉にし一匁早朝さゆにて用は四丁年以上の家の東向の犬長屋の津田大 さゆにて用四十年以下にては効なし○光人のむせやみには、うしのよだれ、をひそかにさまに入のますべし ○はや疔日はれの急症には 土州刈谷氏伝 はや疔には、五八番、桜の皮黒焼各等分こまの油にてとき付て妙○日ばれの青筋い でゝ苦むことのは其あらはれたる筋をはねきつて血をいだせばよし名方なり ◯無子婦人の子をまうくる名久火並に治方淡海氏家方 婦人の口の寸をとり三ツた折三角にしてその角をその真中にあてゝ入両角に毎月頭 に五十壮がし灸すべしこしけづき虫にも妙○牛の陰茎を味噌汁にて寒三十日用べし妙 ○産後そりやみ並に破傷風の忽症には漁州津田氏伝 産門より風入てそりやみ苦むにはの病 荊棘 の古名 の穂を粉にし五匁さけにて用○金瘡 白く小き ならば疵口に川えび ものよし 五十一丁を水少入てすり疵口のまはりにぬり付べし妙也 ○おとがひはづれてかゝらぬには 大坂天満穂積氏伝 楊梅皮、胡瓜を粉にしはなに火入て妙○、天田里、粉を、しやうが、の汁にねり雨のかとがひぬる一鮭はかる ふた疵 ○きはむやまひ 黄疸 の古名 には豊前小倉伝 並小黄胖病 坂の下 坂の下 坂の下 田ましを塩なしに煮て食ふべし六そよりぎをせん。用○坂の下には鉄のこと残数十匁大矢五どのく丸め用 遠州掛川某伝 、いわうの附木、一枚をしたにしきてのるべし妙○つよくゑふたるはへそのうへに灸すべし 京都渡辺氏伝 ○乳なき小児を育て養ふには がる一と餅のかんざらし粉各一斤水飴一斤に なき時は礎 の汁壱よし 右ねり乳汁の如くにして呑せて妙 ○他国にて水土にあはざれば病となるを防ぎ兼て水毒にあたらぬ方池田氏家秘 百四十匁を持る油にて炒ほし行光にてくらへば水土にあたいにしの水毒をけす事事事事事なんと ○凶年をすくふわらもちの神方肥後藩大塚氏秘伝 生わらを水小半日ひたしあくを出し砂をあらひ外をさりねもこより細糸きざみ炒てうす にてひき粉にしたるもの一升に来の粉又くつわらび又小むきの粉の類を三合入て水にてねが もちの如くむしつきしほかみそかきな粉を付てくらふべし又ゆでゝつけば弥迄済世の名方也 ○日用第一食物くひ合せの禁忌古写本抜粋 なまごめにあはにあんずごまでごまにそばしもろこし。今は こひかやのみ わらびもち こんにやくきうり こんにやく になつめ にくるみ させうちうに もち さけ そば もちそばさけじやしがきせうちうに ひや水 一やきみそあつゆ す 一みつあぐき 二とうなす きじやうゆ なます かぼちや そはきり さるみ。もち。なつとう。すいくわだぬき”なつめ ちさ・きじ。やまどりだにし。うなぎ。やまもゝ めんるゐ なつめ すいくわゆ からし 二うさぎ くるみ きくらげふな そば なつとう ちさ こしやう ひゆにすくぼんしやうが せり やまごばう しそにこひちよろぎにうほうれんよろき うなぎ にんにく。うさき せうちう。名地はよろし ひともじにんにく ともじにんにくニやまもゝ なつめきし 占専 きじ。いか。やまどり。かも。たまご にらにうし一切のくさひらきのこの類 。はまぐり。うづら。いわし さたう名ぎ 竹のこが 菊の花ふな すもゝ。ふな。たけのこ さたた ゑびつはぶき 一ちさねぎずし みつ ばひ。うし きんかんぱんじや さつまいも くまのい まくはうり 大こんかゞいも あぶらあけるゐ すいくわ すいくわ 二うさぎ 二そはきりがうじ 一ねぎにんにく ○みかんニうさぎぼけにうめ市にかになつめに みかん ほげのかゐ又かんほけ あぶらあげのかゐ うをのる やまもゝ 二ねぎにんよくぞ いりまめのるゐ びは あづきうんとんあつむぎ むめに 二ぼけ。うなぎ こせうに こひ。もゝ 四足のあふりもの むめにほけ たこ あをうめ あがき。こせう。なつとう。しそ ぢさのるゐ くろたひしぶかきこひに きじ。すぐかひゆ。てんもんどう。ねぎた すもゝ。やまもゝ ふほに 一からしさたうきじ にはとりにんにく しかばゝ もんどう かなき 二寸のなゐ。ぎんなん・そば。もち にはわり。すいくわ。ぼけ はえ 二ぎじやまどり しか将のしゝ 〽さたうみつ えび しやうをなむべからず 一なまぶ きのこ にあをのりかに うづらに どぢやうにところなまさば たげの宿 きしやまどり ぎのこたけ の事ゐ びともじくるみ。ふな。はえ くるみぎくらけ 木くらげなつとう。そばにんにく。 かも かも なつとう にはとり こひすもゝ。うさぎ もちごめからしふなねぎにんにく ○むめ。あづき。あゆ。くるみ。ねぎ あひるのたまごに たまごに にんにく。うさぎ。きのこたけのかゐ。 ぐはのみ ニずつぽんすもゝ 二がも うさぎきじ みかんにはとり しやうがからし ぶた こそばふな たまご ゐのしゝ からしなまこ そばめんるゐ しか 二ねぎしやうが ぎじう えびうし にらのるゐ 4039 都会ノ人ハ医者ノ多キヲ頼ムト雖トモ動モスレバ急病ノ間ニ合ズ邊鄙ノ 民ハ医師ノ如キヲ以テ其治療ニ後レ遂ニ不治ノ症トナルコトアリ此故ニ時トメハ二ツ ナカラ非命ニ陥ルコトハ親リ見聞スル所ニメ必竟ハ辱キ我国医道古伝 神方自然ノ簡易ナルアルモ深ク秘メ世ニ擴ルコト無レバナリ是以後陸奥一関宅 神国自然ノ医道復古ニ宿志ヲ抱クヿ多年大ニ憤惟ノ諸国ヲ歴遊シ千 辛万苦シテ神国古伝ノ経験数百方ヲ伝授セリ今其中ノ純粋ナルヲ 秘訣ヲ受テ世ニ出ス 普ク四方ニ告テ救民ノ一助ニ備ントス 采リ傳家ノ姓名ヲ顕ハシ」 万人ノ為ヲ思バナリ。 今日ヨリ都鄙ノ人民百歳ヲ保テ神国医道復古ノ寿域ニ躋ントヲ希而已 榊原蔵判 普為救民 告文化十四丁丑歳八月東都衣關順菴謹識 換筆町方 ○ 製本 東火開函