萬葉小謠千秋樂
- creator
- 田宮宜義畫
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- 2026-08-17T19:23:22.982Z
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- 2026-08-17T19:23:22.982Z
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- CC0
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- 田宮宜義畫
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- 日本語
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- [出版者不明]
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- 10010000031016
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- マンヨウコウタセンシュウラク
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
萬業小謡千秋楽
3022)
若干
浦壇
萬葉小謡千秋楽
}
神楽起原之図
申楽之弁
それ由楽は
神楽にして
かぐらの餘れ
なりゆへに
往古は
日吉
春日
伊勢
などに
役られし
ゆへ
て取の
先祖
須
これに
れり
とぞ
申楽
の
称呼
たるや
これより
おこりし
なり
よつてきたりこと
来由
ひさしき
かや
舞囃子之図
舞の地謡は
扇を逆に
図て如く
持たるが
素謡の
ときは
常の
ごとく
もちて
よし
能の地は
勿論
舞の地
ごとくすべし
素囃子
香帷子
之
糸謡の津の
ごとく扇を
もつべき
なり
歌仙溝
之図
京都の謡曲家
にて年毎に
夏冬
両度
歌仏講
と云て
三十六番
の
謡講を
勤る
他国
なき
なり
寅の刻
より初
黄昏に
こで
満席も
門人
老若賢
不有
不残集会
して謡ふ
これを
数溝と
節譜禰呼
一平声一上戸へ去声○呑声乙橋戸「回声二可声
□邑□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ヲリマハシ
三揺
半橋
消込
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ユリビキ
八子ヨム
五ツユリ
打切
打切
一但し直し朱点の右方に
本橋
揺打切但し直し朱点の右方に
松風の塩焼長に
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
八一丁
ウ
一附するものは甲音なり
一地片地也
七ッユリ
あるふしなり
ひやうじやう
去声
平戸
去声
一平声一上声
二
○連続して四声を分事
じやうしやう
箸
橋
端
此三声をよく弁へ知ること肝要なり四野の内入声は本朝には分別なしと知るべし
○直正節譜の名称
色玄
一一星平去の
たりに附す
一星平去の
ア抵
右に附す
ク位落人抱い持三星井連し走一
星を以分つは
喜多統歟
此外に持合居中吟麗キ弓家々の者有師傳をぬべし
万葉小謡千秋楽目録総計弐百三拾番
同同
同同
同
高砂同同同同難波土同同
同同
同一
同老生養老同同同同同同同同同同同同同同同同同同同
同
同志賀
呉服同弓八幡ノ同同志賀
志賀
同白
白楽天
蟻通同
玉井白髭同白楽天蟻通同
伊竹生島
加茂同春日龍神竹生島
右近加茂同春日龍神竹生島同
伏見
放生川金札伏見御裳濯川繪馬淡路
東方朔寝覚嵐山同
同佐保山
東方朔寝覚嵐山同佐保山同
源太夫同氷室
同松尾
大社
江之嶋
神在月和布刻江之嶋九世戸道明寺輪職
同同
同同
護法耶鄲
護法耶野同同同鶴亀西王母
武陽宮皇帝育王山政徳西王母菊慈童橘
玉鳥
巴園丁周松玉嶌香椎明石鷺
五月五日
三月三日
五月五日七月七日九月九日
九月九日
太世太子岩根山三月三日
三日五月五日七月三日五月五日七月九日九月九日
同十一玉津嶋龍神玉津
玉津島
帰雁
北野物狂戦瀧
玉津嶋嶋龍神玉津島帰雁北野物狂戦
鞍滝
浦島冨士山信貴山吉野小鍛冶同
同一
同春栄現在鶴
土車羅生門
土車羅生門同同同春栄現在鷄
那須鱗形弓矢立会
那須鱗形弓矢立会烏帽子折元服曽我唐船
玉取雷電
玉取雷電同松虫岩船同
大瓶狸く七人程く狸
雪山野守
草に洗小町巻絹俊成忠度
二人静
舟橋雲林淀田村同
同熊野
小塩同同鞍馬天狗
西行桜同泰山府君
同矢島忠度
菊平雲雀山
采女菊平雲雀山
七夕小督女郎花
三井寺
七夕小督女郎花三井寺大江山木賊
紅葉狩
三笑
同姨捨紅葉将三笑鉢木葛城
敦盛
虎送海人敦盛景清芦刈同
藤栄
粉川寺
同河漕粉川寺藤栄梅枝乙平
松山
江口
自然居士
羽衣
貴舟
三輪
国栖
貴舟頼政三輪
国栖舟弁慶柏崎
当麻束岸居士砥五十三
桜川照君三井寺
川照君三井寺共
葵上鉢木七騎落
盛久呉服養老
へ呉服養老
祝言立春春春春春春春春春春春
一老松代主
不老春猿通寺護法
白楽天
大瓶猩〻
岩船金札
白楽天嵐山白髭
楽天嵐山白髭大瓶狸之岩船金札
鶴亀
猩々高砂
語上段
東方朔盛かへ
鶴亀猩々高砂
鶴亀猩々高砂霞に東方朔盛久
鞠
七騎落竹生島
通円摂待高野敦盛
鞠七騎落竹生島通円摂待高野敦盛
嵐山猿聟
一嵐山猿聟酒宴龍頭太夫
道明寺雲林院鉢木
老松
弓八幡
一老春加茂末社の舞呉服
同治高砂弓八幡老松加茂等仕舞呉服
間語
松脂楽行弥福の仲
三人夫
餅酒
狂言小舞
松脂
二人夫長三郎兵衛
小謡故実音曲躾歌謡家名宇
謡曲濫觴
小謡故実
同録筋譜称味謡曲寝分
附録筋譜祢味
目録畢
千祥万禎亀壽鶴齢
帷子は鳴物の
方より
あはせ
一網は謡の
方より
あはすが
故実なり
鶏のとき
謡より
三つ地続と
うたひ分る事
功者に似て
却る僻こと
なりとぞ
切幕
磯
上歌
高砂
神祇
諸説言
狩野博士集書
所はたかさごのおのへのまつもとしふりて
おひのなみもよりくるや。このしたかげの
一一一一一一一一、一五九丁
おちばかくなるまでいのちながらへて
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一九一
なをいつまでかいきのまつそれもひ
一一一、、、、、一一、一一、一二
さしきめいしよかな〳〵
一同
一一一一一一
四かいなみしづかにて。くにもおさまるとき
つかぜ。えだをならさぬみよなれや。あひ
夫むかしのうたひもの
といふは国々在々のい
やしき土民その情内
に動き物に感じて
その土地〳〵の風を謡ふ
からしゃしん!!!
にあひおびの。まつこそめてたかりけれ
一一一一一、一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一、一一、一一一一一、一
けにやあふぎても。こともおろかやかゝ
同一同一
るよに。すめるたみとてゆたかなる。き
一一一、一〇、〇〇、〇〇、、〇、、〇〇
みのめぐみぞありがたき〳〵
其旅を集て楽人に
命じ琴瑟に合せて
右同
これをうたひものとす
同同二
高砂や。このうらぶねにほをあげて。
天子宮中に在て此絵
を聞しめし遠き国々
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、
月もろともにいでしほのなみのあは
在々の風俗を察した
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一六、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ぢのしまかげや。とをくなるおのおきすぎ
まふ是うまひものゝ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
てはやすみの江に。つきにけり〳〵
なりかの愚夫愚婦の
謡ふ文句何を以て雅
なには
俗を論ぜんやしかれば
今の謡の文句もふし
いはふなるこゝろぞしるきくもりなき。あ
も古のうたひものゝ方に
まつひつきのみつぎもの。はこぶちまたや
少も異なるはなし博
雅の君子これを賤む
も亦理りなりそのいや
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一、、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一、、、、一、、、、、、、、一、、、一、一
みやこぢのすぐなるみよをあふがんと。せ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
きのとさゝでちさとまで。あまねくて
しきを嫌ふといへども素
より俗に通せんを専一
ヽ一一一一一一一
らす。日がげかな〳〵
に作りたれば今皆製
同同
かへたりとも雅能ば
}
難波津にさくやこのはなふゆごもり。
かりには成がたしその
雅俗を撰はず文句を
一一一九一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
いまははるべににほひきて。ふけども梅
忘れぬ様にうたふこれ
のかぜ。えたをならさぬみよとかやけにや
うさふものゝ方なりこの
つのくにの。なにはのことにいたるまて。ゆ
故に此芸工拙は学不
学一文不通をかまはず
たとひ又あほどの博識
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
たかなるよのためしこそ。げにみちひろ
一一ル一丙一一ヲ
きおさめなれ〳〵
なりとも天人龍神草
木の変化ことき何を以
同
て形容せんや鬼神を
一
ゆるすゆへにやなか〳〵いやましにはこ
感じ風俗を移すはみな
節声謹の妙にありて
ぶみたからの。せんしうばんぜいの。ちは
十一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
文句のことにあらざる事
このたまをたてまつる
くれ〳〵能々知るべし
○凡断歌嘉会饗禮
同
賓主代唱ヲ以示二其意
なにはのむめのなにしおふ。にほひもよも
蓋一篇断章ヲ取ルヲ取ル義故
有此名至二テ其ノ大禮次
にあまねく一けひらくればてんがみな
唱低高二章ヲ謂之ヲ具
春なれやよろづよのなをあんせん
斷歌一陰陽相交之象
}
一小うたひの故実作法
よき師をもとめて御伝
ぞめでたき
有べし
舞台
の図
老まつ
一一一一、、、、、、、一一一一一一一一一
まつかねのいはまをつたふこけむしろ
しきしまのみちまでもけにすゑありや
この山のあまぎるゆきのふるえをも
八一杯一、一一、一、、一、一、、、、、、、、、一
なをおしまるゝはなざかり。たおりやする
○凡語語二往事一ヲ之辞
とみるむめの。花がきいざやはこばん梅
東方朔
さてもこの比禁中を
のはながきをかこはん
青きとりの飛廻り候
やうらう同
□□□□□□
是はこんろんぜんのせん人
長せいのいゑにこそ。おひせぬかどはある
西王母と申ものゝてうあい
の鳥なり。かのせいわうぼ
なるに。これもとしふるやまずみの。ちよの
三千年に一度はなさき
ためしをまつかげのいは井のみづはくすり
みなる桃をもつかの桃じ
つをさゝを申さんとの御事
にて。老をのべたるこゝろこそ。なをゆく
により。此鳥さへぎつて飛
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、、、一
すゑもひさしけれ〳〵
来す。なんぼうめて度御
すい相にて候
七十七日同
年賀元服諸税言
もり久
老をだにやしなはゞましてさかりの人
いかにもり久盛久は平
家ふだいの侍ぶりやく
の身に。くすりとならばいつまでも。御
のたつしや。その外らんぶ
じゆみやうもつきまじき。いづみぞめで
かんのふのよしきこしめし
及ばれたり。一とせ小まつ
たかりける。げにや玉みづの。みなか
殿きた山にてたけがり
のゆふろの御しゆ宴にお
ゐて。しめのもり久一き
みすめるみよぞとてなかれのすゑ
一一同二十一、、、一一一一一一一一一一一
のわれらまで。ゆたかにすかる。うれし
よくひとかなでのこと。くわん
さよ〳〵
とうまでもかくれなし。
○同
ことさらこれはよろこびの
「「「」「「「「「「「」」」」」」」」」」」」」」」」」」
しんの七げんがたのしみりうはくりんが
おりなればたゞ一さしとの
御所望なりいそひでつ
もてあそび。たゞこの水にのこれり。く
かまつり候へ
まり
めやくめみくずりをきみのために
それまりと申は。八人の
一一一
さゝけん
相手はほつけ八ぢく。四
同
もとのかゝりをくはへて
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一九一
十二ゐんえんをかたどり。
そでひちてむすぶての。かげさへみゆる
相手のまりあしから
山の井の。げにもくすりとおもふより
ざれと。おもふこゝろは仏
老のすがたもわかみづと見るこそう
果の縁。さればなげきの
そのうちにも。鞠をばける
と申なり。そのうへまりは
一画尤がかうへをかたどり。
れしかりけれ
諸祝言
くれは
くれは
上歌
みかどあくまをたいら
やまどにもをるからきぬのいとなみを。
けてん下をおさめたま
いましきしまのみちかけて。ことのは
ひしなればよろこび
たのしみありやといひ
ぐさの花までもあらはしきぬのいろ
なんぼうおもしろき
ものがたりにて候
一二、五十一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
そへて。こゝろをくだくむらさきの袖
第一
もたへなる。かざしかな〳〵
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
は
り
がゝ
同
死亡卅一、一五一一一一一一瓦一一、瓦、、一一一一一一瓦瓦瓦一一
