昭和十六年九月六日発「学生徒卒業期繰上に関する件」への大学側書簡で、各学部の準備状況と教育・研究への影響、困難を述べる。
昭和十六年九月二十日、東京帝国大学総長から文部大臣橋田邦彦宛の意見書。夏季休業廃止に反対し、教育軽視を戒める。
法学部の講義完了の必要性を述べ、期間短縮や時間減が教授計画を妨げる苦痛と、演習・特別講義重視の方針を記す資料。
法学部の卒業期繰上げに伴う問題点を述べた資料。科目制ゆえの短縮困難や、高等試験との並行が学生・官庁双方に及ぼす支障を論じる。
経済学部関係の資料で、卒業時期繰り上げに伴う科目数の多さ、冬学期開始科目、新旧制度並行、高等試験受験者増による困難を述べている。
文学部・医学部関係の修業制度に関する意見。文学部は講義二年・論文一年の必要性、医学部は軍医養成上の年限短縮への懸念を述べる。
昭和十六年度卒業繰上げに関する医学部・薬学科・工学部の意見で、学力や技術低下、教育課程の不足が述べられている。
工学部第三年課程と卒業計画・卒業論文の重要性を述べ、卒業時期を三月から十二月へ早める場合の教育上の悪影響を列挙している。
卒業期繰上げによる工学部教育への影響を述べた資料。卒業論文・計画の未完成、学生の健康悪化、技術者養成や教官負担への懸念が記される。
修業年限短縮が第三年課程や卒業計画・論文に及ぼす困難を述べ、理学部の教育方針と研究能力養成への影響を説明している。
大学理学部の修業年限短縮に反対する意見書の一部。研究人手不足、授業圧縮の弊害、学生健康悪化を挙げ、自然科学発展への支障を訴える。
農学部の三年制・二学期制と卒業論文等を前提に、卒業期繰上げが大学教育へ及ぼす影響を、専門学校との差異から論じる資料。
大学修業年限短縮に反対する意見書の一部。大学教育での人格・体位養成の必要性と、農学部の科目数の多さから短縮の弊害を述べる。
農学部の年限短縮に反対する理由を述べた資料。授業時数の過多と、生物対象の実験研究に必要な時間・季節利用の重要性を説明している。
農学部の長期休暇中の学外実習・研究の意義を述べ、修業年限短縮による休暇短縮は実地教育を損なうと批判している。
「学生生徒卒業期繰上に関する件」への再意見書。次年度も卒業期を九月に繰り上げる案を重大視し、学力・資質維持の困難を訴えている。
昭和十六年十月二日、東京帝國大學總長平賀讓が橋田邦彦文部大臣に、卒業時期繰り上げ継続への懸念と慎重な検討を求めた書簡。
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