朗読:ハムレット(生死疑問独白の場)(四)
- AI要約 (β)
- この文章は、神々に対して元の状態に戻してほしいと訴える内容です。人々が偽りの顔を作り、踊ったり、いたずらをしたりしていることを神々は知っており、その行為が原因で混乱が生じていると述べています。縁組はもう行わず、既に縁組した者も一人を除いてそのままにすることを決めています。世の中の女性たちは、誓言を破ったために一味違う存在となり、以前の気高い姿や音色も失われてしまったと嘆いています。
- pid
- 3571946
- date
- 1933-11
- note
- 商品番号 : 35390, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 朗読
- year
- 1933
- genre
- 文学作品の朗読、解説
- creators
- シェイクスピア[作詞], 坪内 逍遥∥脚本, 坪内 逍遥
- duration
- 144
- persName
- シェイクスピア, 坪内 逍遥∥脚本, 坪内 逍遥
- publisher
- コロムビア(戦前)
神々様、お正規に戻して賜ります。
そちたちが、紅にお白いで塗りこぐり、紙の下された顔のほかに別の面を作るということも、よく聞いて知っておるぞ。
踊る、品をする、甘たれる、紙の作らせられたものにあだ名をつける。
いたずらをしても、不死だろをしても、何にも知らぬ意義、謎と言い抜ける。
もうもう官人がならぬわ。
俺はそれがために気がちごうた。
縁組はもうさせぬぞ。
すでに縁組したものは、ただ一人のほかをそのままにさせておく。
世の者は、今のままで一生を贈ろうぞ。
さ、てらい。
甘になれ。
さ、さらばじゃ。
おお、小屋のお気高いお心も、もうあのように狂ってしまった。
伝承人のまみつきに、博士の弁説、物の不の討ち物は、
国の華よ、すえすえの力よと皆人に頼まれなされて、
宮城のががびとも、しつけのかたともあがめられていらせられたに。
もうもうだめじゃ。もうだめじゃ。
なまなか天の額のような、御誓言の密をすうたゆえ、
世の中の女子じゅうで、一味きない身となったお。
さがりの花のお姿も、長蘭の嵐にしおれ、
気高いお心も、調子はずれにあらわらしを振り合わせた筋のように、
ゆかしかった音色の名残もない。
何たる今よ、以前を認めて今を見ると。