あやのにしきのからころも。かへす〴〵
も君がそで。ふるきためしをひくいと
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
のかゝる御代ぞめでたき
七崎落
弓やはた
武門税
扨もきのふ石ばし山の
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
まつたかきえだもつらなるはとのみね。
かせんやふれしかば。おほ
ばがねぜいきみをうち
くもらぬ御代は久かたの。月のかつもの
たてまつらんとて。おほ
おとこやまけにもさやけきかげにさ
ぜいなぎさに打出たり。
それかしも一しよにうつ
て。きみばんぜいといのるなる。かみにあ
て出しにみぎはをみれ
ば。ひきかねたる若むしや
ゆみをはこぶなり〳〵
に
同
一騎なぎさにひかへたり。
それがしこまかけよせて
きみはふね。しんはみづほのくに〴〵
みれば御子そくとをひら
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ものこりなくなびくさうもくの。めぐ
なり。いそき馬よりとん
でおり。いけどるていに
みもいろもあらまなる御しんたくぞ
もてなしふなぞこにの
を申。是までともなひ
めでたぎ神たゝぞかでたはりける
まいりたり。なんぼうとひ
同
者にて候
どのによしもりは忠の
一六一一一一一一一、、、一一一一一一
七日七夜の御じんばいまことに天も
竹生嶋
なふ受し。地じんもかんおうのうみ
かやうに候ものは。江州ちく
山おさまるみよにたちかへり。こくごを
ぶしまの天女に仕へ申
しんしよくの者にて候
まもりたまふなる八まん三じよの
是は申までも御座ない
御事なれども。わが朝は
小こくとは申せ。共。ぶつ
一分{一分同一
しんたくぞめでたかりける
志田信税言歌道様
ほうはんじやうにて何
事もめで度御国にて
御座候。去ほどに国々に
ことばのはやしさかゆくやはなも
ときはの山まつの。ちまたにうたふ
れいげんあらたなるてん
こゑまでもこれわかのゑいにもる
女あまた御座候中にも。
べしや天地をうごかしきしんも
かくれなきはあきのいつく
しまでんの川みのを江
がんをなすとかや
のしま此竹生嶋。いづれも
かくれなきといひながら。
取わき当しまの天女と
上村
玉のゐ
同堅帆
TIIIITTTIIIIIIIIIIIIITTTIIITTIIITTTTTIIIIITIISIIIIISIIIIIIIIIIIIITIITTITILIIIIIIIIILLLILIIILISISI
ながきいのちをくみてしるこゝろの
申は。れいげんあらたなる
そこもくもりなき月のかつらのひ
御事なれば国々在々より
信仰申参下向の人々は
かりそふ枝をつらねてもろともに。
おびたゝしき御事にて
あさゆふなるゝ玉の井の。ふかきち
候。中にも今日は。当今
につかへ御申ある臣下殿
ぎりは。たのもしや〴〵
当しまへ御参けいにて
しらひげ
候間。われらごときの者
もそと御礼を申さう
}
花さそふひらの山風ふきにけり。こぎ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ゆくふねのあとみゆる。に。ほのうちは
賀
茂
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
もはる〴〵とかすみわたりてあまつ
一一一ルデ一一、五十一一一一、、、一
かり。かへるこしぢの山まても。ながめ
一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一、一一
につゞく。けしきかな〳〵
同
すると存罷出たどこ
われはこゝろもなみをぶね。つりの松
もとに御座有ぞしら
一六ル二十一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
きなの身ながらもやすくたのしむ
ぬよ。是に御座有は。扨
も〳〵きらびやかなてい
このときに。生れあふみは。ありがたや
かな。あのやうなる御方
のまへゝ。われうごときの
いていなるすがたにて
二十一
〳〵
一日本道程
白らくてん
御礼申はいかゞなか何と
一九一一一一、一一、、、、一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一、一一、一一一一、一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一、一
そのほかてうるいちくるいの。人にたゞ
いたさうぞ。いやくるし
べてうたをよむ。ためしはおほくありそ
からぬ事かたゞ御礼を申
さう。御礼申上候是は当
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
うみの。はまのまさごの数々に。いき
嶋のてん女に仕へ申神し
としいけるものいづれもうたを
よくのものにて候。只今是
へ御さんけい近比めて度
よむなり
し。去程に当嶋へはじめ
ありどをし
て御参詣の御かたは。当
嶋の御たから物を御おがみ
されば和歌のことわざは神代よりも
なされ候がさやうの御望
は御座なく候か畏て候
はじまり。今じんりんにあまねし
いそひで御たからものを
一一一一、〇一、一一、、、、、一
たれかこれをほめざらん。中にも。つら
羽ませ申さう是がす
ゆきは。御しよどころをうけたまはり
なはち御かきにて候ちと
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
いたゝかせられい。これが
ていにしへいま迄のうたのしなをえ
うしのたまにて候。是は又
テ一・五ル一一ヲスヘ
らひてよろこびをのべし君が代の
むまのつのにて御座ある。
これが則火をも水をも
すぐなるみちをあらはせり
とるたまにて候これは
同同神代
しちなんがわきげにて
候是はふたまただけに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
かゝるきどくにあぶさかの。ぜきのしみ
て候則これが当しま二
づにかげみゆる。つきげの此こまをひき
の御宝ものにて候是を
もちといたゞかせられい。
扨御たから物はかくの如
くにて候。ちとうかゞひ
申度事の候。又当嶋の
じんひにて岩飛と申事
たてみればふしぎやなもとのごと
くにあゆみゆく。ゑつてうなんしに
一一一一、一一一一、一一、一一、一一一一一、一一一一、一一一一、一一、
すをかけこ馬ほくふうにいばへたり。さは
一一
哥にやはらぐ神ごゝろ。たれかしん
か御座あるがごれを仰付
一一一一一一一一一一一一
りよのまことをあふがざるべき
られ候へば。天女の御内證
に御かなひなさるゝ事に
うこん
翻祝言春興
て候。是をは仰付られ
松もこたかき梅がえのたちえも
まいか何と御座あらふ
ぞ畏て候一だんの御き
見えてくれなゐの。はつ花ぐるま
げんに申上た。いそひで
めくる日のなかえやきたにつゞく
いはとひをいたさう
一心二入二
らん〳〵
末
広
諸祝言納涼
かも
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
みたらしのこゑもすゞしきなつかげや。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
かまゞすのもりのこずゑより。はつねふ
りゆくほとゝぎすなをすぎがてに
ルテ一一「マユル二一、、、一一一一一一一一一一一一一一一一
ゆきやらでいま一とをりむらさめ
いで〳〵岩飛はじめん
のくもしかけろふ夕づくひ。夏なき
どで〳〵。いはほの上に
同一一一一一、一
水の川ぐまくまずともかけはう
ばしりあがり。東を見
れば日りん月輪てり
とからじ〳〵
かゝやきて。雨をみれば
いり日をまねき。あぶな
さうなるいはほのうへ
同
一近世進福諸之文句心得連歟
第一十一日
としのやのはやくもすぐるくはういん
より〳〵おそこにつみ
より〳〵。水そこにづゝふ
と入にけりくつさめ〳〵
通円
おしみてもかへらぬはもとの水。なが
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
れはよもつきじ絶せぬぞたむけな
扨も宇治はしの供養
今をなかばとみえし所
にみやこ道者とおぼし
りける
春日りうじん神祇
弓春日りうじん
くてづうゑんが茶を
みやしろのちかひもさぞなよどころ
のみつくさんと名のり
の。神の代よりのすゑうけて。すめる水
もあへず三百人
もあへず三百人〳〵口
わきをひろげ茶をの
屋のみかけまでちりにまじはるかみ
まんと。むれ入たび人に
ごゝろみかさのみりのまつかぜも
大茶をたてんとさしや
くをおつとりひくずども。
えだをならさぬけしきかな〳〵
同二一一一一一七、一一一一、一一一、一一
巻真
ちや〳〵とうち入てうき
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
竹ぶしま
ぬしつみぬたてかけたり
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一
などころおほき数々に。うら山かけて
通円しもべをげちし
ていはく水二七ちかまくと
ていはく水のさかまくと
ながむれは。しがのみやこはなぞのむ
ころをば。すなありとじる
一一一一一一一一一一一
べし。よはき者にはちや
かしながらの山ざくらはまのゝ入江のふな
せんをもだせ。つよきに
よばひいざさしよせてことくはん〳〵
一一一一一一一一一一一一
水をになはせよながれ
ものにはひしやくをとら
同
せ。たがひに力をあはすべ
りよくじゆかげしづんてうを木にの
しと。只一人の下知によつ
ぼるけしきあり。月かいしやうにうかん
て。ちやばかりの大場な
れども一ぎものこさす
ではうさぎもなみをはしるかおもしろ
たてかけ〳〵ほさきを
〃〃
のしまのけしきや
そろへてこゝをさいごと
たてかけたりざる程に
放じやう川
諸祝言神紙
いれみだれ我も〳〵と
此御代にてる月ゆみの八はた山みや
のむ程にさづう円がちや
のみつる薬せんひしや
ぢのあとは久かたの。あめつちくれをうる
くも打われば是ま
ほして枝をならさぬ松のかぜちよ
十一
でとおもひて
のこゑのみいやましに。いたゞきまつ
平等院のゑんのした
是なるすなの上に。うち
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一二
るやしろかな〳〵
わを打しきころもぬぎ
すて座をくみて。草
せんを持ながら。さすが
金さつ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
あをによしならのはもりの神ごろ。
村
西
すゑくらからぬみやこぢの。すぐなる
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
へきかすがはらやふしみのさとのみや
一一、一ルず一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
つくり。おほうち山のかけたかき。雲
テ一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
の上なるぎよくでんの。月もひかりや
名を得し通円かきつ
み火のもみたつ事も
なかりせば。ゆのなき時
みが
みがくらん〳〵
ふしみ同
ば。あはもたてらず。跡と
ひ給へ御ひじりかり
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
そめながら是とても茶
さればにやくにとみ民ゆたかにて。た
れもわがよにあひ竹の。ふしみの
生のたねの縁に今。因
さとをまもらかんとの御ちかひ。はく
のすなのくさのかげに。茶
わうばんぜいにだいらの都なるべし
ちかくれ矢にけりあと
ちやちかくれうせけり
みもすそ
同
摂崎
草も木もわが大きみの国なれば。い
あらおろかや忠のふの御
事は。日のしたにおゐて
づくも同じ神と君。へだてなき世
かくれましまさず能
にすまふみのたれかめぐみのほかな
一とどのゝわらはきく王
らんげにや八しまのうみまでも。浪
まる。つきのぶがくびを
めがけ。なぎさのかま
しづかにてふく風のえだをならさぬ
にはしりわたるを。たゞ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
あめつちの神のいとくは。有がたや〳〵
のふひいてはなつやに
菊王がまんなか射通
ゑま
されかつはとまろべばの
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一、一一、一一、
あまつひつぎの代々ふりてにんわう
りつねふねよりとんで
一一一一一一一一一一一一
まつだいの子そんまでありしめぐみ
おり。きくわがわたがみ
つかんでぱるかの舟にな
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
をうけつぎて。おさまるみよのわれ
げいれ給へば。程なくふね
らまて。およばぬ君をあふきつゝよる
にてむなしくなる。がん
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ぜんあにのかたきをは。を
ひるつかべたてまつる〳〵
とゝの忠のぶこそとつて
候へ
高野あつもり
あはぢ岡田家松
さても一のたにのかせん
一ツ十一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
春の田を人にまかせてわれはたゞ。はな
やふれしかば。それがしに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
に心をつくるなるも。さかりにひかれ
おりあふものゝかうへを
はあまたとりたれども。い
てなはしろの水にこゝろのたね
