縦長の表紙または扉紙に、縦書きで「船ノ抵抗及機械ノ推進力 其ノ二」とある。船体抵抗と機械の推進力に関する論文第二部の表題紙。
「限られた水深における船の航行」の解説。浅水での抵抗変化、波速 V=√(g h)、水雷艇1080トンの馬力・速力比較表に触れる。
「運河によって制限された水域における船の軌道」の資料。水雷艇1080トンのPSi比較や、運河航行時の抵抗増加・水面低下を論じる。
運河航行船の抵抗計算に関する資料で、「シヤフラン」氏の模型試験公式を引き、水面低下量Hsや後走速度Vrの求め方を説明している。
運河航行船の水面低下と抵抗増加を算定する資料。Hs曲線、ヘスレ・クッテル公式、摩擦抵抗や落下抵抗の式を示す。
運河など制限水域での船体抵抗公式と模型曳引試験を論じ、「ノマー」氏の「アルマ」号試験や船首形状の抵抗比較を紹介する。
「ハークス」氏による「ドルトモント、ヱムス」運河での船舶抵抗・航進試験の研究概要。水面低下、船の沈下、波・後走運動、牽引力や吃水への影響を述べる。
「船ノ抵抗及機械ノ推進力 其ノ二」中の図表で、船及河舩の曳引試験成績を広闊な海と運河で対比し、公式・実例・計算値を列記している。
普通の運河におけるchute公式や公式3による抵抗計算の資料。船寸法、速度、実測値・計算値、係数χ・K・f等の扱いを記す。
運河用船模型試験に基づく船型・運河断面と抵抗の考察で、鉢型断面の有利さや滑走速力の説明が述べられている。
船の滑走速力と曳引力の説明資料。水流・重力分力K=Gα、抵抗曲線やワリーンセ氏公式を用いた算定法を述べる。
「ウェレンカンプ氏の曳引試験法」説明資料。模型に一定抵抗を与えて速力を測る低廉な方法、記録筒・音叉による測定装置と誤差判定を述べる。
模型船の牽引試験設備と「プロペラー」理論に関する資料。キールやマリェンフェンドの水槽、ランキン氏・フラウド氏の理論と模型試験を述べる。
プロペラー実験と理論式の解説資料。推進力・スリップ・ピッチ、回転モーメントや純効率、模型から実物への相似法則を述べる。
相似「プロペラー」の回転数・推力・モーメント・効率の換算法と模型実験を説明し、縮尺1/30の寸法やシュフラン氏論文を引用する資料。
模型・実船の相似プロペラー実験成績の適用法を述べ、Ci・Cm・ηpや「シヤフラン」氏の負荷率線図による設計比較を説明する資料。
模型プロペラー実験に基づく推進力・モーメント計算法と効率値を述べ、船模型連結試験の目的や Wn、S、WPS などの式を列記する資料。
模型船とプロペラの実験方法に関する資料。吸入作用・伴流・支柱抵抗の補正、相似則による実物換算、ヤフラン論文の実験例を述べる。
模型船に取り付けた「プロペラー」の水槽実験法を述べ、チルベルス、マチヤス、ケンフ氏の装置や効率算定の基礎を説明している。
模型プロペラーと船模型の連結実験による推進効率検討資料。翼数・直径・取付位置・伴流などの影響と、整理的比較実験の必要性を述べる。
船の主要寸法および尖頭角が抵抗に及ぼす影響について、ローター氏の模型試験結果と機械力換算、600屯級船の例表を述べる資料。
1904年のフラウド氏の軍艦模型曳引試験と、テーラー氏の論文に基づき、船の寸法・尖頭角が抵抗に及ぼす影響を述べる。
船体抵抗と速力に関する解説で、テーラー氏の模型試験や排水量30000トン・28ノット船の最適長さ、スコツト・ラツセル氏の公式を述べる。
船の試運転方法の解説で、低・中・高速での試験、燃料消費、排水量測定、プロペラ確認、速力測定法を述べている。
船の速力測定器の解説で、「ストラング、マイヤー」氏の水圧式測定器の構造・原理と、「ニコルソン、ロツグ」等との精度比較が述べられている。
船速測定用ノップル・ノズルと指示器の原理、速力曲線の作成法を説明し、指示馬力・スリップ・燃料消費やエコノミカル・スピードを論じる資料。
「船ノ抵抗及機械ノ推進力 其ノ二」所収と思われる燃料消費量比較表の写真。往復汽関・タービン汽関、海洋航路用貨物船などの項目が示される。
船舶機関重量の内訳と軽減率を説明し、表II「往復汽機」で汽罐形式・蒸気条件別の回転数や重量値を示す資料。
海洋航路用旅客船・貨物船のタービン機関統計表。速力・出力別に燃料消費量、主軸回転数、罐種、螺旋数などを比較するが判読不能箇所が多い。
商船設計における推進装置の影響を述べ、機械・燃料重量や燃油ボイラーの軽量効果、各種蒸気機関・タービン形式を列挙する。
タービン発電機・小型内燃機関に続き、河川用外輪船の汽関、汽罐、外輪などの重量・蒸気消費量を表と公式で示す資料。
各種石炭の熱量一覧と石炭庫算定基準を示し、続いて内燃機用燃油の比重・発火点・熱量WEの例を掲げる資料。
推進装置の容積図と「プロペラー」設計上の注意を述べた資料。内燃機関の容積利点、暗車別回転数、船型・水深・空転への配慮を記す。
石炭から液体燃料へ変更する際の船体タンク配置、容積、バラスト・安定性への影響、および水管式汽罐採用時の注意点を述べた資料。
資料「船ノ抵抗及機械ノ推進力 其ノ二」の一部とされる紙面で、文字は判読できず、汚れや右下の損傷が見られる。