詩朗読:詩の金堂
- AI要約 (β)
- この文章は、居山市にある「百軸甲」という場所について述べています。百軸甲は、死に憧れる心と生死の道を象徴する場所であり、その庭は浄土のように美しく、豊穣を守る生垣に囲まれています。庭には松、杉、茅などの木々があり、中央から電車でわずか七八分の距離にあります。この場所は大日如来の礼地とされ、死を記念し、永劫を象徴する場所として描かれています。訪れる人は煩悩から解放され、心の平安を得ることができるとされています。
- pid
- 3571576
- date
- 1940-03
- note
- 商品番号 : 33654, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 詩朗読
- year
- 1940
- genre
- 文学作品の朗読、解説
- creators
- 野口 米次郎[作詞], 野口 米次郎
- duration
- 176
- persName
- 野口 米次郎
- publisher
- コロムビア(戦前)
死の今度、居山市の厚さに栄える百軸甲あり、
その幹、その枝は葛泰の擦り込みの手に似たれど、
死に憧れる赤き心に方針の喜びあり、
蝉は衆の祈りを地上に降らせど、
百軸甲は黙然として生死若滅の道に生きる。
ああ、百軸甲の庭は家物の浄土となり、
豊穣を守る周囲の生垣を見るに、
憲章我にあるの自信あり。
庭には松、杉、茅で、キャラの木八つで、
一生花を知らざるあすなろ、
竜の髭一つ葉、木刀の内に府県の家市を練る。
ここ、中央を去るわずか電車で七八分、
川の渡るべきなく山岳の高きなけれど、
勘ずるに大日如来の礼地なり。
我ここに死の近藤を立て、
永劫を記念し、死亡首相を加持して、
万田羅の世界に引き入れんとするなり、
我に微妙の言葉なけれど、
心に鉄を溶かす情緒あり。
人もし我が礼地にいらば、
必ずや煩悩即母体の順理に目覚めるなるべし。
夢疑い給うな、穴賢い子。