まだ大将にあはざらん
アニマシテ一一一一一一一ヲ一ヲ一
まきて。ちれば爰もやさくら田の
ことのむねんさに。心ばら
一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一、一一一一一一一
たつてひかへたりし折
ゆきをもかへす。けしきかな〳〵
ふし。ぬしはたれともしら
東ばうさく
同秋田祝
なみに。あか地のにしき
秋きぬと目にみぬそらはをのづからさ
のほろかけて。れんぜん
あしになるむまにのつ
音かへてふく風のそでもすゞしき
たるむしや一騎。なぎさの
かたに落ゆきたまふぞ
ゆふまぐれ。なびくいなばのいろまで
れがしかう声にこゑを
もちとせのあきのはじめかな〳〵
あげよき大将と見え申
に。まさなくもてきにに二
ねざめ
岡春興
ねざめ
}
立のぼるきそのあさぎぬ袖しほり。
しづが家ゐのわざなればかけぢの
一一同一一一一、、一一一、、、、、、、、、一一、、、一一
はしもなれ〳〵ていくへかさなる白
一一一、九一一一一一一、一一、一一、一一、一一一、、、、一
雪のとけて落くるたに川のみづも
一一、一一一一一一一一一一一一一一、一一、一一、一一、一一、一五二
いはねや。つたふまん〳〵
ろひのうはまきを見せ
たまふものかな。かへさせ
給へとよばゝりしかばあつ
あらし山国
あらし山
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
さもたへなれやこゝのへの。うちとにか
そりこまのまづなをひ
よふ花ぐるま。ながえもにしにめぐ
つかへし。につことわらひて
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
る日のかげゆく雲のあらし山とな
待かけたまふだがひにう
せにおつる白なみも。ちるかとみゆる
ち物ぬきもつてぶたう
ちみうちちやう〳〵どう
一一一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一
はなのたき。さかりひさしきけしき
ち。むまの上にてむすと
一一一一一七七
くみりやう馬が間にどう
御な〳〵
どおつやがてあつもりを
同同
とつてをさへ。かぶとをちき
一、一二一、一一、一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
みよしのゝ。ぢもとの花のたねうへて。
つてからりとすて。みだ
れがみをつかんでひつた
あらし山あらたなる神あそびぞめ
一一一、一九一、九一一九一
てよくみれば。まだ年わか
でたき此神遊びぞ目出たき
き冬梅のつぼみひらくる
よそほひにて候
さほ山
嵐山さるむこ
きやつ〳〵きや〽是は都
のにしあらし山にすむ
ましにて候。けふはさいじやう
一十ヲヲ一一升一合一テ一分一分一分一
是はたちもせずぬひもせずまして
ハシヘトア一一ト
いともてをる事も。あらしになびく
ウニ一ヲ一シ一ヲ一ツヽアンテ一一
羽ごろもの。そでもつまもにほやかに
吉日なればみよしのより
花むこどのゝお出しやほど
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
なりうらなる
うらゝなる日にさらすなりうらなる
に。此よし申付ふと存る。
日にやさらさん
きやつ〳〵きやきやつ〳〵きやつ〳〵きやつ〳〵きやつ〳〵
きや〽きやつ〳〵きや
同
〽きやつ〳〵きやけふす
八しまにおさまるときつ風。しかいに
でにみづのえさるの日よし
たゝむなみのこゑばんぜいをよばふみ
とて。聟入するこそ。うれ
同十二日四十一日
しけれ是は和州みよし
かさ山。みかげもさすや川竹の。さほ
しのゝましにて候。今日
の山へのはるのいろ万山ものどか
吉日なればむこ入を仕る程
に。只今都の西嵐山へと
なりけり
いそぎ候みよしのゝはな
源太夫諸税言神様
のこすゑをはひ出てか〳〵
馬にのらねどくるまざか。
一七八二一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、
つとにおきよはにいねさめつかへてぞ。
一二二二二
素袍はかまをきながらも
素袍はかまをきながらも
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ながらへきぬる春あきの。月になれ
大口とうをうちすぎて
火口とうけうちすぎて
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
花にそふこゝろも老と身はなりて
猶ゆくさきははしなかの
あかぢまきをもよそに
あめぢまきをもよそに
まことをいたす心ざしけにしんかん
のみ。みかさの山にすまま
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
する。このは猿をもさそ。
ふなる。嵐の山につきに
一同一同一同一丁
もだのもしや〳〵
同同納様
けり恩あいだあらし
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
時は三ふくのなづの日の。あつたのみ
山についた。これなるもり
一一一一一一一一、、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
やぢうらずたひぢかくなるみのいそ
のうちに御座ある。まづこゝ
やぢうらづたひ。ちかくなるみのいそ
諸
野
の浪。まつかぜのこゑねざめのさと。
一一一ヲ一ヲ一一ヲ一ツヽ
きくにもこゝろすゞしく老の身も
一十一ヲ一ヲ一ノ二二テ
なつやわするらん〳〵
ひむろ同
ひむむ
もとから案内をこはふ
かはらぬやひむろの山のふるみどり。春
きやつ〳〵きやきやつ〳〵
きやみよしのよりむこかへ
のけしきはありながら。このたにかけば
来てすいや聟どのでご
こそのまゝみふゆのゆきをあつめ
ざるかお出のよし申ませう
きやつ〳〵きやきやつ〳〵
をき。しものおきなのとし〳〵に。ひ
きやきやつ〳〵きやきや
むろのみつき。ましるなり〳〵
つか〳〵きや〽きやつ〳〵きや
尾
一侍一持参物不止事小謡
小無等常式之通也
いどゞ氷室のかまへしてたちさること
くとたひ
〽さる子をいだいてせいしやう
もなつかけの。みづにもすめるひむろ
のかげにかへりぬとり花をふ
くんできがんの前におつな
もり。爰ごろもなれどもそでさゆる
一十五五
るも。いまさら思ひし
一一一一一一
けしきなりけり
られたり。花みずばいか
松の尾
同秋理
でか此山にひと夜あかさ
んとよひはむの下ふし
春みしは花のみやこのくもかすみたつ
してよとゝもにながめ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
や日数もうつりきて。今ぞときなる
あかさん
酒宴
しゆ寄なかばのさるの
ノ八ハ一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
あきのそらくもらぬ月のみやこぢに
「一一一一一一一二」
ゆきゝもしげきもち人の秋ゆたる
けるにさす御かづき
一八一一一、二
一一一一一・一・一一・一・一五・
もたびかさなれば。みな
なる心かな〳〵
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
御かほは。真赤になつて。
一同丁松堂伊
大やしろ
きつ〳〵とならばせ給ふ
一同一一一
しげにやくれなゐも。ふかくなりゆくこず
おもしろかりける風情な
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ゑより。しぐれてわたるみ山べの。さと
るよりも。むこ殿のつゝた
十一一一一一一一一一
もふゆだつ。げしきかな〳〵
ちあがる舞の袂のおも
しつちにいだせるこまは
しろさにいだせるこまは
神あり月
まれ〳〵そ。一のへいだて
いく代ともかぎりはいさやしらくもの
二のへいだて。三にくろご
八色たつなる国なれや。月もいづもの
まじなのをこれせんせう
どのこそゆうけんなれば
神あつめなをかすそへて八重がきの也
とまり〳〵をながめつゝむま
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
へだてはあらじ神人のたのむめぐみの
たかのしゝど申すには
くさいこくにてふけんもん
くさいこぐにてふけんもん
いくしぐれ。いろもさかゆくもみぢ
ゑゆのめされたる。さると
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ばのちかひや心きよむらん〳〵
なくとはおししやのもの
なをせんしうやばんぜいと
月めかり
同歳暮親
こからいはさりて
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
たはらをかさねてめん〳〵にし
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
春の野にいでゝつむわかな。生ゆくす
たはらを重て面々にたはら
をかさねでめん〳〵にだのし
ゑのほどもなく。年はくるれどみどり
一一一一一一一一一一一一一一一一二
うなるこそめでたけれ
きやつ〳〵きや
一一一一一一一一一一一、一一、一一、一一、一一一一一、一一、
なるめかりのけふのかみまつり。心を
通
いたしさま〴〵に。君のめぐみを。いの物
アリ
なり〳〵
圓
詞江のしま
諸説云神仏二道
「二二一へヲ一二
三千界のうちにまづ。むりやうふくの
たからをえいちごしやうののちにはやく
町川小橋
龍頭太夫
ふたひてんのくらゐにいたる。かゝるちか
扨もみつの峯には三天を
あんちしおなじく如意宝
ひのうみ山も。なをよろ川代のすゑかけ
珠をうつまれたり。されば宝
て。なびきしたがふこの国のづきせぬ御
じゆとし〴〵にぶんず。きさ
らぎ初午にはくまのごん
一一一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一一一一一一一、一一、一一、一一、一一
代はありがたや〳〵
新九せのと
けん此山へ御ようがうあつ
てざんけいのうちにしん
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一二
神の代のむかしがたりをおもひ出の。月
〴〵ふかきともがらには。
日くもらねあまつ神地じんこよをかそ
かのぶんじゆをあたへ給ふ
なり。なんぼう有がたき
へきてこゝ九世の戸の名もたかき。大聖
御事にて候
道明寺
もんじゆを勧請の。みかげあらだにさゝぐ
是はさかみのくにたしろ
一なる。のりのともしびくもりなくてらす
と申所に。そんじやうと申
ひしりにて候が。我ねん
ちかひは。たのもしや〳〵
ぶつ往生のこゝろざし有
道みやうじ
により。此度しなのゝくに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一ヲ一ヲヲヲヲヲヲ一一一一一一一一一一一一一一一一ヲ一一一一一一一一一一一ヲ一一一ヲヲヲヲヲヲ一一
ありがたし〳〵。げにしんりきもぶつせ
善光寺へ参り。一七日さん
ろう申す所に。によらいみ
つも。おなじ和光のかげにきておがむぞ
づしのみとをひらき。かう
たつとかりける〳〵
のころもにかうのけさかけ
たまひたる老僧の。あらた
りんざう一
なるみこゑにて。汝念仏性
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ところはきたのみや井。ほくしんはうご
生のこゝろざしまことにね
かず。あまみつほしのめぐるなる輪蔵
んころなり。しからば五畿内
河内の国はじ寺は。天神
をひらきてしづかにおがみたまべや
の御ざいしよなり。かの所に
こほう同
神明をはじめ奉り。七社
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
のかみ〴〵を勧請申され
こゑはばんぜいがみねの松のちとせの
たり。又天神はいつさい衆
さかすでに。むそじにいたるみちをくの
生げんたう二世の為に。又
ぶの大ぜうぎやうをかき〳〵
なとりのらうぢよかくばかり。うけられ
やうしてうづまれたり。その
申す神ごゝろげにしんあればとくあり
ぢくよりもくげんじゆの
木おひ出たり。其このみを
かつている。
やありがましありがたきつげぞめでた
とりじゆ珠とし念仏百
まんべん申さば。往生うた
がひ有まじきと承つて
かりける
かんたん諸祝言
ゆめさめぬなんぼう有
にはにはきん〴〵のいさごをしき。よもの
がたき御むそうにて候
雲林院
是は津の国あし屋の里
かどへのたまのとを。いでいる人までも。
ツ一テ一一ル一一一一一一一、、、一一一一一一一一、一一
ひかりをかざるよそほひは。まことやなに
に。きんみつと申者にて候が。
きゝしじやくくはうのみやこきけん
我いとけなかりし比より
ア一ツヽイヘウアナルアント
じやうの。殿のしみもかくやとおもふば
道成
寺
かりのけしきかな
同
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一、一、一、一、一九一九一、一九一九一九一九一九六
まとへばこれは。長せいでんのうちには。
しゆんじうをとゞめたりふらうもん
もいせ物がたりを手なれ
のまへには。じつげつおそしといふこゝろ
候所に。ある夜の夢に。と
ある花のかげよりも。くれ
いやうづれたり
をまなばれたり
なゐのはかまめされたる女
同
性。そくたいたまへるおのこ。
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、、、一
くめども〳〵いやましにいづるきくす
いせ物語のさうしをもち
たゝずみ給ふを。あたりに有
いを。のめばかんろもかくやらんと。こゝろ
つる翁にとへば。あれこそい
もはれやかに。とびたづばかりありあ
せ物がたりのこんぼん。さい
中将なりひら。女性は二条の
