マダガスカル・シドニー強襲について(三)

AI要約 (β)
この文章は、日本が敵対者に対して強力な攻撃を加える一方で、味方には友情を示すことを強調しています。また、アメリカとイギリスが日本の実力を過小評価し、その結果として内輪揉めや混乱が生じていることを述べています。特に、アメリカでは政府の無能さが批判され、イギリスでも指導者が非難を受けている状況が描かれています。全体として、日本の強さとそれに対する西洋諸国の誤算を強調する内容です。
pid
3573796
date
0000
note
商品番号 : AK-525, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出英夫
duration
221
persName
大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出英夫
publisher
ニッチク
合衆にして数字にわたる日本の傾国を当官に負し、 与えられた数ヶ月の余裕を無駄に過ごし、反省の形跡認められなければ、 第三化が合衆の平和境を見舞い、 合衆は全く取り返しのつかぬ人らの地獄となるでありましょう。 日本は敵に回る者に対しては恐るべき猛攻を加えることは、 すでに戒戦以来実証されたとおりであり、 味方となる者に対しては温かい友情、健常な態度をもって当たることは、 これまた事実をもって立派に証明されているのであります。 ご承知のとおり、普通院におきましては、 賢明なる政治家が英米を頼らず日本と提携して戦いを避けたために、 現在のように安全にして豊かなる文化生活を享受しているのであります。 これに反し、来院はいかがでありましょう。 当てにもならぬ米英王を命の綱と頼み、日本の実力を誤算し、 日本との提携忠告を受け入れなかったため、 日本がひとたび攻撃を決定した後は、すべては後の祭りとなり、 中東における幸福も白旗も何の役にも立たず、 今日、乱人は世界のどこにおいても、 また誰からも相手にはしてくれぬ、 ふるさとなき愚弄の民、成り果てたのであります。 この実例こそ、合衆に対する言葉による、 百万の中国にも勝る現実でなければなりません。 最近になりまして、ようやく米英の国民は、 自国政府の宣伝に惑わされて、 日本の実力を過小に評価していたということに気づくとともに、 北角市に隠されていた哀痛敗戦の事実を知るに及んで、 今更のように狼狽し、自国政府の無能ぶりを責め立て、 さらに米英ともにお互いに誹謗し合って、 深刻なる内輪揉めを演じている有様であります。 すなわち、アメリカにおきましては、さすが戦争に呑気な国民も、 三国会開戦の敗北に気が付き、 当局が沈黙を守るのはいっぱい血にまみれた勝者であるとし、 ニューヨークタイムス氏のごときは、 もし連合国側が勝利を博しているなら、 当局はなぜ沈黙し公表を遅らせるのかと、 何じており、シカゴ・トリビューンのごときも、 イギリスはアメリカを押してロンドン政府の政策に猛獣せしめんとする、 狼狽極まる行動をとっている。 特に最近のアメリカの世論は、イギリスの指導による暴略世論である。 論じても、早イギリスのお先傍は御免だと訴えているところであります。 一方、イギリスにおきましても、 チャーチルが豪豪たる国民の非難に応えて、 戦争の結果は神様だけが知ることであり、 天才でなければ誰も戦争を左右することはできないと、 例のように涼しい顔で澄まし込んでいるのに対し、 前陸軍大臣ベイシャーは、 ABCD対日のフォイジン必勢に暗躍したダフ・クーパーのごときも、 イギリス帝国の父を指摘し、 他年日本にいた新聞記者ヒュー・バイアスのごときも、 日本の実力を過小評価するなと警告しているなど、 その狼狽ぶりがさせられるのであります。 ご視聴ありがとうございました。