マダガスカル・シドニー強襲について(五)
- AI要約 (β)
- 要約:英国艦隊がインド洋に進出しても、日本側の戦略に陥ると信じています。欧州第二戦線に集中している間に、日本海軍はインド洋で自由に活動できるでしょう。イギリスは二重の困難に直面し、チャーチルのような政治家が海軍の作戦を左右する限り、失敗を重ねると予測しています。英米海軍の指揮官は政治家の影響で効果的な作戦を立てられず、敗北を続けると考えています。
- pid
- 3573798
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-526, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
- year
- 0
- genre
- 文学作品以外の朗読、解説
- creators
- 大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出英夫
- duration
- 101
- persName
- 大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出英夫
- publisher
- ニッチク
いずれ、英国艦隊もたまりかねて、インド洋の東へ突進して参るでありましょうが、
この遜州のいわゆる奮兵、これこそは毎度申しますとおり、我が方の思う壺でありまして、
第二、第三の我が術中に陥ることと信じます。
さらに、英米の故障するように、欧州第二戦線などを悠長にやっている限り、
帝国海軍は独意にこうして、インド洋を徹底的に荒らし回るでありましょうし、
インド洋に兵力を集中してくれば、前に申しましたとおり、我が術中に陥るのは必然でありまして、
イギリスは震帯両難と称すべきであります。
チャーチルのごとき政治家が、イギリス海軍の倒水を左右しておる限り、
イギリス海軍の作戦は、前大戦のダラネルス攻略の大失敗や、
今時大戦のマレー海戦、あるいはセイロンの敗戦のように、
失敗に、すぐに失敗を重ねるであろうことは、
昔から兵術の原則がこれを今占めておるところでありまして、
倒水圏問題のカガミス氏のもそこから来ておるのであります。
英米海軍指揮官も、実は気の毒な点もあるので、
チャーチル、ルーズベルト等の政治家が、作戦を実質的に左右しておる限り、
作戦的の良い手が打てるはずはないのでありまして、
これに気づかざる限り、英米の海軍は省略の一頭をたどるものと、
信ずる次第であります。
終わり。