けのよるひるとなきたのしみの。ゑい
きさき。所はみやこ北山か
ぐはにもゑようにもげにこのうへや有
げ。むらさきの雲の林と
かたるとみてゆめさめぬ
へき
あまりにあらたなる事
鶴かめ
て候
にて候程に。これまで参り
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
にはのいさごはきん〴〵のだまをつらぬ
はちの木
てしきた人の。いをへのにしきやるり
いて其時の鉢の木は。むめ
さくらまつにてありしよ
のとぼそ。しやこうのゆきげためなふ
な。そのへんほうに加賀に
のはし。いけのみぎはのつるかめは。ほう
むめだ。ゑつちうにさくらゐ
らいさんもよそならず君のめぐみぞ。
かうつけにまつえだ。あはせ
てさんがの庄。子々そん〴〵
有がたき〳〵
にいたるまて。さういあらざ
西わうぼ
るじひつの状。あんどにとり
そへたまはつて候
}
すべらぎのそのみごゝろはあまねくて。ひ
○はじめにあらはすごと
まゆくこまののりのみち。ちさとのほ
くかたりと称ずるものは
たとへばきのふけふの事な
一つへ一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
かまでうへもなきみちにいたりてあ
りとも過去しさまを人に
きらけき。りやうぜんゑぢやうののり
むかひてかたりきかする
のには。ひろきをしへのまことある。きみ〳〵
白章なりさればもり又
鉢木のたぐひをかたりと
一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一八
たればたれとてもいさみある世の心かな
称ずるは意味大にたがへ
りよき師をもとめくはし
くたづねて可なるべし
にて
底やうきう
○謡とはうたうたふといふ
のぼればたまのきざはしのきん〴〵
ことにしてすなはち和歌
をみがきてかゝやけり。たゞじつげつのかけ
を吟ずるに等ければ仮名
一遣をあらため五音をよ
をふみさうてんをわたるこゝちして。おの
く弁へしるべし五音を
十十一一一一一ル一一一八
〳〵きもを。けすとかや人
しらざれば常に言もわ
ろし
くはうてい
かなづかひをあらために
とは高祖皇帝の類五
一一一一ル一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ひきよくつたへしふえ竹の。ことぶき
音をしれとははひふへ
なれやこのちぎり。天ながく地ひさし
三輪
一ヲ切切一一一一同一同一一一
くてつくる時も有まじ
いわうざん
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
げにやたとへても。山かぜ河風のこりなく
四海なみもしづかにて。さうもくこくと
ほは脣にあたりたち
もおだやかに。まれかはあふがざるべき
つてとは舌のさきにか
政とく西わうぼ
けていふべき類なり
芸をまなばんとこゝろざす
げにせいとくの御代なれば。けいへんかま
人はまづ正直をもとゝして
テ一一一一一一一一一一一一一一一一一
くちてほたるむなしくかんここけふか
すこしの事にも慢ずる心
ふして鳥おどろく事なし。西王母
なくその道に進むべしす
なをならねばすゑ通らず
はさらばとて長生殿にまいりけり〳〵
よろづのみちこれに同じ
楓をうたふべし声をうた
菊じどう同
ふはきたなきことなり謡を
十一一六九一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
りやうぜんの妙法てつけんのきくにとゞ
うたふとはその唱歌の文章
によりて祝言ならば其意
まり。不老のくすりとなるとかや。君菊
をうたひ哀傷恋慕の
水をきこしめし。じゆみやう長おんに。天
類それ〳〵の情をうたふ
べきことなり
下をおさめたまへや
田村の次第名称仰行は
かたちばな
一歯玄の吟柏崎は哀傷
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
南陽のあきはちとせの君が代にごとぶき
の吟にうたふの類なり
そふるきくの水くみかはしぬる酔のうちは
王位より田夫野人情なき
草木のたぐひまでに心を
死一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
一月日もながくまのしみて。ともなびあそ
こめてわが身をそのものに
なすことくして謡ふべし
一一一一一一一一一一一一一、一一、一一一一一一一一一、一一
ぶ袖の上もみぢをかざす。ゆくゑかな〳〵
稽古の精はまづ文字を
はゑん同
六日
おぼへてのちふしをおぼへ
手にとるも老をますくる杖となり。おき
手にとるも老をたすくる杖となり。おき
扨節を覚へて曲をおぼゆ
べし
居くるしき身なれども。春ははなぞの妙
文字訛きらふべし奇伝
なまりなりともおもしろ
きちるや青ばにしけるゆふすゞみ。秋
くなからんをばきしふべし
1111111711111111117
はもみぢのこのもとに。あたゝめざけのたぐ
いけすの鯉やとうたふは
きたなくきゝにくし
一一□□□□一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ひまでゆたかなる身のすまゐかな〳〵
ていこ
音きよくは大竹のごとく
ていこ
同
直に清くしてふしすく
一とし立かへるあさゆふの。松には丹頂の
なきをよしとすべし
一調二儀三声といふ事
つるすみ梅にはきんこくのうぐひすや
第一調子なりてうしを
どるにほひのこゑみちて。四海浪しづかな
しらずして音曲をよく
なす事あたはじ高き
るたいへいの御代やこのきみの。国土ゆた
てうしにて謡ふはふかく
かのまつりごといく久しさもかぎりなし
の人のいたす所なりたゞ
し座しきのやうにもよる
玉しま
べし貴人の遠く広き
あまつひつぎのみつぎもの。いくよろづ
殿中などにてひきくう
111.7.11
代となる事も。一葉のふねのとく。た
たひ聞えずしてはいかゞ有
べきやさやうの時はすこし
れかはあふがぢるべき
れかはあふがざるべき
朝比
茶
かしゐ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
扨こそこのうらもとはかするといひける
「一ル、ヲヲヲ、、、、、、一一一一一一一一一一一一一一一一
を。かうばしき椎の字に。かきあらためて
一同一一ツヽ五一一一、、、、、、、、、、、、、、、、、一
今までも。かしゐの浦風のおさまる
たかきてうしにてもう
〃〃〃
御代ぞめでたき
たふべし近くせまき所に
あかし同
て高き調子はよからず
あかし
第二儀とは儀理なり祝言
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
朝ぎりも立のぼる。たみのかまどは
をうたふべきところあり
にきはひて戸ざらぬ御代にすむ人は
一哀傷を謡ふべき所あり
これをよく心得て謡ふべし
御子孫も繁昌御しゆみやうもながく
祝言の座敷にて哀傷を
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
いきのまつの。ちよかけて御よろこびの
うたへば儀理たがふなり時
宜をよく心得てうたふを
□□□□□□□
みきをいざやすゞめん
謡の儀といふなり
一婚礼の座敷にて心よは
くも立帰るとうたひ僧尼
十一
さぎ同納涼
さぎ
さぎ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
さきのゐるいけのみぎはに盛たちて
一松請の席にて御子孫も
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
都にもにぬすま居はをのづからけにめ
はん昌と伺ふは不儀なり
第三声なりこゑのよき
づらかにおもしろや。あるひは待哥のふね
をたよりとし興に乗ぜざ
をうかへ。またはいと竹の。こゑあやをなす
るてうしをうたひ声にほ
こりてよしなきふしをつく
きよくすいの。てまづさへぎるさかづき
り出したるなど大によからず
もうかふなり。あらおもしろのちすいや
声のあしき人も謡をよく
うたへは声文をなすなり
たとへは綾錦を織にもたて
二三
な〳〵
太世太子
ぬき紋を見するなり備の
君が代に今幾度かかへしつゝ。うとし
君が代に今幾度かかへしつゝ。うれし
字よみはたてふし曲はぬき
なりされば声橋曲をよく
一一一一一九一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
きことに。あはんとすべらぎのひさしき
織いれ諷ふべし是を有て
代より月も日も。しづかにめぐるをぐ
の唱歌といふ章曲を織入
ざるを無紋の諷といふなり
息を継事拍子を呼吸と
るまのわれらがためは。ありがたや〳〵
岩根山
一名松竹
諸祝言
もちかへて謡ふべし程は
ひやうしといきとの間なり
呼吸のつぎところ也人に
はるごとにきみをいはふやちよのまつ。
たつやみとりもわか竹のしげれるやと
聞せぬやうにすべし助音す
のかす〳〵に。ゆきゝの人もゆたかにて。
る時は調子を聞しりつくろ
第12.14.11.14.14.14.14.11.14.1
ふてよく〳〵心をとりしづ
猶よろづ代と。いのらまし〳〵
めてうたふべし又我を
三月三日
上歌
すてゝ人にしたかへる所をも
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
もくの花さくや弥生のみかのはら。わき
しるへしさるによりて耳
にてうまふともいへり助音
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一二
てなかるゝいづみ川。こゝはまたこゝろの
とはこゑをたすくると読り
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一、一一、一一、一一、一一、一一
とけき水のおもにうかふかすみのさか
稽古を晴としはれなる
をけいことおもふべし
づきの。めぐるもおそき春の日の。かけも
序破急をよく心得て
うたふべし
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
しづかにまとゐしていざやさけをすゝめ
一ヲヲ一ヲ一ヲ一ヲ一ヲ一一ヲ一つ
んいざ〳〵酒をすゝめん
舟
弁慶
五月五日
五月五日
一一ヲ一ルニ一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
かよびゆくあしまのをぶねつゆしけみ
〃1111111111111111111111111112
なつくさもおなじすがたのいけみづに
わきてあやめをかりもちていそぎ
拍子に合ざる謡はせんな
し地びやうしばかりを覚
家ぢにかへらん〳〵
へたりとも呼吸の程をしら
七月七日
ざれはまことの節奏をし
あまの川月のみふねもかけそひて。
りたるにあらす
あふせのなみもゆたかなるに。後夜ま
あふせのなみもゆたかなるに後長ま
花実相当する様にかた
ざにあけんとす。しきりにれうふうさつ
ふべし花過たるはいやら
し実ばかりはいやし
〳〵のこゑにおどろきで。みればそなた
花もみぢはうつくしけ
れどもさかりすぐれば曲
L1711.....2.11.11.11.11.11.1
にたなびける。よこぐもしづかにきえ
なし松はときはにてめ
TIZIRISIIITISIRISISISITIRISIRIRIRISIRIIA
あけぼの山やのこるらん
がれする事なし
初学の人あまりこまかな
九月九日
ることをなしへば謡ちいさ
ほの〴〵とあけゆく庭の木のまより。
く不自由になるもの也
たとへばうつはものゝすみを
洗はんにさきのとがりたる
一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一、
それぞとばかりこゝろあてに。おらばや
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
おらんはつしものまがきににほふ白
物をもてすれば疵をもと
むるにひとし
菊の。はなをかざしてたれもみなちと
何の習何の伝授どむづ
一一こに一つ一一
せの秋やちぎるらん〳〵
かしき事をのみ心にかけ
代主
諸説言神祇
てたとへば東北羽衣ごとき
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
の謡はこゝろやすしとおもふ
もとよりもちりにまじはる神ごゝろ
人あり大なるあやまりなり
和光のかげはいやましに。さかへゆくなり
むつがしき習又はめづらし
き風をうたはんとおもはゞ
国々もゆたかにてらす日の本や千里
先常にもちひて殊に
初心の学べるたぐひのも
のをよぐ〳〵くりかへしあら
一一一番一手一
ばんりもおさまれる。ちかひのうみは
「ル」「「アンニ
ありがたや〳〵
ためならふべし
玉津嶋りうじん同歌道親
上手は下手のかゞみ下手は
ちとせふる松にたぐへて和歌のみち。
上手の鏡なり又へたとい
はるゝほどの芸世にまれなり
かはらぬいろを見せんとて。方便はかだし
古き下手なりといふ名あり
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
けなや。松こそひさしかりけれ。さればす
あたらしくでよきとよば
るゝ人よりもよき事おほ
みの江たかさご。いづれもわかの家人を。
くあるものなり
まもり給へ方御ちかひ。この神ぞ久し
他門のことをばかりにもそし
りわらふべからずよからぬ事
一一一一一一一一、、一
き松こそめでたかりけれ
ありとおもふともその門に
玉つしま
諸祝言
入て学べはよき事あるもの
なり歌に
今は又みつとやいはん玉つしま。かすむ入
四の座のいづれよしめ
江のあけぼのに。松のけふりも波こゆる。
し無やくなりふし曲し
らば助音をもせよ
そなたはいろこき藤しろの。みさかの春
一一一一一一一一一一
も時めきてはこぶあゆみをみくまのや
沙
1砂
四
異
恵比
須
