歌の歌い方(三)

AI要約 (β)
この文章では、歌における声の強弱とアクセントの重要性について述べています。まず、曲全体にわたる強弱の付け方について触れた後、言葉のアクセントを自然に取り入れることが大切だと説明しています。具体例として「ピカピカ」や「キラキラ」などの言葉を挙げ、これらの自然な強弱を歌にも適用することが重要だと述べています。また、音符を伸ばす際の発音の違いについても言及し、日本語と外国語の違いを説明しています。最後に、「春の小川」の歌詞を例に、強弱をつけない場合とつけた場合の違いを示しています。
pid
1320620
date
1931-08
note
商品番号 : 51863, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 学芸
year
1931
genre
教育・児童
creators
外山 国彦
duration
193
persName
外山 国彦
publisher
ビクター
前に、声に強弱をつけることを申しましたが、強弱をつけるは曲全体にわたったことですが、 このほかに、言葉のアクセントとでも申しましょうか、 普通に私どもが申します言葉の通りに、言葉のあるところにちょっと強くするところができてくるはずです。 例えて申しますれば、ピカピカとか、キラキラ、まーるい、どんどん、とか、自然に一方にある強さがあることになります。 その普通の言葉のアクセントを歌い方にも用いることが大事だと思います。 ことに、幼い者の歌には、この自然の言葉の強弱を用いることは当たり前のことです。 また一つは、一つの字を音符二つに伸ばす、例えば、火垂るの光のヒカーのような場合に、カアと申しますのと、カハというのとの二つがあります。 日本ではカアというのですが、外国ではカハというのが普通のようであります。 今、春の小川の歌を強弱をつけないで、ハアとして歌ってみましょう。 春の小川はさらさら流る 石の隅れやレンゲの花に いおいめでたく色美しく 咲けよ咲けよと囁く如く この次は、ハーハールというのと全体に強弱をつけて歌ってみます。 春の小川はさらさら流る 石の隅れやレンゲの花に いおいめでたく色美しく 咲けよ咲けよと囁く如く