芸術的楽曲の解剖と鑑賞:ソナタ形式(三)(Beethoven Piano Sonata Op.13)
- AI要約 (β)
- この曲の構成について説明しています。まず、定小部から八点部に移る前に、最初の緩やかな序文が少し挿入されます。その後、急激に第一主題が再現され、八点部に入ります。八点部は第一主題の要素を含みながら進行し、終わります。次に副小部に入り、第一主題が終わり、随楽節に移ります。ここでは大きな転調はなく、中間角節に入ります。中間角節は最初のものと音調的に異なりますが、同様の構造です。副小部の第二主題は第一主題と同じ調子で書かれ、終わりに結尾の文章が続きます。副小部も第一主題の要素を含みながら終わり、再び最初の緩やかな序文が現れます。最後に、緩やかな部分が徐々に速くなり、第一主題が短く急激に示されて曲が終わります。
- pid
- 3571376
- note
- 商品番号 : 33338, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 芸術的楽曲
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- Beethoven[作曲], 山田 耕筰[講師], ウイリアムズ・マドック[ピアノ]
- duration
- 212
- persName
- Beethoven, 山田 耕筰, ウイリアムズ・マドック
- publisher
- コロムビア(戦前)
定小部から八点部へ移ります前に、この曲の最も初めに現れました部分の緩やかな序文がごくわずか挿入されます。
そして、この緩やかな音の歩みは、急激に第一主題を呼び起こし、八点部となるのであります。
八点部は、お聞き及びの通り、第一主題の面影を伝えております。
第一主題の片鱗を仕切りに見せながら、八点部は終わりを告げます。
副小部に入りました。第一主題、終わり、随楽節。
ここでは、転調をする必要が実はないのであります。
そして、大きな転調なしに、直ちに中間角節に入ります。
この中間角節は、まったく最初のものと音調的な差はありますが、同様であります。
副小部の第二主題、それは第一主題と同じ調子に書かれます。
第二主題の終わり、結尾の文章。
そしてさらに、第一主題の面影を伝えながら、副小部は終わりまして、
さらに、曲の最初に現れました緩やかな序文が、またここに加えられてまいります。
しかし、この緩やかな部分も、やがてその歩みを少しずつ早めまして、
最後に第一主題を極めて短く、また急激に示して、その曲を結んでおります。