行かふそでの追風に。わかの松ばら波こゆ
ち一个一一一、一一、一一一一一一
る伊勢の海人をとはばやそのいせのあ
まをとはゞや
いここ
きがん
たがん同
我あやまれる事を人に
ことさら御ちかひ。他の人よりもわが人
ゆづるべからずいかほと達
したりとも時としてあや
と。きけばたのもしきわれらがしんりよ
まれることあるものなりそ
なりけり
れをのがれんとて相手の
同春具
北野物ぐるひ
一人にゆづり又は師のとがと
する事至ておろかなる
げにや神がきの。たむけの花もふる雪に
心なりつゝしむべし哥に
其人の弟子といひたる
ばかりにてなさぬ稽古に
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
風もさすがにはるめける人のこゝろも
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
おもしろや〳〵
師の恥をいふ
よくならひ得たりとも初
学の心をわするべからず
上寄
鼓のたき
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
十かへりのはなをふくむやわかみどり。なを
○師のみちをたとへていは
ばんぜいの春のそら。君のみかげもあま
ば我身のうつはものにあ
まれるほどの芸を湛て
ねくてこのもかのもにたちよりて。老
そのあまれるをもて人に
をわするゝながめして。はるもさかゆく山
教与ふるものなり水の
流るゝにひとし人に芸
を教んとおもはゞまづ我
一同一二二
路かな〳〵
諸税言
浦しま
身のげいを射術に等く
伝へきゞ其しまの名も老せぬやちぎ
してすこしもたゆみなく
りむすぶの神こゝに。ぼうらいのせん女に
あけくれ念まなふべし
或問ヲシレ道ニ曰ク水或ハ
てつねの人にはたとへなし。よしぎおふな
曰爲其不捨二晝夜一
る嶋の名のふしのくずりのとくをうけ。
歟曰ク有レ是哉ヲ満而
後漸其水手
脩レ身ヲ以テ爲弓ト矯レ思フ
以為レ矢立レ義以為
七世の孫にあふ事も。神のむかしのためし
御や〳〵
的奠而後発発必
ぶじ山
中矣
子曰學ヲ而不思則
罔思不学則殆
一死一一一一一一一一一一、、、、一一
さいてん唐土扶桑にもならぶ山なしと
一テ一ゾンホヽヌヽ一一一一一一一一
名をえたる。ふじ山のよそほひまことに
しる事をしらぬとこたへ
しらざる事をしりたる
やうにいふはつたなくくち
おしき事なり
子曰由ノ誨女知之
乎知レレ之為レ知レ知トレ之不
二三
うへなかりけり
信貴山
信貴山
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
くさも木もわが大きみの国なれば。な
びきしたがふ四方のそら。風もしづかに
知為レ不レ知是知也
おさまるもたゝこのきみの御いと
一目をふさぎ調ぶ事
一人をしかる様に謡ふ事
一手ずさひをする事
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
く。あふげばたかき御めぐみあつき
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
みかげは有かたや〳〵
一文字を聞えぬやうにう
たふ事
一拍子をたかくうつ事
吉野
同
かゝるながめはつきぬ代の君も人も
兼
身をあはせ。こゝろをのべて花ごろも。
平
のへのかづらのはいかゝり。林にしけきこ
のはの。天ながく地ひさにいくよろづ
よの道ならん
一浮沈おもしろがらせ
小かぢ諸祝言
うたふ事
一貴人御さかづきの中に
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
さりながら御せいたう。すぐなる今の
長き小うたひ謡ふ事
御代なれば。もしもきどくのありや
これらの分常々嗜有
べき事なり身もちかほ
一、、一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一九六、
せん夫のみたのむ。こゝろかな〳〵
もち口くせのあるは至て
同
見ぐるしきものなり
◎凡歌舞ノ間ニ雑戯
供スハ笑ヲ謂二之翻一
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
たゞたのめこの君の。めぐみによらばみ
つるぎもなどか心にかなはざるなどかば
高砂
まづ当うらにおゐて高
さこのまつと申は。とりわき
ユウ一ニ一ツヽ
かなはさるべき
土くるま
是なる松を申ならはして
一天四かいなみを。うちおさめたまへばくに
候去程にあひおひと申
御事はごきんしうの序
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
もうさかぬあらかねのつぢのくるまの
にたがさご住よしの松も
われらまで。みちせばからぬ大きみの。み
物生のやうにおぼしとしる
一一九、十一
かげの国なるをばひとりせかせ給ふか
しおかれたると申。ゑよほ
〳〵おほき中に。まつはとき
羅生門
は木にてさかへひさしき
人もりなき君のみかけは久かたのぞら
物なれば和歌のみちさか
ゆる事も。此高砂の松のは
ものどけきはるさめの。音もしづかに都
のごとくなるへき事をたとへ
ぢのなくつのみちもすゑすぐに八嶋の
おかれたるかなどゝ承候夫
なみもおとせぬこゝのへの春ぞ久しき〳〵
ならず上代に万葉集を
せんじられしを高砂の松
同
こ号し。ゑんぎのみよに古
ともなひかたらふもち
ともなひかたらふもろ人にみきをすゝ
一今集をせんじ給ひしを
住よしのまつにたとへむかし
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
めてさかづきを。とり〴〵なれやあづさゆみ
も今も御歌のみちさかゆ
一一一一ヲ一一一ヲ一つん一一一一一一一一ヲヲヲ一一ヲ一
やたけこゝろのひとつなる。つはものゝまじ
る事は。相同じことゝなるべ
き事をたとへおかれたるか
はり頼あるなかのしゆゑんかな
などゝ承及て候。又一せづに
四
申候は。当社みやうしんと住
よしの明神とは夫婦の御
しなん一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
しな〳〵ことぞの花もさきにほひもふか
かみにて御座あると申其
きくれなゐにおもてをめでし人ごゝろへだ
子細は。住吉の明神此所
てぬ中のたはふれは。おもしろやもろとも
へ御影向の御時は。是なる
下に一ヲ一一同一
松にて神がたらひをなさ
に。ちかくゐよりてかたらん
るゝと申。又当社明神住
春ゑい
図武門親
よしへ御やうがうの御時も。松
ユウ
のもとにてかみかたらひを
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
なをよろこびのさかづきのかげもめぐる
なされ。今にいたるまでいく
一一一一一一・八一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
やあさ日かげ。いづのみしまの。神風も
久しく相来り給ふにより。
花
ふきおさむべきよのはじめいく久しさ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ともかぎらじや。かしんれいげつとはこの
子
ときをいふそめでたき
現在ぬえ
よろつよのためしにぞひく桑のゆみ
相生の松とも申候是は此
一一一一一一一一、、、、、一一一、、一一一、、一一一
よもぎのやしまおさまりて。くにゆたかな
所にて我らごときのものゝ
るみよとてやたみもつかふる時ありてき
申ならはしたるしさいにて
御座ありけに候。惣じて当
み〳〵たればいゑ〳〵の風をつたふる有
しやと住よしの明神は。一
たいふんじんの御がみにて。
同二十二日
がたや〳〵
わかのみちさかゆるごとも又
那須
なんによふうふの間のすゑ
西風七百四十一
二十八将のそのなかれだい一上の功たりたゞ
さかへめでたき事も。当社
と住よしとの御しんとく
100100010000000000
これほろのゆへなれやそのごとくわれも
なりと申候又和歌のこと
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
また一天になをかゝやかしぢうかう第一
にもいきこ長して岩ほと
アトハスヽ一一一一一一、
のつはものといざやいはれん
なり。ちりつもつて山となり。
はまのまさごはつくるとも
上同鱗がた
同
よむことの葉はつきまじい
又はぶつほうわぼうのしづかなるくにと
などゝ承て候へども。しん
じつの相生と申事は存世
なる事も一ちやうの弓のいきほひ。月
ず候。松のめでたひと申御
事は。壱寸のぶれはいろ秋
むねにあり。是ぞしんにこの月弓にあぐ
後のしも雪におかされて
一一一、一一一四一、
まもいかで。おそれざる〳〵
寸
も。色かはらず青々として。
弓やのたち会
同
千年万年のよはひをたも
はきやちらばわれらもけいやうがしやしゆ
いざやさらばわれらもけいやうがしやしゆ
ち。松に上こして目出度も
のは有ましきとて。両しん
つとつたへけん弓はり月のやさしくも
もろともに植たまふによつ
くもの上まで名をあぐる弓矢のいゑ
て。相極の声とも申かざる
間たかさごの松は東へ枝をさ
をまもらん〴〵
し。住吉のまつは南へえだを
ゑぼしをり
国元眼
さし候事も子細ありと申
わがこのところをば五十六億
かやうし
かやうにいはひつゝほどなくゑぼしをり
七千万歳までもまもりた
たてゝ花やかにみいろぐみのゑぼしかけ
まふずるとの御事にて御座
弓八幡
をとり出しけたかくゆひすましめされ
せんみのやはたにおゐて聞
一死一い三二二二一一一一一一一一一一
て御らん候へとおぐしの上にうち置たち
神事の数一年のうちに
七十にかとにおよひたる御
一一ヲ八十一
のきてみれば。あつはれ御きりやうや。是ぞ
しんばいを取待ひ申候と九
ゆみやの大将と申ともふそくよもあらじ
わき今日の御神事をば。初
同
義の御しんじと申て子細
元服そか
ぬでたき御神拝にて候。其
とし〴〵月日をむかへても猶せいじんを
しさいは神宮皇后いこくの
実を御たいぢ有べきとて。九
いそぎつる。そのかひありていまははやとも
しうなかとの沖にしほを
にかげたかき花のわかえぞめでたき
かざり。異国てうぶくの法を
諸祝言
唐せん諸税言
おこなひたまふ。おなじくだ
唐せん
ざいふの北の方にあたつて。
一、一一一
しゆん育一こくそのあたひ。千金もなに
羽
衣
ならず子ほどのたからよもあらじ。もろ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
こしは心なき。えびすの人にときゝつる
一二一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一、、一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一、一一一一一一一一一、一一一一一一一一一
に。かほどのけうしありけるよとにほんびと
ヽブア一〇一ト一一
もすいきせり。たうとや箱ざきのしんも
さるお山の候に御あがり有
なふじゆしたまふか
て。手づから石たいの四天王
諸板の金
玉とり諸程同金
の像をつくり。おがたまの木
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
の枝に。こがねの五重の鈴を
くんしの五じやう。しやくとんの五かいま
むすびつけ。七日七日夜御見
でもたゞかう〳〵の心ぞもとひなりける
ばい有たると申。夫よりかの
みねを四王子のみねと申な
雷でん
らはし候。七日の御ゑんばいの
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
中にもしんじつこゝろざしのふかき事は。
中に。天より明光天子月天
子両辰あまくだりまし〳〵
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
していさんぜにしくはなし。かたじけなし
て。皇后をしゆごしたまふ
一一一、、一一一一一、〇二一、一、一、、、、、、一一、〇〇、、、、、、〇〇、〇〇、〇〇
や師の恩かけをばいかでふむべき
是は諏訪住吉のみやうじ
〇同
んにて御座候扨はいこ〳〵
たいぢすべきことうたがひ
筆のはやしも枝しげり。ことばのいづみ
一なしとて船木山へわけ入ざ
つきもせず。ぶんひつのかんのう上人も。
いとくを御取有て宇佐の
みやにて御船を四十八艘
よろこびおぼしめし。あらき風にもあて
つくらせ給ふ。扨その舟出来
じと御心ざしの今までも。一じ千金
候へば。すはすみよしの拙達
一九一一一一一一一一九一
を初として。三百七十余の
なりいかでかわすれ申べき
御神早八そうの舟にとり
松むし
諸役主市人組
のり。いこくへ向ひ給ふ。こゝに
ざかづきにむかへはいろも猶まさりくさ
きどくなる御事の候一そう
の舟にめしたる御神は。余の
ちとせの秋をもかぎらじや。まづむし
舟には御座有まじき御事
のねもつきじ。いつまでぐさのいづまでも
にて御座候が。おなじ神たち
同じことくに出立て。四十
かはらぬ友こそはかいえたる市のた
八そうのふねに御座あり
からなれに
たると申。いこくの黄も五
十九万余十万八千そうの
岩ふね
舟をもよふし。日の本人取
向ひ候へども。大ぼさつ桑の
いせじまやしほひにひろふたま〳〵も
まちえにけりな此御代にあふむの玉かづ
弓よもぎの矢をもつてやす
〳〵と異国をほろぼし
らかゝる時しもむまれきて。民ゆたかな
給ひ。いきのこるえびすど
る分のしみを分にゝまとへんあきつす
もは。此以後ひのもとへおも
むく事は有まじ。それに違
や。こまもろこしもへだてなきたから
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ぼんを存ぜはみやうくはんの
の序に出ふよ〳〵
せめをかうふるべしとせいご
んをもつて申上候間めで
同
