自作短歌朗読:前田 夕暮
- AI要約 (β)
- この詩は、自然の風景と感情を織り交ぜた描写が特徴的です。霧が晴れた山や、日の光が反射する山のふもと、空の色が薄青く映る様子が描かれています。詩人の悲しみは静かに表現され、ひまわりが金色に輝く様子や、春の訪れが感じられる風景が続きます。朝風に吹かれる青樫の音や、外海の寒さ、木の下で子供を見守る様子、そして大山木の花や蓮の花が描かれています。最後に、炎天下の道や濁った川、土から湧き立つ虹が詩の締めくくりとなっています。
- pid
- 3571565
- date
- 1939-04
- note
- デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 商品番号 : 33623, 自作短歌朗読
- year
- 1939
- genre
- 文学作品の朗読、解説
- creators
- 前田 夕暮[作詞], 前田 夕暮
- duration
- 161
- persName
- 前田 夕暮
- publisher
- コロムビア(戦前)
霧あがってはるれば山は 薄色の愛を流しぬ日の色悲しい
陽の反射激しき山のふもとゆき 黒き籠りふかぶかとさす
息の上に空が移りて薄青し 我が悲しみは静かにどうもゆ
ひまわりは金の油を身に浴びて ゆらりとたかし日の小ささよ
春は咲き節雲の流れ大空の色 より寒く練りたるかも
朝風に吹きあふらる青樫の さやぐを聞けばすでに春なり
なぎあかきあげしおときの外海に 寒ざむとして日は一ついる
木の下に子供を近寄りうっとりと 見ている花は大山木の花
蓮の花もてる裸の同時て 炎天の道に我らを見たり
出水川から濁りて流れたり 土より虹は湧き立ちにけり