講談;赤穂義士銘々傳「吉良邸討入」(九)

AI要約 (β)
小林平八郎が裏手から逃げる中元を追いかける場面から始まります。千葉さむろ兵が槍を持ち、助人の名を名乗るよう要求します。小林平八郎が名乗ると、三名の武士が現れ、戦いが始まります。小林は堀辺安倍と互角の戦いを繰り広げますが、雪で足を滑らせてしまい、堀辺に斬られます。その後、大石倉之助が鳥居りえもんと対峙し、槍で戦います。
pid
1325950
note
商品番号 : AK-817A, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講談
genre
講談
creators
一龍斎 貞山
duration
228
persName
一龍斎 貞山
publisher
コロムビア(NHK)
危なしと思ったが小林は、表から出ずに裏手から逃げる中元が落としてもいったか。 発火があったその反転をつむりからかぶってまわってきました。 千葉さむろ兵、くしゃぐやの槍を持ち。 何か?何か? 当家の小物にございます。 なあ、助人なら名を名乗れ! これは平八郎の答えもちょっとまずかったです。 小物自身は己の口から小物ということを言わぬもんです。 その方は何だ?水汲みでください。 中元でございます。 身分のある方から。 あれは野党屋敷の小物だ。 己から小物でございます。 助人なら名を名乗れ! 小林平八郎なり! ぴゅーと千葉の吹き切れた呼ぶ子に駆けくる者は、 神垣よごろは赤垣玄蔵、 鈴久磯海十郎雷門、 三名が向かった北出と、 潜水をこだてに、 左剣をもって中段に右剣をもって上段に 二刀を使う小林が、 父に助立をして、 こうと言われた安倍は、 ああいや、その敵それなしにお譲りください。 さっき竹林に枠を譲るのと違って、 この人ならば確か、 三名は右左にのいた。 安次郎を斬ってまだ乗りさえ拭わぬまごろく、 えい! われにとって不足なしと小林は、 堀辺に向かいました。 今まで平八郎に向かっていた三人が、 安倍に助立でもするかといえばそうでなく、 皆この勝負いかがと見つめました。 小林平八郎と堀辺安倍と腕を五分とします。 お互いにわずか間隙を狙うです。 堀辺の隊に隙があったが小林平八郎、 えい! 踏ん込んだ右の足は凍れる雪につるっと滑りました。 隊が乱れたえたりと安倍たけつね、 えい! と斬りおろしたりとは、 小林の肩口より血の下かげて胸むとかすかに、 凍と雪の中に倒れたとき、 小林平八郎堀辺安倍をしとったりと。 このとき大石は傍らに吉田ちぐさえもん、 すかぎばんに寺坂きちげもんを置き、 庭にあってせせやめをくばりおりましたとき、 司教未練なる鳥居りえもん、 槍を持って大石のうしろに、 えい! 突き出したる槍を倉之助は隊を開き、 やは司教なり何やつなるかなを名乗れ。 おお! 助人の一人鳥居りえもんなり。 寺坂きちげもんが早くも渡した槍をとって倉之助、 下へと向かった大石はなかなか壮実に仕入れています。 ギアボンの突きくる槍、 がっ! からんでもいてえい! と告ぎたわ。 鳥居のなさき。 うーん。