度事とおほしめし御弓
そのよつのをのねをとめししんやう
のはづにて異国の責は
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
日の本の犬なりと遊ばし
の江と申す共。是にはよもまさじおも
付て今に御座有よし
承及て候そのゝち御帰朝
一一、、一一、一、、、、、、、、〇
しろのうらのけしきや
大瓶猩々
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
これはことにもさかづき。静をつくるにも
夏たゞさけのみの友ばかりはづかしや
さこそげに市人のわれをわらかん
七人しやう〳〵
なされ。箱崎の浦にて王
春の日ながきもわきまへず。秋の夜し
子御たんじやう有。みよを治
め給ひたると承候は。まこと
ばしあくるなど。おもふも友の心なり。
にめで度御事にて候ぞ。又
すこしもはなれぬこの友ぞうれしかりける
八まんぐうとあらはれ給ふ
猩々
御事はぶぜんの国うさ郡
猩々
れんだいしのふもとにて
しんやうの江のほとりにて。きくをたらへ
八幡大臣さつとあらはれた
てよもすがら。月の前にも友まつや。又かた
まふ。誠にきかいかうらいを
いたん国迄なびきしたへ
ふくる盃の。かけをへてまちゐだり〳〵
給ふがいよ〳〵王城ちかく
同同
御ちんさをなされぎくあん
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、、、一一、、、、一、、、、一一一
さかづきもうかみ出て友にあふぞうれし
せんに御まもり有べしと
の御事にて候が。さりな
きこのともにあふぞうれしき
がらあかきはたを四ながれ
しろきはたを四ながれ。八
諸祝言歌道説
図寺小まち
の御はたをこくうになげ
さゞなみやはまのまさごはつくるとも。よむ
給ひ。そのおちとゝまりた
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一、二
ことの葉はよもつきじ。あをやぎの糸絶
らんずる所を。御鎮座た
るべしとの御事にて候へば。
このはたくもとなり天
ず。松のはのちりうせぬ。たねは心とおぼ
アママルデ一一一一一一一一一一一一一一一
しめせ。たとひ時うつりことさるとも。こ
にあがり。かたじけなくも
の歌のもじあらば鳥の跡もつきせ
王城のみなみ。おとこ山の
一一一一一一、一一一一一一一一、一一一一一一、一一一、
みねにおちとゞまりて
じや鳥のあともつきせし
さては此御山こそ御鎮
同
座たるべしとて御やう
あふむ小町
がうまし〳〵ける。その時
一一一一一一一一一一、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、、、、、、、、、、、、、一、〇一、〇一、〇、、〇、〇〇〇〇〇〇
和歌のみちならばかみもゆるしおはし
卯のとしうの月の外
の日。うのこくなればとて。
ませ。たつとからずして。かうゐにまじは
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
御神事あまた御座候へ
るといふ事。たゞわかのとくとかや〳〵
ども。今月今日の御じん
さうし洗小町
同
しをば。初卯の御じんじ
と申て。とりわきしさいめ
有がたや〳〵。いづもすみよし玉つしま。
でたき御神事にて候
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
人丸ある人の御めぐみぞとふしおがみ。十
老松
さるほどにこのあんちく
ろこびて龍がんにさしあげたりや
しにおゐて。老松紅梅
どのゝしさいこと申は。みやこ
北野の天神いまだ菅
巻ぎぬ
同
六九五一一一一一一一一一一一
ほどけ〳〵をあらはすも和歌のとくに
義相にて御座候ひし
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
あらずやまた神はいづも八重がきかたそ
御とき。しへい大臣と申
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ぎのさむきよのためしいはずともつ
たる御かたのざんげん
により。はじめは河内の
一一一一四一一七一
たへきゝつべし。神のしめゆふ糸桜の
くにはじ寺と申所へな
がされ給ひ候が。夫より
一一一一一一一一、一一、
かぜのとけとぞおもはする
同盛礼
しゆんぜい忠のり
網
まつの葉のちりうせず。まさきのかづら。な
一ヲ一一一ヲ一一一ヲ一ヲ一ヲ一一一ト。
かくつたはりとりのあとあらんそのほどは。
一一マデ一ル一二一八一一ト及ブ二二
よもつきせじなしきしまの。うたには神
もなふじゆの。なんによふうふのなかだ
都へほどちかきとありて。
ちともこのうたのなさげなるべし
かはちよりこのをんごく
二人しづか春
へなかされ御申たると
上寄
二人しづか
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
承て候。そのころは延喜
木のめはるさめふるとても。なをきえ
元年正月廿九日に御下
がたきこの野べの。雪のしたなる若な
りなされあられぬ御す
まゐにて御座候間。よ
をば今いくかありてつまゝし。春たつと
ろづみやこの御事ゆかし
いふ斗にやみよしのゝ山もかすみてしら
くおほしめさるゝ折ふ
し。こちふく風を五も
雪のきゝしあとこそみちとなれ〳〵
じになさせられ。御哥を
ゆき山
よみたまひたると申
その御うたは東風ふかば
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一
はることに君を祝ひてわかなつむ。わがころ
にほひをこせよむめの
もでにふる雪を。はらはじはらはでそのまゝ
花。あるじなしとて春
なわすれそとやらんあ
にうくるそでの雪。はこびかさねて雪山を
そはし候へば。これなる梅
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千世にふれとつくらんゆき山をちよとつくらん
一夜の間に出来候ほど
野もり
に。ふしんにおぼしめし
よく御らん候へばきどくな
花一五一ヲ一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一
それはみやうじうの月なれや。こゝはならのみや
る事にて候ぞ。みやこのて
このはる日のどけきけしきかな〳〵
いしやうに松梅さくら
をうへさせられて。御寵
紅舟ばし
愛なされたる梅にて御
所はおなじ名の。さのゝわたりのゆふぐれに。
座候が。御ゑいかのこゝろを
かんじてきたり候ほどに
そでうちはらひておとをりあるかすゞかけ
すなはち名をとび梅
の。ころもはるなり川かせの花ふきわたせ
と御つけなされたると申。
舟ばしの。法にゆきゝの道つくり給へ山ぶし。
またとし〳〵により花
のいろもいやましてうつ
峯々めぐり給ふとも。わたりをとをうではいづ
くしく候間。こうばいと
のこともつけられ候。其う
ちにさくらはかれたると
一人へゆかせたまふべき
雲りんゐん
やらん申か何と御座有
一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一、〇〇、、、〇〇
げにえだをおしむはまた春のためたおるは。
たるもぞんぜず候なを
かさねての御ゑい哥に。
みぬ人のため。おしむもこふもなさけあり。
むめはとびさくらはかるゝ
ふたつのいろのあらそひ柳さくらをこきま
よの中に。なにとて松は
つれなかるらんと遊ばさ
ぜて。みやこぞはるの。にしきなる〳〵
れ候へば。これなる松むめの
田むら
あとを追きたり候により。
やがて追松と御つけなされ
しろたへにくもゝかすみもうづもれていづ
たると申。さるほどにかん
れさくらのこずゑぞと。みわたせば八重ひ
せうじやうは両木まで。此
所へあらはれたるをうれし
一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
とへげにこゝのへの春のそら。よもの山なみお
くおぼしめして。天はいが
十一一一一一一一一一一一一一一一一一一
のづから。ときぞとみゆる。けしきかな〳〵
卯
草
同
一一一一一、五一一、、、、、、、、、一一
げにやあんらくせかいより。いまこのしやばに
じげんして。われらがためのくはんぜをんあふ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ぐもおろかなるべしや〳〵
みねに御あがりあり。大
片同
ばんじやくにつまさきば
一、一一一一一一、、一一一一
のどけきかげはありあけの。天も花に元ゝ
かりにて御たちありて。
御上らくの御ことをぼん
りや。面白のはるべやあらおもしろのはるべや
でんに御きせい候へば。七日と
ゆや
申にまき物一くはんふり
くだり候をひらいて御ち
四条五條のはしの上。らうにやくなんによ
んじければ。なむ天まん
子一一一一一九九一一一二一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
きせんとひ。色めく花ごろも袖をつらねて
天神と御官の御座候間。
此分にてはおほしめす
ゆくすゑの。雲かとみえて八重一重さく九重
まゝにないとて。かさねて
の花ざかり名におふ春の。けしきかな〳〵
御きせい候へば。また七日め
●小しほ
にまきもの一巻ふりくだ
上歌
り候間。これをも御らん
ちりもせずさきものこらぬ花ざかり。よもの
ぜられ候へば。今度は南
無天満大自在天神と
官を御あげなされ候扨
けしきも一しほに。にほひみち色にそふ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
なさけの道にさそはるゝ。老ないとひそ。花
はぼんでんより大じさいと
なされたるあいだ。御上洛
同一一一一
こゝろ〳〵
なされ本望をとげん
同同
ことうたがひないとおぼし
めし。それよりいろ〳〵の
きずいありて。延喜十六
一一一一一、一一、、、、一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
けにや大はらや。小垣の山もけふこそは神
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
代もおもひ。しられけれ〳〵
年ひのへねのとしなるいか
くらま天狗
づちとなつて。みやこに
花さかばつけんといひし山里の。づかひはきた
のぼりさま〳〵のおそろ
しきありさまにて。さん
り馬にくらくらまの山のうづ桜でおりし
奏の御かたをもたいぢた
おりをしるべにて。奥もまよはじさきつゞく。
まひ。北野のてんまん大自
在天神といはゝれたまふ。
こかげになみゐていざ〳〵花をなかめん
さてその両木をもまつ
同
しやにいはひ。老まつの神
こうばいどのゝ神とあかめ申
花に三春のやくあり。人にひとよをなれそめて。
候。さうし申て天神の御事は。
のちいかならんうちつけに心そらにならしば
いろ〳〵に御さたありと
ヘヽスニ一一
の。なれはまさらでこひのまさらんくやしさよ
は申せども。さいぜんより
申ごとく。ねんごろにはぞん
西行ざくら
じもいたさず。おほかたわ
れらのうけたまはりおよび
あたら桜のかげくれて。月になるよのこの
たるはかくのごとくにて
もとに。家ぢわすれてもろともにこよひは花
御座候
かも
のしたぶししてよとゝもにながめあかさん
これはみやこかもの明
一泰山ふくん
神につかへ申まつしやの
砂一一一、アウァ・一一・一・一・一九一、ヲヲヲヲヲ一一
さかりとも夕暮の月もおちくるあまのはら。
しんにて候まことにめで
たき御事にて候ぞ。申ま
霞の衣きてみれば妙なる花のげしきかな〳〵
罪罪
人
罪
国
同
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
あはれ一枝を花の袖にた折て。月をもともになが
めばやの。のぞみはのこれりこの春の望のこれり
八しま
上げ
てもなき事ながら。わが
つりのいとまもなみの上。露わたりて沖
てうは小こくとは申せども。
ゆくや。あまのをぶねの。ほの〴〵とみえてのこ
しんこくにて御座ある
により。なにごともめで
るゆふぐれ。うら風までものとかなる。はるや
たき御人にゝて候。これと申
心を。さそふらん〳〵
も国々にれいしんあまた
地をしめ御座あるゆへ
忠のり
なり。まことにれいしん国
右衛一一ナヅ一介一八一一一一一、一
それ花につらきは。峯のあらしや山おろしの。
こにおほしと申ながら。当
しやの御事は王城のちん
音をこそいとひしに。すまの若木の桜はうみ
じゆにて天下を御まも
すこしだにもへだてねば。かよふうら風に山の
りある御神なり。ことさら
さくらもちるものを
きせいをかけ申ほどの
御事は。なにごともかなひ
采女
申候間。まいり下向の人
こはかずかぎりなく候。
はこぶあゆみの数よりも。つもるさくらの雪の
さるほどに人げんは正ぢ
庭また色そへてむらさきの。花をたれたる藤の
きをもとゝししひを
もつはらとし。かみをし
かどあくるを春の。けしきかな〳〵
んぜはほとけともなり
並ひら
夏
神にもいはゝれ申べし。
一一一一一一一、、、、、、、、、、、、、、、、一一一一一一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、一一一一一、、一一一一一一一、一一、一一、一一、、一
おもかげも夏山のうつりゆくや青海の。し
それをいかにといふに。当
ば舟のしば〳〵も。いとまぞおしきさゞなみ
しやみやうじんのいにし
へは。むかしこのかもの里
に。はだのうぢ女と申人
あり。あけくれかも川に
のよせよ〳〵いそぎはの。あはづにはやくつ
きにけり〳〵
いでゝ水をむすび。神
ひばり山
にたむけ御申ある。しかる
日ごろへてまつ日はきかずほとゝぎず。にほひもと
一にあるときあかみより
しら羽の矢一すじなが
めてたづねくる花たちばなやめさるゝ〳〵
