講談;赤穂義士銘々傳「吉良邸討入」(十一)
- AI要約 (β)
- この文章は、ある出来事の詳細な描写を含んでいます。要約すると以下のようになります: 床の間にかけてあっただるまの軸を取り外すと、その下に隠し穴がありました。これは乳坂が工夫した袋壁で、そこに隠れていた人物が助けを求めました。大石はその人物に礼を尽くし、切腹を願いました。切腹の際、傷跡が残り、無念の血が田村庭園に残されました。形式的な切腹が行われ、首が打たれました。矢柄五十本が床の前に置かれ、これが宝として飾られました。平の家来がいない中、仇討ちが行われ、鬼が笑い声を上げました。大石の命令に従い、武士たちは前後を固め、橋を渡らずに兵隊が屋敷跡に向かいました。最終的に、十五年五月十四日に事件が終結しました。
- pid
- 1325952
- note
- 商品番号 : AK-818S, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講談
- genre
- 講談
- creators
- 一龍斎 貞山
- duration
- 189
- persName
- 一龍斎 貞山
- publisher
- コロムビア(NHK)
何の気なしに床の間にかけてある大きなだるまの軸。
ぴゃんっ!
取りましたらその下に使徒の便利が自由にできる大きな穴がありました。
これが乳坂が工夫した袋壁でした。
これに隠れておった木が小漬けの助けを敷き出した狭間、
呼ぶこの冬に集まる使徒人。
大石はかぶれるしころづき具をせざえもんに渡し礼を正しく。
もはや逃れぬところ御切腹を願います。
余は小漬けではない。
御死経に御座います。
電柱で切り付けたみけんの傷は三宅大見の神の栄干の金輪に留まり、
これは薄いからその後は残っていなかったと言いますが、
後ろから切った傷は三原塗っております。
この傷跡は残っておったんです。
至君託人の神が田村庭園に御切腹に用いられたる御無念の血を先に残る。
これを持って平の手に握らせ己の手を持ち添えて形式的なレダ腹を切らせ、
力が首を打ち白き綺麗にこれを包み矢柄五十本を床の前に乗せたのは御口の宝としておくべきものです。
これをお飾れば与党を押し込みと言われます。
勝ちの血!勝ちの血!
と三度。
喧嘩を入れた富の森すけえもん。
やあ、平の家来はおらざるか。
あこうの鬼が仇口をして木田殿の見しるしをあげて今敷き上げる。
平の家来は今入れざれば死人の仇を打つことはできぬの。
平の家来はおらぬか。
半球に矢を継がえて山の鬼が笑おう。
カーッに行くだけ。
二本張れがしたわ。
ワーッと高笑い。
大石の命令に従い老太に手尾を中へ入れ、
血鬼の武士は前後を固め、
両国橋は服部一郎へもんに留められ、
一爪からお船暮らしの大橋は渡らずして、
兵隊、元死人の屋敷あと鉄砲図、
それはあとに築地を芝高川と敷き上げました。
松平めでたき駐義の期間、
十五年五月十四日きら打ち切りその夜、
一石読み切り降壇といたします。