れきたり。むすび給ふ
七夕秋
七夕
桶のうちへながれ入候を。
なにとなくとりてわが
水かけぐさのほなみまで。なびくを見ればと
屋にかへり。のきにさし
ききぬど紅葉をおびて秋のなみ。うちはし
をき給へば。ほどなく氏女
くはいたいせられ。すなはち
渡しゆく水の。あふせの川の秋やしろ〳〵
十つきと申にさんのひ
小がう
もをとき給ふにだまを
のべたるごとくなる男子
さがのゝ方の秋のそらざこそ心もすみわし
にてありこの子三才
たるかた折戸をしるべにてめいげつにむちを
のとき。なんぢがちゝはと
あげてこまをはやめいそがん
まとゐてとへば。のきに
さしをきたる矢にゆ
をみなへし
びをさし給ふぞのとき
かの矢なるいかづちとな
一一一一一一一一一一一一、五四一五一一一一一一一一、五四一四
はとのみねごしきてみれば。三千せかいも
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、、、一
よそならずちさともおなじ月のよのあけ
卒都娑
小町
一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一
の玉がきみとしろの。にしきかけまくもかた
一一一一一一一、一一一
しけなしとふしおがむ
三井寺
、塔モデ一一一一一一一一一一一一一、、、、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
山田やばせのわたしぶねのよるはかよふ人なく
つて天にあがりたまふ。
とも。月のさそはゞをのづから。ふねもこがれて
これすなはちわけいかづ
ちの神なり。さればその
いづらんふな人もこがれいづらん
母みこをも神にいはひ
大江やま
かも三所の御かみとな
づけ。下がも中鴨上が
もとてれいげんあら
扨御さかなはなに〳〵も比しもあきのや
まくさききやうかるかやわれもかう。しをん
たなる御神なり。かや
といふは何やらん。鬼のしこ草とは勿れか
うのじんひを申はいかゞ
なれども。人げんは正ぢ
つけし名なるぞ
きに心をもち。かみを
しんぜはしんりよにか
なふべしとの申ごと
とくさ
五一一一一一一一一、、一一一一一一一一一一一一一一一一一
おもへばとくさのみか。われもまたもくぞく
なり。さるほどにばん
の。身をたゞおもへわがこゝろ。みがけやみが
しうむろのみやうじんの
五十一日につまゝゆへ
け身のためにもとくさかりてとらふよ
しんしよくの御かた。たゞ今
当しやへ御さんけいなさ
一一一一、一一一一、一一、一一、一一、、、一一一一一、一一
やとくさかりてとらふよ
れ候。これもむろのみやう
じんと当しやとは同一
同
たいなるによりさんけい
ろさんのいにしへをおぼしめさば。こゝろのそこ
申さるゝあいだ。明神よれ
しくおぼしめし。やごと
なきすがたにてゆきあ
までもくみてしるのりの。しんすいとおぼしめし
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
て。飲酒の心とけてひとつきこしめされよ
ひ。当しやのめでたきし
嬉すて
さいを御ものがたりなさ
れ。かさねてきどくをおが
よし。やなに事も夢のよの。中々いはじおもは
ませ御申なされうずる
じや。おもひ草花にめで月にそみてあそばん
との御事にて候が。そのあ
いだわれらこときのまつ
もみぢかり
しやにもまかり出。一き
さすがいはきにあらざれば心よはくもたちかへゑ
よくをもいだし。御ねふ
所ば山路の菊の酒なにかはくかしかるへき
りをもさまし申せとの
御事によりこれまで
三笑
く
まかり出て候
末社ノ舞
一一二一一一二
めでたかりける。時とかや
ころもばや霜ふり月のあけぼのに。野山の
くさのいろもはやちるもみぢはにうつろひて。
やら〳〵めでたやめでたやな。
かれ野になれどしらぎくの花はさながらくれ
かゝるめでたきをりからなれ
ば。まつしやのしんも。あら
なゐの。やしほにみゆる。けしきかな〳〵
はれいでゝ。うたびかなで。こ
はちの木
れまでなりとてまつしやの
一一一一一九一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
これはあづまぢの。さのゝわたりの雪の暮
しんは〳〵。もとのやしろへかへ
一二二、、、八八
りけり
一一、一一、、一一一一、一一
にまよひつかれ給はんより。見ぐるしく候へど
くれは
同同同、一ツヽ
一ひとよはとまりたまへや
さるほどに此さとをく
れはのさとゝ申しさいは
かつらき
坂
熊
一一二一一、一一一一一、一一一一一一、一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一、一一一一一
かへるすがたや正人の。かさもたきゞもうづもれ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
て。雪こそくだれたにの道をたどり〳〵かへ
りきてしばのいほりにつきにけり〳〵
虎をくり雑
はこざきのうらにて
よし大いその見るめなりとさかなもとめま
御たんじやうならせた
いりたりしゆをひとつきこじめされよ
まひし応仁天皇の
御宇に。呉こくよりあや
海人
を織給ふひめをもとめ
のとうものあまのしそんとこたへ申さんは
われらもそのあまのしそんとこたへ申さんは。
て。四人までわがてうへ
こともおろかやわがきみの。ゆかりににたりむら
わたされ候。はじめはいづ
みのくにふけゐのうら
に御ふねをつけられ
あれにてはたものを
さきの。藤さくかどのくちをとぢて。いはしや水
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
とりの御主の名をばくたすまじ
たてゝみつきのきよは
あつもり
を織きみにさゝを申
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
住よしのみぎはならばこまぶえにや有べきこれ
されしが。このところを
めでたきざいしよと聞
はすまの塩木のあまの塩木のあまのあまのたきさしとおぼしめせ〳〵
および給ひて。ふけゐ
景きよ
より此ざいしよへ御うつ
りありて。これにて御
さてまだ浦はあらいそによするなみもきこゆ
調の御衣ををりまて。
みかどへさらげ御申候へば。
一〇、一一一〇、一九一、一八、一八一、、、、、、一一一
るは。夕しほもさすやらん。さすがにわれも平家
きみあんせんにして何
なり。ものがたりはじめて御なぐさみを申さん
ごともおほしめすまゝに
芦かり
めてたう御座ありたる
露分からなにはのつしをかりもちて。よ
露ながらなにはのあしをかりもちて。よるは
とうけたまはりおよび
て候。さるあいだかの四人
一十一ヲ一一小門廿十一、一一二一七一ト
月をもはこぶなりや。いとまおし夕しほ
のをりひめの中にたく
のひるのうちにめされよや〳〵
みの姫の御座候ひしが。
御名をばくれはとり
国
と申。今壱人は綾羽と
りと申て二人のをりひ
本百二六一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
一みとせのすぎしは夢なれや。うつゝにあふの松原
めにてありげに候。くれ
かや。こかげにまと為してなにはのむかしかたらん
はどりと申たるは。はた
物のうちにくれはと申
木のありしを。もつはら
同
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
はまのまさどはよみつくしつくすとも。此みち
とりあつかひ給ふにより。
はつきせめや。たゞもてあそべなにしおふ難
くれはとる手になぞら
皮のうちにてありに
へて呉服どりと申な
波のうらみうちわすれてありしちぎりに
らはせるよしうけたま
一一一一、、、、、、、、、、一一
かへりあふ縁こそうれじかりけれ
いりて候。またあやはど
りと申は。いとをとりひ
あこぎ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
きあやのもんをおもひ
一もしほやく。けふりも今は絶にけり。月見んと
一一一一五升一一一升一石一升一合一勺一分一人
のまゝになされ候により。
ての。あまのしわざにと。ゆるされ申あま衣。しき
あやはどりと名づけ御
申ありたると申。さて
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、
しまによりへる人なみにいかでもるべき
のこる二人の御名をば
あやめ糸女と申げに候
粉川寺
また一せつには。このかた
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
京に田舎ありいなかにもまたみやこ人
大瓶猩々
の心ざまは有べしや。道すがらのおもひてけ
にわすれがたの風情や
藤ゑい
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
さていつのよのなさけぞや。雨はふらねど此
〳〵のをりひめは。きみに
やどは一じゆのかけとおほえたり
さゝげ申さるゝ御衣を織
梅がえ
給ふをりひめなれはごふく
の文字をやはらげて。くれ
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一
ところはすみよしの松ふく風も心して
はどりあやは取とは名
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
りよじんのゆめをざますなよ〳〵
づけ給ふよしきゝおよび
て候。さて又こんりやうの
乙ひら
御衣のもんと申は。さだ
めて候ぞんじなさるべ
し。御服に麦といふ龍
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
げにやときしももち月の。にはの萩はら
同同一一、、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
なびきふす。さむしろにまとゐしてひ
を織付たまふによつて。
こんりやうのぎよいの紋
とよをあかしたまへや
と申などうけたまは
松山
りおよびて候が。さやうに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ゆくえもしらぬたび人に。はやなれそめていろ
も御座あるか。又山ばこ
いろのきよいと申は。御
〳〵に。なさけ有ことのはの心のうちぞ有がたき
服を織給ふをりふし。
うきふね
いづくともなく山嶋一羽
とびきたり候を。何とな
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
月日もうけよゆくすゑの。神にいのりの
くをりつけたまひしが。
かなひなば。たのみをかけてみしめなは。な
やまばといろになりたる
一一にに一人一テ一一一一一人
かくや世をもいのうまし〳〵
により。山鳩色の御衣
と申などゝ承及て候。さあ
江ぐち
るによりていにしへこの
同一一一一一一一一一一一一一一一一一
うたべやうたへうたかたの。あはれむかしの
ざいしよをくれはの里と
申ならはして候
こひしさを今も。ゆふ女のふな遊び。世
三人夫
をわたる一ふしなうたびでいざやあそばん
やら〳〵めでたやめて
じねんこじ
一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一、、、〇〇
たやな。おさまる御代の
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
舟を一やうといふ事此御宇よりはじま
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
しるしとて。国々よりも
れり。又きみの御座ぶねを。龍頭けきちう
まいるみつぎ。いく久し
一一二一一一一一一一〇〇
さもかぎらじな。いく
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
と申も此御代よりをこれり
一九一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一、、一
とをそ
ひさしさもかぎるじ
〃〃〃〃〃〃〃〃〃
四一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一」「一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一」「一
いざわれも立わたり。むかしのあとをみちをく
御
と。申おさむるめでた
同一一、、、、、、、、、、、一一一一一一一一一一一一一一一
のちかの浦はを。ながめんやちかのうらはをながめん
もちさけ
羽ころも
一一一一一、一一
やらめでた。そも〳〵
まつはときはの声ぞかし。なみはおとなぎあ
一一一一一一一一一一一一
酒は百やくの長として
さなぎに。つりびとおほきをぶねかな〳〵
一一一一一一一一一一、、一、一一、、一一
じゆみやうをのぶ。その
1011111111111
うへさけに。十のとゝ有
同一一一一一一一一一一一一一一一
りよかうにじひあり
上っで二
十
寒気にころもあり。
はぶね
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
いはんや夫婦のなかだちあらきものゝふの心を
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
も。やはらぐる言のははよもつきせじなたのもしや
一一一一、
よりまさ
すいさんにたよりあり。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
一二三七
げにや名にしおふ。みやこにちかきうぢの
さて又もちはばんみん
一二二
にもちひられ白かねこ
さときゝしにまさる。めいしよかな〳〵
「トエ入
1111111.
がねしよりやうもち
三輪
一九一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
したいのみつ鳥も
したひのみづ音もこけに。聞えてしづかなる
しろかねこがねしよ
同一一一一一
りやうのうへに。なを
一一一一一一一一一一九一、一九一
この山ずみぞさびしき
同一一二
国もちこそめでた
二十
けれ
国栖
一一一一一一一一一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
じゆんさいのあつものろぎよなりと。これには
松やに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
いかでまさるべきまぢかくまいれ。老人よ〳〵
いで〳〵くすねをねらん
一一一一一一一
とて。くすね草をおほき
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
にこしらへ此まつやに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
をとりいれていかにも
舟べんけい
つゐにはなびくあをやぎの。枝をつらぬる御
ちぎり。などかはくちしはづべき
仏事
一一一一一、〇〇〇〇〇
ねばくあやかれとてね
柏ざき
同一一一一一一一七一一一一七
りつれてこそかへりけれ
一一一一一一一一一一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一二
光明へんぜう十方の。ちかひぞしるき此
同一二一一一一二一一一
家をおさむるゆみの
寺のつねのともしびかげたのむ。夜ねぶつ
一一六一一一一一一一一
つる。家をおさむな
下旬にている
申せ人々よ夜ねぶついざや申さん
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
弓のつるにひくためし
朝長
一一、一一、一一、一一、一一〇一一、一一、一一、一〇〇〇〇、〇〇、一一、〇一、〇〇、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
も久しき松やにかな
おぎのやけはらの侍までも。げに北邨の夕
一調
けふり一へんの。雲となり消しそうは色もかた
「「「「」」」「「」「」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」「」」」」」」「」」」「」」」」」」」」」」」」」」」」」」「
ちもなきあとぞあはれなりける〳〵
しやり
同一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
げにきけやみねのまつ。舟にの水をとす
らくあみ
みわたるあらしやのりを。となぶらかん〳〵
一一二一一一一一
いで〳〵さらばかたらん
海人
自是乱章之部
仏事
一九一一一一一一一一一一
もとより楽河弥は
毎年八かうてうぼのごんぎやう。仏法はんじ
しゆつゝなるつらざし
}
にて。かしこのたびへ
やうのれいちとなるも。このけうやうこ。うけさまはる
たへま
一一一一一一一一一一一一
こゝのちや屋あそこの
十方のしゆじやうをだゞ西方にむかへゆく。み
11111..1111
かどべさしよせ〳〵き
一一、一一一一一、一一、
のりの舟のみなれざほ。みのりの舟のさほな
げんもしらずに。尺八
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一一一一一一一一一、一一、〇一、〇一一一一
をふきならして。ちく
ぐるまのゆめの夜はほの〴〵とぞ。なりにける
あみにかはり一せん尺八
弓
東がんこじ
ふきにはなにもくれ
雪やこほりとへだつらん。万法みな一によ
一一、、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、、一
ねば。はらたちやはら
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一、、一
なる実相のかどにいらふよ〳〵
たちやと。あそここゝ
一一一一一一一
にてあく口すれば
一一一二
じやくはちふきめは
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
づなしなり。ぶつせう
きぬた
同一一一一一一一一一一、一一一一一、一一一一一一一、、一
ひらくるのりの花ごゝろ。ほだひのたねと
ヽアル一尺ト
なりにけり〳〵
一一一一一一一一
さくら川
なり。あてよやとて。
八七二一二二
おふこだめの。みつぶせ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
二世あんらくの縁ふかき親子のみちぞ
一一一一一一一一
におしふせられて。
一一一ヲ一分一ヲ一
ありがたき〳〵
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
なはだめはしらため
弓照くん
くもらぬ人のこゝろこそ。まことをうつす
に。あぶつゝふんづ。ねぢ
同一ト一戸「ヘ二
つひかれつそのいにしへ
かゞみなれ〳〵
1111.11
の。尺八竹の。いまにめい
三ゐでち
一一一一一一、一六
ごのくげんとなるを。た
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すけたまへや御僧よ。
}一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
げにありがたき孝行の。いとくぞめで
一一ル一ト一一ノ一一分
たかりける〳〵
同一一一
なをもりんゑのまう
しうは。此としまでも
葵のうへ
四
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、
ぼさつもこゝに来迎す。成ぶつとくだつ
すきのさがらぬ。うばし
一一一一一一一
の。身となりゆくぞ有がたき〳〵
たけのこひしさは
我ながらうつつらに
鉢のき祝言
二二二二
くやとかきけすやう
さのゝふなばし取はなれし。本領にあん
一一一一一一、一、一
にぞうせにける
ア一ヘヲ一ト一一ト一一ト、一ト一一ト一
どして帰るぞうれしかりける〳〵
福の神
七騎おち
弓
いで〳〵此つゐでに。
同一二
一一一九一一一一、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
たなごゝろにておさめたまへる此きみの
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
〳〵。たのしうなかやう
御代の。めでたきはじめもさねひらたゞしき
一一二二
かたつてきかせんあさ
一一一一一一一一
一二二一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ちうきんのみちにいる実平たゞしきちう
おきとうしてじひ有
一一一一一一一一、、、一一
きんの道にいるゆみやの家こそ。久しけれ
べし。人のくるをもいと
ふべからずふうふのなが
一一一一一一一一
にてはらたつべからず
もり久
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
たいしゆつしけるもりひさが。心のうち
そ。ゆくしきに
さてそのゝちに。われ
らがやうなる福でん
呉服
一一一一一一一一一
に。いかにもお仏くを
御代のためしの二人の織ひめ。くれはあやは
十つかうして。ぢて
けつかうして。さて
のとり〳〵に。くれはあやはのとり〴〵のみ
中酒にはふるさけを
一一一一一一一一
いやといふほどもる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ならば。いやといふほ
ードーツィ
どもるならば。たのし
一二二二
うなさではかなふ
つぎものそなふるみよこそ。めでたけれ
やうらう
一一一一、一一一、、、、、一一、一一、一一、一一、、、、一八、一一、一八、〇一八、
うきたつ波のかへず〳〵も。よき御代なれや
人二ばんせはのうちにかへりなん〳〵
まい
まい
音曲躾和歌
数州百首之内
おんぎよくは
世阿弥
たゝ大竹の
ごとくにて
すぐにきよくく
ふしすくなかれ
弓上歌
立春松
一、一、一、一一、一一、、一、一〇
はるたつや。おのへのまつのいろはえて
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
こず湯〳〵にみどります。けにしづ
かなる朝ぼしけ。なをばんぜいのみち
一一一、一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一
ひろく。国とみたみもゆたかにて。ひさ
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一、一一、一一一一
しき御代のしるしかな〳〵
若葉松
一一一、一一一一一一一一一一一一一一一
神まつる。けふあらたまのとしごとに
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
はつ日くもらぬ君が代をなをこと
皷名人
某
老ぬれは
かはることのみ
たきなかに
つゞみをはやす
うたひ人も
一一一一一一、一一、一九一一、一一、、、、、、一一一一一一
ぶくや此ときに。まつに小松をとり
そへて。千とせするをよろづ代と
一一一一一・〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、、〇、、、〇〇、、〇〇
枝もつきせぬみどりかな〳〵
不老松
あら玉のとしのはじめのよものそら。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
山もゆたかにはるめきて十八公のよ
1
そほひ。みどりのかげもひかります
おひせぬ門にまつたけの。さかへひさし
一一一九一一一一〇〇〇〇〇一一〇
きみよとかや〳〵
猿通寺
うたふときの
身もち顔もち
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
御子孫もはんじやう御じゆみやうも
くちくせを
つねに
かぐみに
うつしても見よ
見よ
ながくいきのまつの。ちよかけて御
一一一、一一一一、一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
よろこびのみきをいざやすゝめん
□
一地主
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
ざゞんざはままつの音はざゞんざ
難波
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
せいじん御代にまたいで。天下をまもり
おさむるてんがをまもりおさむるばん
一一一、一、一一、一一、一、一一、一一一、一一、一一、一一、
ぜいら〳〵ぞめでたき〳〵
音曲にあふぎ柏
子ぞだいしなるむ
老松
よはびをさづくるこのきこの。ゆくすへ
やうにうてばかんやう
和奈志
まもれと我しんだくの。つげをしら
するまつかぜも梅も。ひさしぎは侍
一所一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
こそめでたけれ
代主
ばんぜいの四方の国。道ある御代が
めでたき〳〵
白楽天
おんぎよくは
まづ祝言を
もつはらに
さてゆうげんに
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一
実ありがたや神ときみ。実ありがたや
一一一一一一一、、一九一一九一一九一一
神ときみが代のうこかぬくにぞひさ
・一一
れんがあいじやう
しき〳〵
あらし山
ひかりもかゝやくぢもとのさくら。
ひかりもかゝやくちもとのさくらの。
一、一、、一一一二、一一
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一一一一一、一
さかゆく春こそ久しけれ
白髭
堪能の
わざには何と
うたふべき
人の所望は
らんぎよくを
せよ
一一一一一、、一一一一、一一、一、、、、、、、一一、、一一
あげゆくそらもじらひげのあけ
ゆくそらもしらひげの神かぜ。おさ
、一、九一、一八
まる御代とぞなりにける
大瓶猩〻
弓上キリ
一一一一一一一一一、一一一一、一一一一一一、一一一一、一九一一
千秋万歳きみ千世までと。千秋万歳
きみちよまでと。さかふる御代こそ
爪一
めでたけり
岩船
11111111..1111111111111111111
金銀珠玉はふりみちて。山のごとくに
はじめては
所にゆかば
津守のうらに。きみをまもりの神は
、一一、一一一一、、一一、一一、一一、一一、一一九一、一一九、一一一九、八一九、
千世までさかふる御代とぞなりに
おんぎよくに
主人の苗氏
なのり問ふべ
ける
金札
一一一一、一一、一一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、一一、、、、、、、、、、一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一、一、一一、一、、一一一一一、一、、、、一、一一、一、一一一一一一一一一
かげさしおろすたますだれ。かげ
一、、一匁一、、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、
さしおろずたますたれのゆるがぬ
御代とぞなりにける
鶴亀
きみのよはひも長生殿に。きみの齢も
狩
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
小謡心得
長生殿に。くはんぎよなるこそ。めでだけれ
一惣じて目出度席にても
一切の祝言謡をはやく謡
摧く
スコト一、一九、一一一、、、一一、一一一、一一一、
べからず其故は具にある
よもそきこ〳〵万代までの竹の葉の酒。
よもつきし〳〵。万代までの竹の葉の酒。
小謡をうたひたる跡にて口に
ある謡はざるもの也故に切
くめどもつきず。のめどもかはらぬ秋
斗にかぎらず奥に有小謡は
随分おそく謡ふべし
夜のさかづき。影もかたふく入江に波たづ
あしもとばよろ〳〵と。ゑいにふしたる枕
の夢の。覚るとおもへばいづみはそのまゝ。
一、一、一一、一一、一一、
つきせぬ宿こそめでたけれ
高砂
同
3
A
こんれい出船にはかへす事を
一嫌ふ也所は高砂の〳〵或は
さすかいなには。あくまをはらひ。おさ
それも久しき名所かな〳〵
むる手にはじゆふくをいだき。せんしう
かよふのるいなりしかし
こんれいの祝言千秋団
らくはたみをなで。まんざいらには
すかへす法なり常の祝義
すかへしのなきもかへし
いのちをのぶ。あひおひのまつかせさり
てうたふべしこれ則
小謡のこゝろへ第一なり
一、一一、一一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一、一一
〳〵のこゑぞ。たのしむ〳〵
上田重羽監
輯者
補画田宮宜式
文化四年卯春
皇都書林
寺町通弘光寺